我が家は食事にこだわっている方で、全体の、あるいは都市生活者の上位5%くらいには入るんじゃないかと思う。
が、なんだかどんどん料理自体はシンプルになり、素材に力を入れる方向に進んでいる。
これって伝統的な日本の農家の食事に近づいているだけだよな。手作り野菜とか手作り味噌とか。
これに釣ったアジでも加えれば、半農半漁の伝統的スタイルとなるが、そのあたりを理想としているのかもしれない。
江戸末期あたりの日本の漁村って、ずいぶん美味しいもの食べていたのだろうか。
娘の保育園の夏祭り。
親バカなのでうちの娘が一番可愛いだろうと思っていたが、どの子も可愛らしいな。
さすがに浴衣姿は女の子のほうが目を引くが、男の子も可愛い盛りだ。
ひょっとすると、うちの娘は踊りの才能が劣っているような気がする。 盆踊り見てると年齢と共に上達するのが全般的傾向だが、うちの子は下剋上されているような。 特に緊張して動けないわけでも無さそうだし、振り付けも一応覚えている感じではあるのだが。
まぁ親の才能から推し量っても、才能が無い可能性のほうがずっと高いだろう。 ダンサーになりたいとか言い出しませんように。
地域の夏祭りもやっていたので、そのまま保育園の友人と共に夏祭りのハシゴ。
特に何したわけでもないが、楽しかった。お祭りって小さいころから好きだったが、魅力の大半は雰囲気のみだよな。
子供は疲れて眠ったが、保育園の夏祭りも地域の夏祭りも、中途半端に少し腹に食べ物入れたくらいの感じだ。
帰宅後、妻と晩酌。
祖母は生命エネルギーの塊みたいな偉大な人物だと思うが、さすがに百歳となり老化も目立ってきた。 いかに長寿とはいえ人類最高齢を更新する可能性はそんなに高くないだろうから、一緒に居られる時間はそれほど長くないだろう。
一方、うちの乳児や幼児も、これはこれで生命エネルギーの象徴みたいな感じだ。
生物として最も成長する段階にあり、周囲の人々の助けも必要にしている段階でもある。
親たちのみでなく、電車や食堂で居合わせた程度の他人からも容易に笑顔を引き出すのだから大したものだと思う。
その存在は、苦労も喜びも皆でシェアすべきなんじゃないかと思う。
ということで、祖母のところに遊びに行った。ついでに墓参りも行けてちょうど良かった。
一つのゲームが、全国津々浦々どころか、洋の東西を問わずに街の風景を変えた。
僕はポケモン世代じゃないしスマホも持っていないので、直接的にはほとんど興味も関係もないが、ゲームとして、というか商売として、嫉妬を覚えてしまうくらい素晴らしいビジネスモデルになっているようだ。
一頃流行ったような射幸性を煽るようなものではなく、安心して皆が楽しめ、社会的意義も謳え、しかもすごく儲けられるような。
これだけ老若男女が幅広くやるゲームってそうそう無いよな。
僕の生活に直接関係が出てくるのは、歩きスマホが目に見えて増えたことだ。
ポケモンやりながらけが人死人が出るアメリカ人のニュース見て、あいつらバカだなと思っていたが、これは他人ごとではない。
チャリンコで通勤しているときも、車の運転している時も、事故の被害者にも加害者にもなる危険性が上がったようにも感じる。気をつけなければ。
しかしふと思ったが、歩きスマホを抑制するプログラムなんて簡単に作れそうなのに、何でやらないんだろ。
スマホには各種モーションセンサついているのだから、移動中に操作・閲覧されているかを判断するのは可能だ。その結果としてポケモンを探せるのだから、歩きスマホしているか否かの判断はすぐにできるはず。
それじゃ不便、ゲーム性が減る、というのもあるのかもしれないが、実際に事故は発生し、非スマホ利用者、ゲームユーザー以外にも損害を与える可能性を増やしている。
ゲーム性を減らさずに安全性を高めるバランスどりは必要だろうが、そんなのは単に実務を進めるだけだ。アンドロイドやiOS側で規制をされる前に、自前で対策を始めた方がポケモンにとって有利だと思うが。
車の助手席や公共の交通機関でスマホが使えなくなると不便という声も出るかもしれないが、それはそれで新たなサービス、ビジネスチャンスを産むだろう。
このゲームは、相当優秀な人たちが作っているのだと思う。当然、上記のようなことを考えてない訳はないだろう。
なぜ実施しないか。一つは、世の中の反応を見ているんじゃないかな。ユーザーの利便性を損なう機能を実装するには勇気が要るし、それが直接自分たちの利益につながるものでなければ尚更だ。ユーザーが受け入れそうな状況になったらリリースしてくるかもしれない。
だから我々は、そういう声をあげた方が良い。ピカチューにひき殺されるような事態は、誰だって嫌だろう。
悪意的な解釈も可能だ。
ポケモンGoが広告よりも一般ニュースで知名度を上げているのは明白だが、その中には当然「ポケモンやっている人が転んだ、事故起こした」というのが多い。
これは単に「新しいゲームが発表された」よりもニュース性があり、皆が注目をする。
ネガティブなニュースとはいえ、ゲーム普及にはプラスに作用しているだろう。
歩きスマホ対策を完璧にするよりも、マヌケなユーザーが少しくらい事故起こした方が、ピカチューにとっては有利な状況となる。
長期的にはそれでは長続きしないし、志の高いピカチューにとっては、そんな容疑かけられるのも迷惑なはずだ。
だからまぁ、早く対策してくれよ、というのが僕の意見。
息子の寝かしつけでそこらへんを散歩していたら、羽化している途中の白いセミを見た。 ちょっと得した気分。
毎週金曜日はカツオ食べている。
漁師料理の傑作、氷水と味噌で締めたかつおはシーズン中に何度か食べたいが、僕が早めに帰ってくる金曜日に食べるのが合理的だというのが妻の弁。
確かにカツオって土曜日に行く市場で買うことも少なく、金曜日のメニューという感じはする。