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2016/7/9(土)

昼食後、妻の実家へ子供たちを連れて行く。
妻は女子会後に新幹線で追っかけてくる。東名の事故渋滞による遅延時間程度、赤子は泣いたが、まぁ比較的順調に晩飯前に到着。

婚家が婿に期待することなんて、孫を作ってたまに遊びに連れてくることくらいなんじゃないかと思うが、まぁ最低限の義務は果たしてるんじゃないかと思う。

新作ビールは夏らしく割と爽やかな出来。初収穫の自作とうもろこしも結構ちゃんと美味しい味がした。

2015/7/10(日)

妻子を預け、数日間の独身生活。 とりあえず調子の悪い船のエンジンを何とかせねば。

前回発症したのは2つ。異常なビルジの量と、右舷エンジン回転数が上がらないこと。 落ち着いて考えれば、プロに頼む前にできそうなことはいくつかある。

まずビルジ。船底に穴が空いたというよりは、状況的に海水ポンプのあたりが原因だろう。冬の間にインペラ交換したが、その作業の何かがまずかった。

分解と動作確認を繰り返し、問題二つ発見。海水経路に壊れたインペラの破片が2,3漂っていたのと、海水フィルターのゴムパッキンのはめ方が間違っていたこと。
原因が分かれば対処は容易だが、気づかずにロングクルーズをしていたらえらいことになった。

エンジン回転数が上がらない原因は、予想通りターボの固着。前回も気づいて治したつもりだが、ちゃんと治ってなかったみたいだ。 幸いまだ軽症なので、油さして固着なおし、回転数も上がるようになった。 エアフィルターも詰まりぎみなので、対処すべし。

ということで、いつになく順調に二つの問題を解決。 夕方の東京湾を快走できた。

これで致命的な問題はやっつけたが、まだ症状はいくつかある。
一つは左舷エンジンの方も回転数が上がりきっていない。こちらはターボででなく、燃料系統を疑っている。燃料フィルター取り替えてみよう。

もう一つは以前からある症状で、しばらく最大回転数で回していると水温警報が出る。 水温計は正常値なのだが、警報器自体の故障なのか。冷却系統が全体的に動脈硬化を起こしているのか。どちらも疑わしい。

エレクトロニクス化される前のエンジンなので、素人でも歯が立たないわけではないところが悩ましい。すげー頑張れば、半分くらいのトラブルには効果がある。
が、ボルト一本外すにも、さび付いていたり作業性がとても悪かったり。経験も不足しているので、試行錯誤も多く、効率が悪い。
プロに頼むと金もかかり、ノウハウも自分に残らないので、手の届く範囲は自分でやりたいが、貴重な自由時間に整備ばっかりしてるよなぁ。

2015/7/11(月)


帰宅すると、娘が「パパお帰り」と駆け寄ってくるような生活。 幸せなことこの上ない。
家で待っている人が居るというのは、幸福で、重いことだと思う。

一方、就職して一人暮らしを始めたときに感じたのは、同居する家族が居ないことの自由さだ。 どこで何しようが、とりあえずリアルタイムに心配されることはない。 野垂れ死んでもすぐに気づかれないかもしれないが、少しでもやりたいと思ったことは、何の気兼ねもなく実行できる。
自由と幸福が相容れない領域というのもあるのだろう。

まあ年食ってきた大人なので、別にどちらかを突き詰める必要はなく、一日数時間でも、年間数日でも、ちょっこり味わえれればずいぶんと気持ちのバランスはとれる。

2015/7/12(火)

2016/7/13(水)


妻子が帰ってきた。
子供たちは不機嫌らしく、ぐずり泣きの大合唱。否応なく、帰ってきたことを実感する。

子供の相手をしているうちに、10年くらいあっという間に過ぎるのだろう。

2016/7/14(木)

2016/7/15(木)

「今日のごはん」書いて十年超。当初はけっこうリアルタイムに書いていたが、1、2週間分溜めることはザラだ。
自分で作る料理というのは1,2週間前でも結構詳細に思い出せるものだが、罪深いもので作ってもらった料理って2,3日程度しか記憶に残らない。

また、自分で作る場合でも、「これ作っておいて」と準備されたものを作るだけだと、やはり大して覚えていない。
「何作ろうかな」という過程、より詳細には「この食材が残っていて、そのうち今日使いたいのはこれで、今食べたいのは○○系だからこういう料理にしよう」という思考の過程が記憶に残るのだと思う。

記憶に残っていないときは、写真でもあれば良いが保育園の連絡ノートに書いていたりすると、それを転記したりする。
そこまでして続ける意味もわからんが、まぁ惰性だろう。エンジニアの修正として、とりあえずデータ取り続けてるだけかもしれない。


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