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2016/6/11(土)

近所のお散歩スポットにあじさい寺というのがある。
借りている農園も近く、良い季節なので初めて行ってみる。

お寺なのでやはり丘陵にあり、自転車漕ぐのは一苦労だが、確かに良いお散歩コースという感じ。アジサイは何種類くらいあるのかな。先々週のバラに負けず劣らず多品種の花盛り。

娘はやはり、どんなに綺麗でも動かないアジサイよりも、ダンゴムシ探すほうが好きなので、どこに散歩に行くかというのは完全に親の都合。


アジサイの服着せて喜ぶのも親の都合だが、おチビさんでもお洒落は結構喜ぶ。

たまには妻にも息抜きさせた方が、夫としてもストレスが少ない。 妻の趣味というと、山登りのできない今となっては、食べることとお酒を飲むこと。
近所のバーに友人呼び出して飲みに行くことにしたようだ。

ただ、そうなると娘は動揺する。やはり、自分を置いてママが出かけるのは寂しいらしく、昼寝から覚めるとママがいない状況で、15分ほど涙をためてジッと我慢していたものの、ワーンと泣き出した。
一通り泣いて落ち着いたら、その後はハシャいで遊ぶ。カラ元気かもしれないが。

まぁ少し哀れではあるが、四六時中ママがいないと落ち着かないというのもなぁ。昼間の同じ程度の不在はそれほど問題がないので、慣れの問題だろう。いつもより父に甘えてくるので可愛くもある。
息子はまだワケ分かんない感じで、しばらくおんぶしたら眠る。まだまだ小動物ちゃんという感じなので楽だ。

2015/6/12(日)

娘の保育園の同級生たちと公園で遊んだ。
やはり子供同士で遊ばせると親は楽だ。一緒に砂山作らなくて良いし、水くみに行かされるのもちょっとで済むし。

子供が親とベッタリ遊んでくれる時期なんて、そう何年も無いだろう。それは分かっている。
が、ベッタリ遊んでいると、案外写真も撮れなかったりするし、毎回一緒にダンゴムシ何十匹も捕まえなくても惜しいとも思わないし、近くで見守るくらいで良いんじゃないかと思う。

2015/6/13(月)

2015/6/14(火)

息子のつかまり立ちは日に日に安定してきて、食卓を皆で囲めるようになった。 今、何でもとにかく目新しいものをつかんで口に入れちゃう

2016/6/15(水)

弊社の交通の便の悪さと、中途半端な打ち合わせ時間の設定のため、朝2時間働いて、昼から外部で2時間打ち合わせで終わりという、なんだか働く時間の短い一日。
しかしその一日で、大きな驚きが3つあった。

一点はこれから始まるかもしれない業務の内容、一点は我が家の家庭事情のことなので、共にネット上の日記に書くような内容ではないが、どちらも俄には信じがたいような好条件が舞い込んできて、嬉しいというよりビックリして考え込んでしまうことで共通している。
どちらもまだ情報の段階だが、マルチサイドビジネス、多人数ゲームの一プレイヤーとして、こんな好都合なチャンスがやってくるものなのかと疑ってしまうような。
まぁ、今後リソースかけるにしろ、見送るにしろ、冷静に淡々と決断していこうと思う。

残り一点は昔の仕事に関わるお話。
こんな製品が発売されているのを見て、非常に驚いた。

自動ジンバル機構内蔵の高画質カメラ。中国のドローンメーカー、DJIから発売されていた。ものすごく手ぶれに強い動画撮影用カメラ。

転職しようと思った理由は、考えすぎると身体に悪いのでそんなに整理していないが、この製品が今中国メーカーから出てきている現実も、転職思い立つネガティブな側の原因の一つを表しているなぁ。

僕は当時、手ぶれ補正技術を生み出した組織の、技術の最前線の担当者に位置していた。 当時僕が将来像として感じていた技術コンセプトが、このDJIの製品は高いレベルで具現化している。
DJIなんて、今や世界が注目する長急成長メーカーだが、僕が手ぶれ補正の特許乱発していた頃は、零細企業立ち上げたか何も無かったかくらいのはずだ。

お家芸のお膝元で出し抜かれた感じ。はるかに有利な立場に居たはずだが、不戦敗している。
何万人の大組織の中で誰が抜かれたかって、僕が抜かれた感じだ。
全力尽くして戦って負けるなら、まぁ諦めはつく。が、戦いの場に立たせてもらえなかったというか、戦いの場を選ばせてくれなかったというか。

実際には、情報集めただけで開発の手は動かしていない。
手を動かしたのは、従来技術の延長上にあるような方向性。一番どっぷりつかっている担当者が、特にメリットを感じられないまま、特許を乱発していた。やっぱりそんな特許は、審査請求出してもらえなくても仕方がない。活きる場所もあるはずではあるんだけど。

こっち方向なんじゃないですかという提案は、良いとも悪いとも言われずに自然消滅し、特に議論もなく、内部事情だけで決まった方針が降りてきた印象だ。

もうちょっと僕に発言権を与えてくれれば、この製品は新興中国メーカーの、しかも周辺他業種のロゴではなく、日本の最大手カメラメーカーから発売されたはずだ。調査するだけでも面倒くさくなるような特許群と共に。
消費者的にはどちらが幸福なのかは分からないが、最大手から出すことで生まれる価値もあったはずだとも思う。

好き勝手できるほどの発言権を得るまでには、組織が大きく何年かかるか分からない。 今は時期ではないのだろうかとチャンスを待っていると、エンジニアとして能力を発揮できる年代が終わってしまう。 そのままぬるま湯でたゆたい続けるには、余生が長すぎる。

職種も扱う製品も面白かったし、職場の仲間も優秀な方ばかりで楽しかったが、何となくそんな閉塞感も確かに存在していた。
あんまり未練を感じていないのは、そんなところにもあるのだろう。

2016/6/16(木)

2016/6/17(金)

共同研究を行っている大学との定例。思ったよりも計画通りに進捗していた。
ゼミのイベントで釣りを計画しているらしい。何かしら協力せねば。


畑の収穫物だ

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