今年の春先に船を動かした際、エンジンの調子が良くなかった。
どこが悪いかチェックしないとなぁと思っていたら、今度は妻のお腹の調子も悪くなり、しばらく船のエンジンを診るどころではなくなった。
ようやく最近落ち着いてきたので、夏休み前に動かせる状態にしておきたい。 妻子は置いていくつもりだったが、娘は抜け駆けを許さない。そういえばマリーナには幼児用プールがあったので、そこで遊ばせておけば丁度いいだろう。
分かる範囲でのエンジンチェック。ちょっとくらいのトラブルで、すぐにプロに修理を頼んでいると、いくら金があっても足りなくなる。
燃料系統に異常発見。油水分離機に水が溜まっている。数年前のシーズン始めにも経験したことがあり、燃料タンクの隙間に結露すると水が入ってしまうと言う。
対処法は、そのときになんとなく覚えた。油水分離機から水抜いたのちに、手動ポンプで順番にピストンまで空気を抜いていく。
作業終了後、陸上でのエンジンテストは問題なく動いた。が、前回乗ったときの症状は、アクセル入れると黒煙が出るばかりで出力が上がらないというものだ。高負荷下での酸素不足を示唆しているが、それが燃料検討の水混入と関係があるのか。
ボートに高負荷をかける必要がある。すなわち、テストクルージングだ。
ちょうど妻子も来ているので、30分くらい走らせてみる。
動いた。順調だ。
ボートを入手して数年経つが、それほどコンスタントには乗れていない。たまにしか動かさないと、トラブルは増える。快調に動いているだけで結構嬉しい。
本日も、今季の最高気温を更新するような猛暑。だが海の上は別だ。海水温は30度にも届かないはずで、20ノットで飛ばせば風も気持ち良い。
夕方に向かってどんどん波が高くなりそうだが、昼の時点では巡航速度出せる程度。
割と順調に船が治り、家族で軽くクルーズも楽しめ、良い一日だった。
夕方から娘の保育園の夏祭り。
保育園の先生方の有能さといったら、どう表現していいのだろう。
チビ一人を一日面倒見るだけで、けっこう大変な作業だと思うのだが、それが何人も居る。そしてその合間に各保護者に対して日誌書くこんなイベントの飾り付け、工作までやってこなす。
いろいろなアトラクション作ってチビたちを楽しませるが、それらが全部手作りだ。チビたちの労働力使っているとはいえ、何しろ相手は乳幼児。基本的なところは先生たちが準備しているのだと思うが、毎日残業してやっているのだろうか。
盆踊りも身体が覚えるまで練習させているようだし、すごいなぁ。
保育園の夏祭りでは軽食が出るが、一食と言うほど量は出ない。帰ってパスタをゆでるくらいで丁度いいか。
こうも暑いと、日曜日をどう過ごすか考えてしまうが、娘は皆で電車に乗りたいらしい。
元同居人がアンパンマンミュージアムの近くに住んでいるので、どちらがついでなのか分からんが、同居人の家と両狙いで遊びに行く。
アンパンマンミュージアムは、テーマパークとグッズ屋さんの中間くらいのような感じだろうか。 ミュージアム本体も別にあるようだが、入場券買うほど気合は入っていないので、そこらへんでやっているショー見て、ちゃらっと買い物すれば良いかと。
しかし暑い。
きぐるみの人たちはさぞかし暑いだろうと思うが、大の大人がものの十数分すわりながらショー見るだけで日射病になりそうなところで、子供たちはさらに興奮して跳ねたりするのだから、心配になってしまう。
暑さも驚愕だったが、アンパンマンの主題歌うたっている人たちにもビックリした。
こんな長寿子供番組の主題歌うたっているなんて、ひっぱりだこの良い商売だなぁとか思って検索してみたが、アンパンのほとんどの歌を担当する双子姉妹デュエットというあたりまでは良いとして、その年齢がすごい。子供番組の典型的なおねえさんスタイルの見かけとは裏腹、サラリーマンでいえば定年を意識するくらいの年代。
確かにアンパンマンのアニメって20年位前からあるもんな。20年間アンパンマンから元気もらい続け、アンパンマンの登場人物と同様、年齢の増加を拒否し続けている。
我々のような通常の人間はそうも行かず、暑さに参る。元同居人の家に遊びに行き、冷房の効いた部屋でポトフをつまみにビールいただいた。
うちの娘より一歳下の子が、ずいぶんと食欲旺盛で驚いた。
今日もお昼はたくさんご馳走してもらったので、晩飯は軽めで。
風邪ぎみだ。妻経由か、娘から移ったか、家庭内で夏風邪が流行っている。
僕にまで移ることは多くは無く、大して警戒していなかったが油断だったようだ。重症化はしなさそうな雰囲気だが、地味に辛い。
人に何かやってもらうよりも、自分でやるほうを長いこと好んでいたように思う。
が、仕事から帰ってきて娘の相手しながら、妻に冷やし中華作ってもらうのも悪くないなぁと思うようになって来た。
一方、他人にやってもらうと逆に面倒くさくなるものもあることは確かだ。
長いこと、特許の明細書原稿は自分で書くように育てられてきたが、今の会社では弁理士さんが書いてくれる。
そんじゃあ任せてみるかと頼んだところ、気に食わない箇所が続出。その発明の技術に関する基本的な知識が欠落していたようなので、根幹から修正しなければならなくなる。
こちらが最初に提示したクレーム案が改悪され、それを再度修正するのだからあまり気分の良い仕事ではない。
そりゃあ自分の力だけで進められる仕事には限界があるとはいえ、全然知らない人を頼りにするのもなぁ。
中には、すごく頼りになる弁理士さんも居るとは思うのだが、一、二回打ち合わせしただけの相手となるとどこまで信頼できるのか分からん。発明提案って神が細部に宿っているかが重要になってくることが多いので、それら細部の詳細を他人に伝えてやってもらうくらいなら、自分で最後まで書き上げたほうが早いような気もしてくる。
月曜、火曜は割としっかり風邪気味だったが、だいぶ楽になってきた。
症状の進行が早いので、明日あたりは全快だろうか。「今日のごはん」も書く気になってきた。
仕事の作業の中では、やはり設計をしている時が一番楽しいと思う。人マネの設計じゃああんまり面白くなく、新しいコンセプトが実現しそうになってくるとワクワクしてくる。
が、新しいアイデアがあればモノが動くかというとそうでもなく、細かいところまで失敗しないように形作る必要がある。そういうのを図面に盛り込んでいくのってそれなりに時間がかかるが、会社に居る時間の何割かは大して重要でもないような雑務にとられる。
細部の完成度を上げていくのに割ける時間って案外確保するのが難しかったりする。
「設計が楽しいのでツマラン会議は欠席します」とか広言するのもどうかと思うし。
妻が夏バテ気味。娘は常に走り回るので、夏バテかどうかよく分からんが、食欲が無いところを見るとそうなのかもしれない。(ただのワガママかもしれない)
このところ、だいぶ冷房に頼る生活になってきた。今年は寝ているときも冷房つけている。