今週末は大して予定無いし、妻の安静命令も完全に解除されたので、外食でも行こうと言うことになる。 いくつかの候補は予約取れなかったので、いっそのこと築地まで行ってしまおう。久しぶりに穴子丼が食べたい。
友人1人誘って昼酒。我が家から築地へのアクセスは少々面倒だが、芳野さんでの食事は、毎回満足度が高い。
新メニューが少し増えていたが、やはり定番の穴子丼のほっこり感がこの店ならではのものだと思う。
そりゃあ築地には美味しい寿司屋も多いが、もっと高くて量が少ないからこの店の存在価値はさらに高まる。
築地の場外で買ってきた魚を食う。ひらめは食べごろな感じで美味かった。
車やチャリなら十分くらいのところにある大きめの公園でピクニック。 特に予定の無い週末に毎回候補に上がるが、訪れるのは一年ぶりくらいだ。
梅雨空は去り、何だかやる気のでるような快晴。5月の暑い日よりさらに暑いが、盛夏ほどの蒸し暑さには至らず。
この公園は河岸段丘の地形変化を利用しているので、水の流れがある。その水流のお陰か、豊富な森のせいか、木陰に入ると大変心地よい。
そして、その水流でのザリガニ釣りがえらいこと盛んだ。
我々もそのつもりでスルメなんか用意してきたが、ここまで皆やっているとは思わなかった。老若男女、ほぼ全員と言っていいくらい、棒切れなりタコ糸なりリール竿なり、何らかの対ザリガニ装備を手にしている。
さすがに思春期の若者は姿を見かけないものの、女性でも十才くらいの子は一生懸命ザリガニ狙ってたし、若いお母さんも子供と一緒に釣り上げていた。
園内のあらゆる小川、池に分布しているようだが、密度に濃淡はある。
最初に選んだ池のところでは大きな魚類反応があってびっくりした。
鯉にエサ持っていかれる。ザリガニのエサとりとして鯉が回遊している。スルメ結んだだけの仕掛けで、鯉を寄せられる訳ない。
ちょっと上流の田圃みたいな遊歩道のところでよく釣れた。
数を上げるにはタモ網があると良いが、無ければ無いでゲーム性はあがる気がする。
エサを投げ入れて上から見ていると、だんだんザリガニが寄ってくる。
スルメにザリガニが乗っても、警戒しているときは竿を上げてもエサを離してしまうが、スルメの魅力に逆らえなくなったタイミングで上げると、見事釣り上げられる。
見釣りができるので結構楽しい。
小さくて赤くないやつも、たぶん全部アメリカザリガニなんだろう。 これだけ皆が釣ってもまだまだ沢山いる。恐るべき繁殖力。 確か特定外来生物に指定されてたと思う。
食用としても美味しいらしい。
日本人にもザリガニを食べる習慣が一般化したら、ザリガニが他の生物に与える影響なんてすぐに無視できるレベルに落ちると思っている。
僕もいつか食べてみようと思っているが、今回はそこまで気合い入っていない。公園入り口のザリガニポストに投獄してきた。
うじゃうじゃと入っていてすごいことになっていた。食材の確保は難しくなさそうだ。
今日は全般的に甲殻類の日だ。 甘エビは昨日の残り。ごま油かけて、ちょっと中華風に。娘は大好きなようで、ほとんど食べられる。
ソフトクラブシェルは、脱皮したてのワタリガニという、珍しい食材。軽く揚げればそのまま食べられる。
もうちょっと高温で揚げて、パリパリ感を出すべきだったのかな。
22時前に帰宅すると、ちょうど娘の寝かしつけ中でなじられる。 一緒に寝かしつけろとのことで、なかなか晩飯にありつけず。
ようやく娘が眠ると、妻のマヌケな所業に対しての愚痴を聞くことになり、夜更か しをした。
酒を飲まなかったのは久し振りな気がする。
今度は娘が手足口病にかかったらしい。
どんな病気かと思ったが、大して熱もでるわけではなく、娘も相当元気で、膝や肘あたりにポツポツと虫さされのような出来物ができる程度。うちの娘の症状は軽い部類のようだが、保育園や医者から指摘がなければ、虫さされかあせもの類だろうと判断して、軟膏塗って終わりにしてしまう気がする。
病気と呼ぶには何だかずいぶん弱っちい症状だ。
今後、試作を依頼するかもしれない加工先の工場見学は、福島だか茨城だか栃木だかわからないような、えらくアクセスの悪い農村部にあった。 射出成形工場の立地条件に何が必要なのかはよく分からないが、なぜこんな場所に工場を造ったのだろう。
工場の方の説明によると、地元に職を作ろうということで、村をあげての事業で精密射出成形工場を起業したらしい。射出成形は、人手があまりかからない工法なので、そう多くの雇用にならないような気もしたが、品質を売りにしているようでもあり、全数検査で検査員も必要になってくる。(僕の前の勤務先にいじめられたんじゃないかと思う)それなりに成功しているのだろう。
試作の打ち合わせとは別に、何だか社会勉強をした印象。