昨日は娘の誕生日。まずは二年間、順調に大きくなってくれた。
あんなに小さく無力だった生命体が、我々のもとで段々人間になりつつあることは、祝うに値することだ。
昼食は、僕の父親呼んで宴会。
香港行ってきたばかりだから、我が家は現在広東かぶれ中。
今回の旅行でトップクラスに美味しく、しかも真似できそうな料理といえば蒸し魚。市場でハタを探したが見つからず、その代わりにでかいカサゴ買ってきたのでそれを蒸す。買った直後にハタ発見したが、カサゴも癖のない白身魚だから、特に問題なかろう。
お土産で買ってきた、その名も「蒸魚鼓油」に豆鼓混ぜて、青菜炒めてソースを作る。
カサゴのほうはただそのまま蒸す。(その為に、中華なべで蒸せる大きな蒸篭も購入。蒸し料理は生産性が良いので、宴会で活躍してくれるだろう)蒸し料理は煮物と違い、蒸し過ぎにはそれほど気を使わなくて良いのかもしれない。ホロホロになるまで蒸したほうが具合がいいようだ。
ソースを絡めれば出来上がりだが、香港のレストランで食べた料理をかなり忠実に再現できている!
そしてこのソースが、白身魚に大変よく合う。魚を食べることにかけては、我々日本人が世界一の文化を持っているはずだと思ってはいるものの、我々だけが世界一ではない。ことに蒸し料理となると、こちらの文化はまだまだだということを痛感。
調味料たくさん買ってきて良かったな。
でかい魚使うだけで、見栄えもかなり豪華だ。新規購入した30cmの蒸篭に収まらなかったが、蒸すときは尻尾折って入れた。
広東料理の真髄は出汁をたっぷりととったスープにある、というのはとりあえず分かったが、むこうの市場でヒトデの干物や謎のキノコ買ってスープ作れるかというと無理だ。スーパーで見つけたのは、素人にも使いやすい薬膳スープのパッケージ。4種類ほどキノコが入っていて、レシピどおり3時間も煮込めば作れる。
これも渋いっちゃあ渋いスープだったが、しっかりとした深みのあるスープが出来た。酔っ払ったあとに飲む、味噌汁のような包容力のある漢方スープ。
牡蠣は二種類食べ比べ。宮城産だったかな。小さいほうもジューシーで美味かった。
娘の卵アレルギーはまだ治っていない。妻がキットの蒸しケーキを作り、ハッピーなバースデイを祝う。
何でも同僚が先週のカワハギ釣り大会で優勝したとのことで、お米をたくさんもらったそうだ。一人暮らしじゃ食いきれないということで、うちにもって来てくれた。
父は夕方帰ったが、市場で買ってきた食材はまだ残っているので、肴には困らない。
それを良いことにずいぶん酒飲んだ。
宿泊者出るのも久しぶりかな。
久しぶりに新宿の街に出た。娘への誕生日プレゼントと、遅まきながら夫婦間でのクリスマスプレゼントのお買い物。
買い物に苦手感のある我々だが、今回は案外スムースにいった。
娘は2歳になったが、「今日のごはん」は開始から10年たった。
平均して9割くらいは記入しているので、僕の3500日分ほどの晩飯の記録が取れたことになる。
例年この時期には、前年の振り返りを行なっているが、それも10年分溜まった。
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2006/2006-002.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2007/2007-001.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2008/2008-001.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2009/2009-002.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2010/2010-001.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2011/2011-001.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2012/2012-003.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2013/2013-006.htm
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2014/2014-003.htm
今年のことも振り返ってみようか。
大雑把な印象としては、これまでのようにやたらとあちこちへ遊びまわらなくなり、家族で近所の公園へ行くような週末が増えた。
今年の宿泊旅行は、妻の実家へ帰省したのを除くと、2回の達磨山、台湾旅行、2回の登山旅行の5回。乳幼児が居る家庭では多いほうなのかもしれないが、数年前は年間30回くらい、合計40泊みたいな感じだったので、相対的にはだいぶ減っている。年間50回ほどの週末のうち、旅行いかなかった残りの10回は、だいたい家で宴会やっていたことになる。今年は、大宴会もそんなにやらなかったように思う。
娘が新生児だった昨年よりも、その手のことに時間を費やさなかった。予想してたよりも共働き生活は負担が高い。
その分増えたのが、近所の公園とか家で娘と遊ぶ時間。目の前の河原を始め、近所の公園もかなり魅力的だ。
近所のおばちゃんと挨拶する機会も増え、子供ができると大人になるんだなぁという印象。
学校の部活とかと一緒で、別に能力が上がったから先輩になる、能力が低いから先輩になれない、という訳ではなく、先輩になるには後輩が入ってくるしかないのと一緒の理論だろう。
しかし子供ができたからと言って、山登りをはじめとする野外活動を完全にストップさせることも無い。
昨年行った富山や蔵王は、楽しかったもののアクセスが悪かった。これまで各地で遊びまわったキャリアを生かせば、もっと近い場所でも楽しめる場所を知っているはずだから、今年はそのあたりをフィールドにすべきなんじゃないかなと思っている。キーワードは環相模湾、三浦半島、真鶴半島、伊豆半島に伊豆諸島、丹沢あたりだろうか。
以下、各項目。
・3月 鋸山
・7月 立山
・9月 高川山
・9月 蔵王
・12月 八ヶ岳
ソロで行った八ヶ岳の天狗・硫黄岳以外は乳幼児連れで行っている。必然的に軽いところが多い。日帰りがメインだ。山中で泊まったのは立山と八ヶ岳の2回。
たぶん今年も似たような傾向だろう。標高2000m前後の、車でいけるような山小屋泊まりは良いかもしれない。
雪山は何回も行かないだろうが年間一回くらいは行き続けたい。
・1月 妻の帰省
・2月 第10回だるま山 大人16名とチビ3名
・2月 台湾
・7月 日帰り海水浴
・8月 妻の帰省
・9月 日帰り江ノ島水族館
・12月 第11回だるま山
・12月 妻の帰省
・1月 娘の誕生日 大人4人と子供1人
・3月 ホームパーティ→妻風邪の為他人の家で開催 大人8人、チビ4人
・3月 クルーズ中止→花見ピクニック
・4月 旅仲間の結婚記念+花見宴会 大人15人+チビ2人
・5月 自宅前バーベキュー
・6月 妻の家族招いて宴会
・6月 バーベキュー ゲスト4人にうちのチビ入れて7人
・9月 バーベキュー 大人6人と園児1
印象どおり、妻の仕事復帰からはだいぶ減っている。秋ごろからは生活に慣れてきていたので、もうちょっとできたような気もする。
計画自体はしていたが、風邪やら台風やらでドタキャン3連敗。 一度も離島へ行かなかったのは、社会人になって以来初めてだ。 島旅の神様に嫌われた歳で、来るなということだったのだろう。
・会社の仕事で5回
・会社のイベントで2回
・カヤック釣り3回
・近所の川原で3回
・自分の操船で3回
・乗合船2回
合計18回かな。やはりだいぶ増えた。狙い通りともいえる。
日帰りで夕方に帰ってこれるだけ、一人で山登り行くよりは子育て向きだとは思うが、当然のように妻は機嫌を損ねる。
仕事がらみで行ったり、娘を昼寝させている間に目の前の河原で雑魚釣ったりすることで回数を稼いでいる。
釣り含めて、エンジンボート出したのは5、6回か。思ったより少ない。今年はもう少し乗りたい。
転職して1年経過。だいたいイメージどおりのメリットとデメリットがあり、今のところは良い選択だったと思っている。
前職は輸出産業の大企業だったので、昨今の追い風を受けているのは前職のほうだろうが、もともと短期的なデメリットは覚悟の上なので気にしないことにする。
短期的に実感できるメリットとしては、まず僕がこの十年で身につけたスキルや経験は、今の職場のほうが生かせる場がありそうだなというようなこと。
周囲に同じような経験もった人がたくさんいるなら、僕が率先してがんばっても頑張らなくても大勢に影響は無いが、僕がやらないといけないんだろうなという環境ならばもう少しやる気が出る。
仕事にはやる気出したほうが日々の生活面白いから、今の環境のほうが面白い気がする。
また、自分の希望の通りやすさも改善した。前の職場でも自分のやりたいことができない訳ではないが、何やるにしてもお許しが必要な感じで、お許しの決定機関もどうなっていることやら、やる気が促進されるものではなかった。
現在の環境も、組織としての年齢は同じくらいなので動脈硬化はあるのだろうけど、組織が小さくなったことの恩恵か、転校生のような特殊な立場が良いのか、これやってみたいと思ったらそんなに抵抗無く実行できる。
環境を変えてみて、自分の責任と判断で動かない習慣が割とついていたんだなということをふと感じることもあり、その点でも大組織に居続けないほうが良かったように思う。
一方、前の会社はやっぱり組織力が高く、ちゃんとしたビジネスやってたんだなぁということを実感する。いまのほうが、理屈に合わない仕事の進め方が目立ち、そのあたりは変えていく必要がある。
長期的なメリット。
僕から人々への提案としては、「野外で過ごす時間を増やす→お金以外の価値感を持つ」 というようなもので、そうなる人の割合が増えてくれば世の中はちょっと良くなるんじゃないかと信じている。大雑把に言わないと、ここに書いたようなことかな。
以前、写真展を開いたときのテーマがこれに近いようなものだったが、仕事を通してもそういうことが長期的に大規模に実現できたら、メリットと言って良いだろうと思っている。
市場で買ってきた塩サンマ。売り子の兄さんは豪語していたが、確かに結構美味かった。
昨夜から妻が風邪気味。娘の世話をしろとのことで急いで帰ったが、最近の娘は妻に甘えまくり。風呂も入らず、妻と共に眠ると言い張り、大した出番なし。
まぁ別に良いのだけど。
4日連続で酒を飲まず。土曜日にだいぶ飲みすぎたので、今週で合計すればそれなりに飲んでいるのかもしれないが。
今月のチーズは美味かった。チーズにあわせ、久しぶりに日本酒。
豆乳が残り少なかったので、牛乳と豆乳のブレンド鍋。
長崎ちゃんぽんと同様、海のものも山のもの一緒に入れたほうが美味しいという思想。