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2014/11/15(土)

転職前の職場に対する僕の功績として、密造ビール文化を広めたのは誇って良いのではないかと思っている。これに、もしかしたら釣り文化を加えることができるだろうか。

カメラ会社の元同僚たちの数人が、最近ちょいちょい釣りを始めているようだ。僕の影響がどのくらい有るかは分からないが、全然無いということも無いだろう。 詮索する必要は特に無いが、アジ釣りに誘われたので一緒に行ってきた。

金沢八景の荒川屋、午前の半日ライトアジ。
まず金沢八景の港の立地条件だが、神奈川県側で最も首都圏に近い釣り船の基地という感じだろうか。これより南からは、結構釣り宿が増える。これより北側は、横浜港内や川崎、羽田等にもポツポツ釣り宿はあるものの、釣り宿の大基地というようなところは無いような気がする。 そんな場所なので、ここの港に属する船宿は、初心者向き、お手軽といったサービスに力を入れている感じだ。
荒川屋さんは初めて利用するが、他の船宿は何度か利用したことがあって、半日乗船が充実しているから利用しやすい。

次に「ライトアジ」という釣り方について。なにがライトなのかというと、オモリが軽い。 オモリを軽くして、竿もそれに合わせたバランスのものにすることにより、操作性の向上と魚のアタリをよりダイレクトに楽しもう、というような狙い。
楽しみを重視した分、何を犠牲にしているかというと、仕掛けが軽いので深場を狙えないだとか、潮の速いところを狙えないとかいうことから、狙えるポイントが絞られる、という説明で合っているかな?

乗合船乗るのって結構久しぶりだ。
このところ多いのは、試作品もって少人数で仕立て船にするとか、自分の操船で余裕あるときに竿出すとかだからな。

好天の土曜の初心者向きの釣り物ということもあって、座席はほぼ満員。右舷側だけでも20人くらい乗っていたのでは。こんなに釣り座が狭い状況は久しぶりだ。

天気は良く、富士山はキレイ。波もほぼ無い。素晴らしい状況だが、全く釣れねえ。 前半2時間くらいは、船中でも4,5尾。我々3人とも坊主。 中乗りさんから手ほどきでコーチ受けてた人は一尾上げていたから、うまい人なら釣るのかもしれないが、この人数、この釣り物で9割方坊主なんだから、よっぽど状況が悪い。

横須賀構内や福浦沖で3〜4回ポイント移動を繰り返したのち、最後に向かった横須賀〜猿島の水深30m弱のポイントで、ようやく釣れ出した。 そんなにバンバン釣れるわけではないが、丁寧に棚を合わせてコマセを巻くとポツポツ当たる。 なんか腕の差の出やすい状況になってしまっているような。

船中では40cmくらいの大アジも上がっていたが、ほとんどは15cmくらいの小鰺。僕が釣ってるのもそのサイズ。
最終的には7尾だったかな。アジ狙いで7尾ってずいぶん少ないが、船中で上位1/3には入ったのではないかと思う。釣り客の密度も高めだったのでオマツリも頻発したが、あまり慣れていなさそうな人が多かった。

家族の晩ごはんのための食材を確保できるか。
何とかこの最低ラインはクリアできたが、それにしても釣れない日だったな。僕がヘタクソというよりは、よほど状況が悪いのか、船長が外したのかだろう。

釣り宿HPのコメントを引用すると、
「午前船は満船で数も伸びず苦戦。sorry m(..)m午後もビギナ−さん、お子様、グル−プで釣行された方で賑わい、午後は大型アジが出て、終日アタリあり、サンドの食事の皆様も食材は充分ゲット!アジ料理を堪能されたようで〜す。釣って食べて、休日を楽しんでいただけたようでなによりでした。陽気も最高でしたね!」
とある。
午前船1〜13尾、午後2〜44だから、やはり随分渋いときに乗った。

まぁでも、仲間達と秋晴れの東京湾で半日クルーズして、船酔いすることもなく気分良く釣りができて、その上晩ごはんのお土産もあるのだから、それなりに満足だ。釣船乗れば釣れないわけが無い、と考えがちだが、やはり自然相手なのでそうも行かない。釣れないときもあるから釣れたときは嬉しいのだ。


料理しない一人は持って帰らなかったので、4人分の釣果を2.5人で山分け。

アジって王道な魚だなぁ、と思う。 海づりの最も手軽なターゲットとして、キスとともに形成するツートップの一角。 誰でも釣れるが、腕の差も出る。あらゆる料理が可能で、何やっても美味しい。

小さいと思っていたが、捌いてみると肉厚があって思ったよりもボリュームがある。 (といっても家族の晩餐一回で食べきってしまうが) 美味しいと言われている、東京湾の居着きのアジなのだろう。

実際食べてみると、改めてアジの美味しさを見直す。 今年はワラサだとかフグだとか、アジよりも高級魚を釣ったりしていたので、小物アジなんてそんなに期待していなかったが、やはり美味しいな。捌きやすいし良い魚だ。
「高い金払って船乗って、たったこれだけ?」娘の世話をしてくれてた妻からはそう怒られたが、ある程度株価も挽回できたと思う。

身はなめろうと空揚げにした。中骨は骨煎餅、頭は味噌汁のダシにした。
揚げ物も美味かったが、なめろうと味噌汁が好評。11尾分の頭で幽玄の深みを与える。

2014/11/16(日)

妻がマラソン大会に行ったので、一日娘の面倒を見る。久しぶりに祖母の家に遊びに行った。

妻が出たのは、スイーツマラソンという、お菓子を食べてマラソンをする、マッチポンプのようなコンセプトの大会らしいが、確かに案外制限時間がきつい。それにも関わらずタラタラお菓子食べたが、まぁ何とか制限時間内に完走できたようだ。
「お菓子はたくさんあるのにコーヒーもないし、ゆっくり食べられない。走れば良いのか食べれば良いのか分からない」のような不満を述べていたが、そりゃまぁお祭りイベントなのだからそんなものだろう。お菓子を食べるのが主目的ならば、本業のお菓子屋さんに行けば良いだけの話だ。二つの目的を同時に十分に満たせるわけではない。

お菓子と、その後にラーメンやらビールやら飲み食いしてきて満腹とのことで、晩ごはんは娘と僕で粗食にする。

2014/11/17(月)

ごはんのおかずに、自家製味噌。ひよこ豆で作ったやつだ。 案外豆って何でも大丈夫っぽい。
結婚記念日に仕込んでいる。今年も準備しなくては。

2014/11/18(火)

娘は特に白身魚を好む。
僕が帰宅する前に自分の分もだいぶ食べたようだが、僕の食事中も隣からせがんできて、かわはぎの過半数を横取りされた。

娘が寝た後は、妻と共に刺身とチーズで酒盛りをした。

2014/11/19(水)

娘の食事を作り、寝かしつけた時点で力尽きたので、晩飯は自分で作れとのこと。蕎麦を茹でた。

2014/11/20(木)

今週は外出しないつもりでいたが、面白そうな展示会あるので行ってきた。 中小企業を主体とした展示会を2軒はしごし、確かに面白かったのだが、広大な展示場の中に小さなブースがたくさんある。 見学客もそれほど多くなく、声もよくかけられたので異様に疲れた。

どんどん名刺が無くなる。前職の10年間よりもこの1年間で配った名刺のほうが既に多いと思う。

妻は夕方から会議というので娘の世話を担当。一緒に遊べたし、ちゃんとお風呂に入って夜更かしもせず、一日お利口さんだった。

妻は深夜帰宅。たまには羽根を伸ばすべきだとは思うが、暴飲暴食ぎみなのでお利口さんと呼ぶにははばかられる。 お気に入りの飲み屋で美味しいごはんをしこたま食べて、幸せそうではあったが。

2014/11/21(金)

まだ娘の起きている時間に帰宅したので、一緒に風呂入ろうと思ったが、眠かったようでお風呂入らず寝てしまった。
仕方がないので一人でお風呂入り、ジンギスカン焼いたのだが、妻も夕食食べずに眠ってしまって起きてこない。

そんなわけで、ジンギスカンつまみながら「今日のごはん」書いている。
うちのビールも結構美味しいなぁ。


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