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2014/10/4(土)

遠距離にいるとはいえ台風は怖いが、どうやら今日の海況は心配無さそうだ。
釣り具会社の若手3人乗っけて東京湾フィッシングへ。

一回りくらい年下だが同期入社と言えなくもないK氏の立てたプランでは、
・まずは中の瀬あたりでナブラ探し、サバ・イナダ等を狙う
・横浜あたりでシーバス狙う(帰り道?)
・さらに南下し、観音崎でタチウオ狙う
・状況良ければ東京湾口でワラサ狙う
・運良くサワラに遭遇することを願う

といった感じ。東京湾内、ルアーで狙える物を釣る。
彼は社内でも随分熱心に釣り行っている部類のようだし、残り二人の新人も釣りは好きなはずだ。釣り専門家乗せて早朝から出発するのだから、それなりに期待できる。

●中の瀬:立ち寄った2カ所の灯標キワで、それぞれ遊漁船が豆鰺釣っていた。「フィールドテストでシーバス狙ったときはバカバカ釣れた」らしいが、豆アジたちが元気に釣られているので、捕食者は留守なのでは。コマセ釣りと相性悪い僕の船では狙いにくそうだ。

●南下中に2,3回ほど、小さなナブラや魚突っつく海鳥見つけるも、すれ違い。 何となく各所に魚っ気はあるようだが、「釣れた」まで至らず

●第二海保周辺:島の岸壁キワで今までより大きめのナブラ発生。イワシが追われているのか。
出ては消えるナブラに向かってキャストすると、サバがヒット。丸々と太った美味しそうな秋サバ。 これで船中ボウズ脱出。
もう一尾釣れたところでナブラ消える。

●第二海保南側、航路ギリギリのあたり。
割とたくさん海鳥が浮かび、チャーター船っぽい小さな船がルアー投げている。 時折ナブラのようなものが立つが、一人が二回連続で大アジを上げた。ジグサビキのサビキ側に食いつく。 結構竿を曲げて、いかにも楽しそうだ。
ルアーにはまったく反応せず、腹を割いてみたらシラスが詰まっていたとのこと。

●さらに南下し、観音崎のタチウオ船団に混じる。僕の船はスパンカー(旗みたいなの)ついていないフライブリッジ艇なので、風の影響を受けやすく、どんどん流されるので、はじっこのほうで邪魔にならないように気をつける。
目の前の釣船からはギラギラ光る魚体があがるのが結構見えるので、水平方向のポイントはあっているはずだが、タチウオは棚の深さがよくわからん。
しばらくジグで狙ってもらっていると、一本あがった。中層から上だったらしい。
僕も竿借りてちょっとやってみたが、結局ここでの釣果はこの一本。

●再度第二海保の南側へ。
鯛ラバでホウボウ一尾、ジグサビキで大アジ5尾程度追加。けっこう良く釣れた印象。 アジは表層近くで釣れたらしい。底のほうに居着いている印象があるが、シラスを追って浮いてきたか。

●14時ごろ、帰路へつく。エンジンの調子が高速域で悪く、非常に気持ちが悪い。
帰り道、何度かナブラを見かけ、投げてみるとやはり表層域で大アジ。小さなアジは釣れず、30cmを優に越えるのばかり上がった。
さらに潮目を探しながら帰ると、サワラ?らしき大魚がジャンプするのを目にした。けっこう湾内にも入ってくるのか。
潮目ぞいに魚群が入ってくるのは本当らしい。今度狙ってみるか。

ということで、船中10尾程度。サバ、大アジ、タチウオ、ホウボウ。乗せた3人はボウズなし。全般的に魚の活性が高く、よく釣れた印象d。
僕は坊主。ほぼ船長やっていて、釣りはちょっとしかしなかったので仕方が無い。

エンジンのほうは、ピストンの上の空気抜きのボルトが緩んでいたのが原因だった。
ボルト締めれば治るが、航行中燃料が漏れていて、けっこう非道い状況。出航時に違和感感じたときにチェックすべきだった。
片付けにだいぶ手間取った。

船長権限?でアジとタチウオ分けてもらった。

何十センチもあるタチウオは、魚体の長さの割りに身は少ない。大アジ一尾分程度だろうか。
腸もずいぶん小さい。ルアーに反応するから小魚食っているのだろうが、小食なのだろうか。

こいつを半干しにするのが妻が大好きなのだが、今日食べちゃおうということで、ぶつ切りにして塩焼き。
タチウオって市場価値は高いほうでは無いと思うのだが、塩焼きがメチャクチャ美味い。上品で濃厚。

鯵は半身を刺身にする。一昨日釣ったワラサも切った。 友人から分けてもらった酢橘が素晴らしく合う。

2014/10/5(日)

父、姉、姪っ子が遊びに来た。
彼らは明後日からブラジル旅行に行くということで、植木を預けにきた。

父は、昨年我が家のニュージーランド旅行につき合わせたが、今年も何だか似たような状況。 二年連続で、子供、小さな孫との長期海外旅行。
生きていると色々なことがあるらしい。

刺身に飽きてきたので洋風料理。

ワラサは生ゴミ回収日の前日、金曜日に全部おろしたが、皮挽かないほうが良かったかな。端っこのほうが酸化しているような。 酢橘たくさん掛けたら美味かったが。

パスタは良く行く市場の鶏肉屋さんで売っているフェットチーネの生パスタ。ミートソース作って絡めた。

2014/10/6(月)

共同研究で設計した試作品の組立開始。台風の中、部品運んできてくれたヤマトさんと学生がすれ違ったようだが、午後からは無事に作業開始。

頭の中で思い描いた部品が、素晴らしい精度で加工されていて、芸術品みたいだ。
そしてそれらを用いて、自分が設計したものが本当にちゃんと機能するのか。それを確認していく。

やっぱりドキドキするのはこの瞬間だ。

2014/10/7(火)

今日も午後から大学に出向いて、組立作業に立ち会う。
ここは大変組み立てにくそうだなと思ったところはやはり大変難しそうだったが、無事に一台組み立てられた。
そりゃあ無事に完成するように作っているのだが、大きなトラブルなく完成できたのは良かった。

学生自身が設計した前作から比べると、飛躍的に小さくして見てくれも良くなった。 設計作業の重要性、面白さはそれなりに体感してもらえたのではないかと思っている。

2014/10/8(水)

2014/10/9(木)

先週釣ったワラサがまだ味噌床に残っている。

竹馬の友がCDを出すということで、アマゾンで先行予約。
もともと音楽なんて自分の鼻唄聴くのがせいぜいだが、ハードロック、ヘビイメタルなんて何だか賑やかな音楽という印象以上のことは分からず、善し悪しは判断できない。

とはいえ、結婚式で見事な司会やってくれた義理もあるし、僕のほうが早死にした場合は葬式の総指揮も頼まねばなるまい。 アマゾンで数千円の身銭切るくらい、なんてこともない。

こういうの何か言葉着いていたよなあ。ステルスマーケティングというやつだ。

まあ何にせよ、親友の躍進は喜ばしいことだ。
一介のギタリストの分限で、どうやらそのジャンルで一流らしい人たちと一緒に作品作って自分名義で世に出すのだから、かなり天晴れな仕事やっている雰囲気はありそうだ。

2014/10/10(金)

今週は夫婦で日本酒飲まずに乗り切った。特筆するに値するくらいの頻度。

和牛をもやしに挟んで皿に並べて蒸す料理。醤油に友人からもらった酢橘をかければ、それで完成。蒸し料理ってもっと注目・多用されるべきだと思う。

ここしばらく作る試作品は、あまり失敗する気がしない。仕事柄、失敗を恐れるような立場では無いので、まぁ絶対に失敗しないとは思わないが、リスク承知で失敗するにしても、それなりに得る物は得られるような気がする。

むしろ心配なのは自分の周囲で、こういう恵まれた環境を維持するためには、一旦その立場を捨てて、製造業としてのアタリマエを確立しなきゃいけないのかなあと思ったりする。
僕の特性としても、求められた役割からしても、好き勝手やるほうの立場ではあるのだが、現状はまた別のところにあるような気もする。


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