また妻が体調崩した。扁桃腺張らしたということで、家族全体に波及するリスクは低いようだが、なかなか元気な状態が続かない。
僕の方は、いつまでたってもあかぎれが治らないので、やはり病院行ってみる。エレファントマンのような、これはこれでマンガ的な異形の先生の言うことには、あかぎれではなく別の症状とのこと。いずれにせよ現状では原因特定できないので、対処的な薬貰う。
体調管理が重要な大きな理由は、それが精神状態に強く関わっていることだ。
特に妻のような素直な人材には顕著なのだろう。何だかやたらと怒っているが何か悪いことしたっけなあと思っていたら、単に向こうが風邪引いていただけ、ということは良く起こるが、そんなことが原因で人間関係悪化させる恐れだって十分あり得る。
今日は久しぶりに晩飯当番となったが、飯が固いだの味付けが薄いだのイビられた。まあ確かに相当薄味ではあったが、敵は何しろ体調崩してるのだから、とりあえず謝っておこう。
本来妻が楽しみにしていたイベントだし、実際に彼女が参加したらさぞ楽しんだだろうにとは思うものの、いつもお世話になっている酒屋さんの主催する日本酒のイベントに参加してきた。「With SAKE 2014」という、こういうイベントにはおそらく珍しく、品川区の公民館での開催。
頑張って酒作っている酒蔵二十軒くらいと、そこと取引している酒屋数件、レストラン十軒くらいのイベント。思っていたよりもかなり盛況で、日本酒マニアらしき人の三百人くらいが集まる。 まあたくさんの酒を試飲せねばならないので基本的に酔っ払うのだが、思ったことはいくつかあるはずので列挙してみる。
●日本酒は旨い。が、その旨さは世の中に周知され切っていない。或いは現在周知されていく過程にある。今回のイベントも若い参加者多かったし、今後爆発的に広がる可能性はあまり疑っていない。
●日本酒は旨いが、その中でも我々が普段飲んでいるカテゴリーは、随分と美味いやつだなあ。
これは今回のメイン主催者が、我々がいつもお世話になっている酒屋さんだという条件はあるにしても、普段飲み放題の日本酒しか知らないような方々にはアピールせねばならない経験を味わっているのは確かだ。
いろいろ飲み比べると、「これが日本酒の味だ」というスタンダード見たいなのはどんどん不明になっていく。ブラインドテストしたら白ワインやカクテルと区別つかないようなものはたくさんあるだろう。米と水から、これほど多彩な飲み物を作れる技術があるというのは驚きだ。もしかしたら、他の材料使った技術に転用したらまたいろんな可能性があるのだろうか。
●こういうイベントは、仲間たちと共にやってみたいと数年前から割と具体的にイメージしているが、未だ実行していない。誰とどのように開催するかは案外見えているので、あとは実行すれば良いだけだとは思うのだが、タイミングがもう一声合わなかったというか。
今だったらまだ実行できる環境はあると思うが、いつまでもその環境があるわけではない。是非とも開催しようと思っているのだが。
幸いにして、妻の体調は案外はやく良くなってきたようだ。 今日は久しぶりに彼女の職場で飲み会があるというので、丸一日娘の子守を担当することになったので、祖母の家に遊びにいったりしながら過ごした。
娘は機嫌が悪くなってくると、いつもは妻に甘えだす。が、今日のように妻が不在になると、その役目が僕に回ってくるようだ。何かしらの脳内番付があり、上から順番に甘えているのだろうか。まぁ、甘えられればやはり可愛い。
1,2泊しながら釣りに行くつもりだったが、そこまで天候が良くないようなので、明日からにしよう。 今日は準備やら雑用やら。
もうちょい正確に言うと、本日深夜からの出発にする。晩飯食ったのちに支度して出発。
晩飯は、ひき肉を野菜につめてオーブンで焼いたら、意外にうまくいった。
今回は無料駐車場のある和田長浜海岸からの出艇を狙ったが、夏の間は夜は駐車場の入り口閉めてしまうのね。 よく使う、三戸浜へ移動して軽く車中泊。
ということで、車中泊して早朝に出艇できる三戸浜の砂浜。
4時ごろ目が覚めたのでカヤックを組み立て、6時ごろ出航。かなり寝不足気味で船酔いも心配なので、とりあえず朝間詰め時の回遊魚パトロールくらいのつもりで一回りしてこよう、というくらいの狙い。
今回はもう一泊すれば一日半の釣り時間があるので、気持ちにも余裕がある。
先々月に来たときは、何となく沖のほうへ漕いでいったら小魚の大きな群れの魚短反応があり、しばらくしたらそれを狙う大型魚の捕食音が近くに沸きあがった。
それと同じようなことを期待しながら、小網代沖の浮標のほうを目指して漕いで行くが、同じような反応は見られない。
が、アタリはいきなりあった。流していたトローリングの弓角にいきなりサバがヒット。
幸先よく、丸々と太ったサバをキープ。
それなりの群れがいるみたいで、同じ仕掛けですぐにもう一回あたる。が、今度は巻いている途中でバラす。
これだけすぐに当たるなら、一生懸命パドル漕いで自分ごと仕掛け引っ張りまわすトローリングは効率悪い気がする。
キス竿にジグつけてブン投げてみたら、次々とサバが釣れた。ルアー釣りでこうも簡単に釣ったことってあまり無かったが、釣れるときは釣れるものだ。よく引く魚なので楽しい。
投げた。食った。獲った。捌いた。
というサイクルが、9割くらいの確立で繰り返す。
相模湾中がサバだらけなんじゃないかと思うが、多分錯覚で、いつでもこういうことが起こるわけでもないだろう。
それにしても凄い食欲だよな。サバがいる層は水深20mくらいのようで、他の魚釣れんかなと思って水深40mくらいの海底まで落としてもアタリは無かったが、サバの層まで到達したら必ずヒットする。イカ釣りのときも思ったが、サバって相当貪欲な魚なようだ。
あっという間に、気軽に消費できそうな食材の量が確保される。ブランド魚として有名な松輪サバとほぼ同じ海域だし、それなりに美味いだろうとは思うが、早く痛むことで有名な魚種だし、釣り過ぎても仕方ない。
白身魚も食べたいなと思い、もうちょい浅瀬の砂地で投げ釣りをやることにする。
小網代沖の定置網をかわし、先日いった海水浴場のちょっと沖あたりで仕掛けを投げると、しばらくは絡まることが多かったが、クセをとったあとはやはり毎回何かしら食ってきた。
様々な魚種が釣れ、五目釣り達成。
アマダイみたいなベラみたいな魚(調べてみたらイラというのが近そう)、それなりに食べられそうなカワハギ、キス、マダイの稚魚(たぶん放流魚だからリリースすべきなのだが、針呑んじゃった)、といったあたり。
よく釣れる日だ。
当初の狙いでは小さいキス釣って、それを餌にマゴチ狙ってみるというのがあったが、餌用のキスは確保できず。
日が高くなってきて暑くなり、で泳ぎたくもなったが、シュノーケル車においてきたので一旦三戸浜まで戻る。
三戸浜には海の家らしきものは出ていないようだが、漁協の売店でアイスと氷を補給した。
夏の間は地域の人たち持ち回りで駐車場の管理をしているらしい。休憩していたときに話をしてくれたおじさんが近所の網本の方で、いろいろと海の話をしてくれた。
おじさんの薦めにしたがって、シュノーケルで身体を冷やしながらシッタカ(小さな巻貝)を拾う。磯場にたまにいるやつだが、泳いだほうがよく見つかった。
この浜は遠浅だが砂の率が低く、深場じゃなくても透明度が高い。水深1〜2m程度の浅瀬で、ほとんど潜らなくても拾えるので気軽だ。シッタカは密漁じゃない。何しろ漁師のお墨付きを貰っている。
ウニ、サザエ、アワビは漁業権ない人は密猟で、魚とシッタカは大丈夫。タコは最近ボーダーラインくらい、とのこと。
夕方、今度は北側の亀城礁方面へ向かって再び沖に出てみるものの、あまり魚っ気なし。
なんとなくカヤックツーリングをした感じ。
弓角のトローリングでカマスが食いついてきたので、今晩の肴として追加一尾追加。
三浦半島には特に南部で首都圏近郊とは思えないほどの自然岸が残されているが、そのいろんなところにテントが張られていた。
三浦半島ってキャンプ場が無いが、勝手にキャンプしている人たちはたくさんいる。
三戸浜も、出航の際は隣で一張準備していたのみだったが、戻ってきたらテント村になっていた。
かなり気合を入れて設営している人たちも多く、お盆休みの間砂浜に滞在するのだろう。
ヨーロッパのキャンプ場ではそのように過ごしている家族をたくさん見たが、油壺の砂浜もそういうことになっていたとは。
食材としては十分確保された。もう一泊するのも氷のメンテナンスが面倒だ。今日はこれで引き上げて、明日は妻の帰省に最初から付き合うことにしよう。
カマスとカワハギくらいを晩酌にお供させようと思ったが、帰宅後は眠気に勝てず、間食とっただけで就寝。
ということで妻の実家へ帰省。
昨日の釣果を中心とした献立。カワハギもそれなりにちゃんとした一品となった。
妻の友人宅へ遊びに行ったり、果物のテーマパークへ行って林檎狩りしたり、 色々とあった一日だった。
今日もサバ。これはやっぱりかなり美味しいサバなんじゃないか。血抜きした成果なのか、臭みが全然無いし、脂が良く乗っている。釣り宿なんかでは「トロサバ」って呼ばれているくらいだしな。