夕方は娘の保育園の夏まつり。
暑い盛りなので、昨年しきりに作ったメニューを久しぶりに。
娘は夏祭りで、盆踊りの真似事をしていた。一歳児たちは味噌っかすで、踊りの輪には参加できないものの、端っこのほうで興奮しながら手をたたいたり、クルクル回ったり。
オバQ音頭。僕が小さい頃からあったぞ。その当時でさえ、先代だか先々代だかの声優がやっていたので、リリースされてからは50年くらい経っているのでは。その間ずっと、世代を越えて日本人は踊り続けているわけだ。
こうなるともう、単なるアニメの流行というよりは一つの伝統文化だよな。
我々が古くからの日本文化と思っているものでも、調べてみると案外江戸中期くらいに始まっているようなものは多い。150年も続けば、はるか昔とほぼ同義になる。オバQ音頭やドラえもん音頭は、その1/3くらいまで来ている。しかも、日本の津々浦々に浸透したまま。
もう既に、藤子不二夫発の文化は、よさこいだの阿波踊りに負けず劣らず、我々の伝統文化になりつつあるのだろうな。
夏は暑い。
わりといきなり思い立って、海水浴へ行くことにする。
近場の海水浴場といえば三浦半島。我が家からは、市区町村の境を2,3回越えれば済む。会社行くよりもよっぽど少ない。 高速使って、1時間強でビーチまで着くのだから、案外気軽に行ける。
今回行ったのは油壺の荒井浜。三浦半島って百回くらい行ったことがあるが、ここに来るのは初めてだったりする。もしかしたらカヤックで回ってきたことはあるかもしれないが。 手頃な大きさの砂浜と、シュノーケリングもできる岩場と、手頃な数の海の家がある。半島の左下、かなり外海に近いところの入り江なので、水もきれいだ。
駐車場から少し歩くので、そこまで混雑はしないだろう、という狙い。周辺は入り江だらけで、どこに下りても海水浴場。
子連れだし、海の家で席を借りた。一人1500円。チビは無料。
「海まで涼みにいく」という僕の主張どおり、都内よりもよっぽど涼しい。
海水温度は、30度を越えることってほとんどない。三方を海に囲まれた地形ということは、巨大な冷媒に囲まれているということだ。海風は、クーラーの温度くらいにはなっているはず。
ハワイっぽい海の家だったのでハワイっぽいランチ。 マグロが結構美味しかった。さすが三崎。
昼食後、もう一泳ぎしてさっさと帰宅。半島を一周する国道はどうしても混むが、まぁそう長い距離ではない。それなりにパッと帰れる。
帰りがけによった三浦半島の地産スーパーで牛肉と野菜を使う。海産物コーナーも新設されていたので、シラスを買った。 人参の葉っぱは、やや硬いものの風味があった。
娘が反抗期だ。何かにつけてとりあえず泣く。特に、妻に対してよく泣く。
機嫌が悪いときには僕がお世話しようとしても、妻に泣きつきに行く。上機嫌だとどちらかというとこちらに寄ってくるので、そのように使い分けているのかもしれない。
平賀源内先生がウナギを食えといったのでウナギ丼。
青木万吉酒店.さんお勧めの日本酒「深山霽月(みやませいげつ)」を開封。
口に含んだ瞬間は水のように澄んでいるのに、その後ぶわっと香りが広がっていく感じ。こういうお酒が大して高くも無い値段で売っているのだから、我々はこの文化を誇っていいと思っている。
どうしてこうも毎日洗濯物ばかりしているのだろう。一人暮らしの時なんて週一でも何とかなったような気がするし、結婚してからだって、そこまで気になるほど作業量は増えていないと思う。
が、そこにチビが一人増えただけで、洗濯機を倍くらいまわしているような。 体表面積ではそれほど増えていないと思うのだが。
今後、子供がさらに増えたり、大きくなって運動部にでも入ったら、生活と洗濯がほぼ同義になってしまうのだろうか。