妻は風邪気味で、僕は昨日の酒が残っていて、何だか一日中ダラダラした。
僕の親類と会食。中華は卵アレルギーの娘には相性悪かったようで、多くの食べ物が卵白入りだったが、食べられるものがまったく無いわけでもない。外食しても、困らない程度には大きくなってきた。
今つけているのは青いカラータイヤだが、ずいぶんと早く劣化した。確か昨年末くらいに買ったから、半年ちょっと持った程度。自転車通勤istにとって、タイヤは消耗品といえるのは仕方がないとしても、ちょっと消耗するのが早い。
中央部の接地面が磨り減るよりも、側面に亀裂が入り、裂け始めた。多分紫外線劣化だろう。それなりに空気圧は守ったつもりなのだが。
カラータイヤは、耐摩耗性や耐紫外線性には劣るらしい。そりゃあ世の中のタイヤがほとんど黒いのは、理由があって黒いわけだよな。別にデザイン性を求めてカラータイヤ使ったというよりも、前回買い換えた時にお店に黒いタイヤの在庫が無かったから使ってみただけなのだが、今後は黒いのをつけよう。
青森のB級グルメ煎餅汁。案外うまいが、青森いったらウニとか食べたいよな。
久しぶりに自分の提案特許を調べてみたら、転職前に従事していた仕事の提案件が公開されていた。まぁ飽きもせず、似たようなアイデアから膨らませた似たような特許が次々と。
公開されるのは予定通りのことだが、こりゃあちょっと厳しいだろうなと思いつつも、貪欲に大雑把な請求項を狙った提案が、案外そのまま登録査定を受けていてビックリした。
前職は、えげつなく特許提案をしてくるので有名な会社で、下品でハシタナイなぁと思っていた。学会発表等で知識を共有し、世のために役立てるよりも、思いついたことが正しいか否かの検証を差し置いてでも、とにかく自分たちで独占しようというのだから、姿勢としては褒められたものではない。短期的な業績にはつながったとしても。
が、気持ちはそう思いつつも、その下品ではしたない会社方針の尖兵として10年間働いていたからな。
自分の過去の仕事を見返しても、厚顔無恥に大風呂敷を広げて権利化を主張する経験は、それなりにスキルとして身についているんじゃないかと思う。
良い特許提案をするには、謙虚で正直で良心的であるべきエンジニアの姿勢だけでは不足で、一分の理をがめつく拡大解釈してハッタリかますような姿勢も求められる。ヤクザの恫喝のロジックが近いような気がしているが、一定のルールはあるにしても大金を奪い合う口げんかの準備をしているわけだからな。
今後は、この厚顔無恥なスキルが具体的に役立つ場面も出てくるのだろうか。
出かける週末がだいぶ減ってきた。ちょっと前は金曜の夜というと、登山準備なり旅行準備なりで普段よりも気合が入っていたが、最近はゆったりしたものだ。