妻の一族を招き、ランチパーティ。名目は何だったか忘れたが、とりあえず父の日だ。
確かに娘を相手してもらっていると、宴会準備もだいぶ楽だ。
我々はほとんど疑問を持たずに核家族の形態をとっているが、子育てということに関しては祖父母世代と一緒に暮らすのは理にかなっているとは思う。
義父たちは新幹線で来ると伺っていたが、実際には車を運転してきた。
車で来ようが下道で来ようが、好きな方法をとってくれれば良いが、酒用意しているのだから出さないわけにもいかない。半強制的に、宿泊してもらうことになる。
みなほろ酔い加減だし、食材も豊富に残っている。大して肩肘張らない程度に料理するくらいで十分だ。言わば二次会的な感じ。
娘は眠いの我慢して、興奮しながら走り回っているうちに派手にずっこける。夕食前に唇切って、泣きながら就寝。 唇だから治るの早いとは思うが、タイミングが悪かった。
昼からワイン。甲州ワインはイケダワイナリーというところだ。覚えておこう。
のんびりした梅雨の一日は、水餃子こねて締めくくる。保存食用に冷凍でもしておこうかと思ったが、作っているうちに食べたくなる。衝動的に作り始めたが、農家の無人販売で買った地粉使ってたり、ベランダ菜園の香菜つかったり、野菜をおろしてから混ぜたり、料理マニア感が現れているかもしれない。
かなり美味しい仕上がりで、娘も大人もバクバク食べた。
娘と一日遊んでいると、それだけで結構手はかかり、遠出しなくてもそれなりに一日は終わる。
9割方途中で雨に巻き込まれるかなと思って家路についたら、やはり豪雨にあう。 まぁ、風もないし雨もぬるいし、服と靴がぬれるくらいだ。
週末に妻が市場の肉屋で買ってきた地鶏。妻はシシャモと言っていた気がするが、多分シャモの間違いだと思う。
特に手を加えず、塩をかけたくらいでグリルであぶったら、案の定美味しかった。
週末の残り食材等を処分する献立。 豚肉はそれよりも古いので、ハーブやら何やらでごまかしてみた。
就寝前にビール仕込んだ。
帰宅したら、娘が満面の笑みでダッシュしながら迎えに来てくれた。 もう嬉しくてたまらないとうことを全身で表しながら。
なんと言うことだ。僕はただ単に、日常的に帰宅してきただけなのに。
不意にそんな感情をぶつけられると、それだけでちょっとビックリする。
他人の感情を動かそうとしても、どうやってもうまく行かない場面は多いだろう。 が、簡単なときはすごく簡単なんだろうな。「パパが帰ってきた。嬉しい」という態度を全開で表すだけで良いのだから。時間にしてわずか数秒、お金も道具もかからない。