神津島には行き損ねたが、今週は伊豆諸島の紹介イベント、島じまんがやっているというので、神津島旅行のキャンセル代受け取るついでに行ってみることに。 何年か前にも似たようなパターンがあったような。
来週も三連休なので、神津島再挑戦を狙っている。とりあえずパンフレット貰ったり、買い食いしたり。
篠原ともえのルーツが青ヶ島にあると聞いて驚いた。
島じまんって、何も考えずに歩いていると、どこかの旅先であった人とすれ違うことが多かったが、今回はそうでも無いな。来ると聞いていたN総裁以外は、父島ユースの常連っぽい人を数人見かけたくらい。 最近はそれほど旅行していないからかな。
帰り道に近所のスーパーで買った肴を、妻が速攻で料理してくれた。
妻は誕生日プレゼントには、モノよりも娘から解放される時間が欲しいという。 では面倒見ておくから、築地でも行って食べ歩きしてきなさい。
喜び勇んで出発したものの、体調不良で途中で引き返してきた。残念でした。
代わりに肉を焼けということで、駅前の肉屋で和牛のロース肉買ってステーキにした。
カラス、何故鳴くの?
カラスの勝手と言われればまぁ確かにそれまでだが。
転職先の会社は誕生日が休日になる制度があり、本日は休暇だ。釣りでもいきたいところだが、折り悪く関東の海は強風の予報。カヤックも出せないし、乗合船乗っても酔うだけだろう。
娘の保育園送迎を担当し、カヤックの艤装にでも精を出すつもりで、余裕があれば目の前の川原で小魚釣りでもしたいなぁというくらいの休日。
保育園からの帰宅途中、いきなり後頭部を蹴飛ばされた。カラスに。
家の目の前の土手の上で、道路標識に陣取ったカラスが二羽カァカァと威嚇してくる。
なんだこの畜生め。そちらがその気ならこちらも応じるぞ。
取っ組み合いで生け捕れば狩猟法には引っかからない、うちにあるマンガにはカラス料理も載ってる、空揚げにしてやるぞ、までは思わなかったが、とりあえずカラスに腹を立てながら家まで帰る。
まぁこういうパターンは大体推測がつく。野生動物がみだりに人間襲うのは、子育て絡みだ。
家の玄関まで戻り、周囲を観察していると案の定、ヨチヨチ歩きのカラスの雛が居た。
だが場所が良くない。車こそ来ないものの、土手の上のジョギングやサイクリングにうってつけの道端でウロウロしている。散歩する人が通るたびに親ガラスたちは緊張し、人々を襲う始末。
僕の父は以前、公園に落ちていた子ガラスがあまりにも可愛いからと連れ帰ろうとしたところを、やはり親ガラスに襲われたので諦めたという。この場合はカラス側に100%の理があり、父は単なる誘拐犯でカラスの両親は善良かつ勇敢だ。
今日のケースは、カラス側にも理はあるが、ジョギングする人たちに罪があるわけではない。そりゃあカラスだって子が可愛いだろうし、威嚇の鳴き声も上げれば空揚げにされることも恐れず、人間様に飛びかかる必要もあるだろう。
非があるとすれば、人通りの多い道に落ちてしまったヨチヨチからすちゃんだが、責任を問うにはあまりに幼すぎる。しばらく待っていても飛ぶ様子もないし、ヨロヨロと数歩あるく程度だ。
僕も子育て中という意味ではカラスと同志であると言える。
父は子供の時分から野生の雀を捕まえて飼っていた癖があるらしいが、その経歴とは別に我が家では、おそらく自分のことを人間かと思っているかもしれない文鳥と10年近く一緒に生活していた。父だけでなく、僕だって鳥類の雛に対して哺乳類の赤子と同等程度にはいたたまれなさを感じる。
最近娘を散歩に連れて行くときに、自分で歩きたがることがあるが、そんな時は車に撥ねられやしないか、チャリンコにすっ飛ばされないか、ヒヤヒヤしながら危なっかしい足取りを眺めている。 からすのヨチヨチちゃんは、うちの娘よりもさらに危なっかしい足取りだし、周囲には車の運転手よりも危険な人間どもがウロウロしている。父さんカラスも母さんカラスも、そりゃあ焦るだろう。こりゃあ何とかしてやりたいなと思う。
ということで、僕が肌を脱いでやろう。
どうしたら良いか、明確な答えはないが、野鳥の雛を見つけたときの定跡は「安全な高いところに雛を移し、あとは親鳥に任せる」だったはずだ。近くの桜の木にでも乗せておけばよいだろうか。
しかし、父さんカラスが見張っていて、そんなことをされるとまた蹴飛ばされる。その攻撃を交わしつつ、雛を移動しなければならない。具体的に肌を脱ぐと引っかかれてしまうので、チャリンコのヘルメットかぶり、ぼろいウインドブレーカーで武装して出陣。
相変わらず散歩の人やチャリンコの通行人を襲い続けているが、頃を見てヨチヨチちゃんを誘拐。やはり父さんカラスが襲ってくるが、そのつもりでいれば結構かわせるもんだ。カラスも人間を襲うことを本業としているわけではないので、必死の思いで威嚇してきているのだと思う。 オープンエリアだと襲ってくるが、木の枝の真下なんかに入ると案外襲えないようだ。ヘルメットもかなり有効。
ヨチヨチちゃんも必死に逃げる。車道側に逃がすと危ないので、土手から川側に誘導し、草に足をとられたところを確保。やっぱり大して飛べない。
そのまま桜の木の枝にでも乗せてやろうとするが、ヨチヨチちゃんも狼狽しているし、僕も親ガラスたちに吼えられてちょっと焦る。結局、枝には乗れずに、桜の木の幹まで落ちていったが、散歩コースからは外れたしまぁ良いかな、ということにする。
低いところだと猫に襲われるリスクもあるかもしれないが、子猫だって大人カラスに襲われることがあるから、そこまで肩入れしなくても良いだろう。フェアな生存競争の範疇と言っておこう。
それにしても、子ガラスちゃん可愛かったな。怯えていたけど。
基本的に子ガラス拾って飼うのは違法らしい。
が、ネット上探すとそういう事例がある。雛から育てると随分人間に懐くようだが、これまでに人間に懐いているカラスって何回か見たことがある。
ネット上には結構カラスの雛を育てた事例が見つかった。
●私が育てたカラスの赤ちゃんの話 違法といっても、これは仕方ないんじゃないかなぁ。日記なのでやや冗長だが、ドラマチックだ。
カラスの子供は人語が分かるどころか、自分でも片言の挨拶くらいするらしい。うちの娘よりも成長が早い。
●動画とか
娘を保育園に預けている間がつかの間の休日。カヤックの艤装を進めた。
カラスと戦っているうちに市場は閉まる時間。片付けもひと段落しつつあるところで、各店を駆け回って何とか食材を確保。 妻と僕の誕生日を祝った。やはり市場で買ったほうがいろいろ安くて美味いと思う。 平貝の肝や紐を焼いてみた。サザエ等より美味いと思う。
妻が娘を病院に連れて行くと、中耳炎は無事快方へ向かっているが、どうも喘息ぎみらしい。 まぁ喘息ぎみといっても、終止咳しているわけでもなく、季節の変わり目にちょっと出るくらいだ。 アトピー、食物アレルギーときたら喘息も併発するのが頻出パターンのようだが、どうやらそのパターンだ。
割と典型的な症状だが、同じ苦しみを持つ人の中では症状は軽いほうなんじゃないかなとは思っている。 一クラスに4,5人は居そうな程度の症状だ。
とはいえ、再度週末に延期するつもりだった神津島旅行はどうも今回も止めたほうが良いようだ。
やっぱり、相性が悪いときはとことん悪い。
まぁそのうち行ける日も来るだろう。
僕もだいぶ大人の階段を順調に上っているようで、バリウム初体験。また一つおじさんになった。
朝から絶食命令でチャリンコ20km弱こいで会社へ。
ここ数日便秘ぎみで検便は不提出、その後で発泡剤とバリウム飲んで、下剤も飲む。バリウムはヨーグルト味で噂に聞くほど不味くはなかったが、胃袋アワアワにしてゲップするなって、結構非人道的だ。
バリウム糞なかなか出ないようで、昼過ぎにもう一帖下剤追加。夕方ごろ、それが効いてきて腹の中の何割かが放出される。
帰り道のチャリンコ20km弱は、けっこう辛かった。腹の中にはほとんど栄養は入っていないのだろう。 一日中下剤は効き続け、おそらくバリウムは無事に排出されたとは思うが、病気でもないのに腹下さなきゃいけなくて、釈然としない感じもする。確かに疲れるな。