例年、お花見(ただしソメイヨシノ)のできる週末って2〜3回だ。 休日の数で言えば6日ほど。そのうち晴天の陽気は2日くらいだろうか。
今日は今年のその一回目。なので、お花見クルーズの計画を立てた。
が、空は快晴だが風が強い。
隅田川、浜離宮あたりを中心にまわるプランなので、マリーナからは荒川沖の15分さえ突破できれば、あとは安全地帯なのだが、子連れ・初乗船者乗せて無理するのもなぁ。強風下の着岸も気乗りしない。
マリーナの人に相談すると、午後は風が強くなり、夢の島マリーナに係留することになるかも、などと脅してくる。(確かにそれなら安全ではある)
ということでクルージングは中止の判断。暇人と軽食が集まっているので、そのままピクニックに移行。こういうのって相性があるみたいで、なかなかイズミさん一家を船に乗せられない。
ぷらぷら歩いていると、植物園の裏の広場では桜が満開になっていることが判明。
すり鉢状になった広場に娘を放牧すれば、しばらくするとすり鉢の底に引き寄せられる。
イズミさん父娘にはずいぶん遊んでもらった。ありがとうございます。
お昼ごはん用にちょっと買いすぎたようで、その残り物を消費。
日暮れ間際、嵐が去ったのでキャンプチェアを掴んで軽く花見に。
我が家の周辺は関東有数の桜密度なんじゃないかと思う。一級ポイントが
小川があるのも良い。
早いもので、なんと娘も入園式だ。
ほんの数ヶ月前は、寝返りすらできず、泣くことが唯一の技量だった存在だったのに、もういっちょまえに自分自身で社会集団の一員になろうとしている。
せっかく代休取得権があるので、会社休んで入園式見に行った。
狭き門を突破して入園を許されたのは、自宅から至近の小さなところ。
どの子も、うちの娘と同じようにチョロチョロと動き回ったり、母親にくっついたり。
まぁきっと、保母さんたちに迷惑をかけるのはうちの娘だけではないんじゃないかな。
保母さんたちも優しそうだし、しっかりしていそうだ。却って母親よりも子供の面倒の経験値は高いだろう。
だいぶ安心できそうだ。
在園児のちっちゃいお兄さんお姉さんたちが歓迎の印に歌を歌ってくれた。うちの娘も、あと一年も経つと人語で歌も歌い出すのだろうか。
娘の入園と入籍から無事に3年経ったのを祝し、ごはんを食べにいく。
神楽坂のお店で行ったことあるのは10軒と20軒の間くらいだと思うが、その中のトップ2の一角、こじんまりとしたホテルに併設されたフレンチ。
3種類のランチコースのうち、寿司屋で言うところの竹コースを注文。
ワインはすごく美味しかったし、メインの肉も魚も大変良かった。
が、このレストランってもっと感動的に美味しかったような気がするのだが、というのが食後に妻と確認した共通見解。
美味い不味いで言えばもちろん美味しいのだが、次も来たいかというと、今度は別の店探そうかな、という印象。
料理長が変わったとか、料理長がたまたま娘の入園式で休みだったとか、妻と憶測をし合うが、真相は分からない。
それなりに美味しく、それなりに豪華な店はいくらでもあるだろうが、本当に美味しいレストランって貴重なのだろう。まして、子連れで入れるところとなると。 年間何回も行くわけでは無いので、失敗覚悟で食べ歩くのも難しいし、口コミサイトの情報もある程度しか信頼できないし、誰か良い店知らないだろうか。
食事中、娘はやたらとご機嫌だったが、ハイテンションすぎて落ち着かず、妻と交代でロビーを散歩させる。まぁ、料理が出てくる間隔もやたらと長かったからなぁ。そりゃあ座ってられないよなぁ。
どちらかというとランチは敗北感。最大級の期待をしていた、というのもあるが、そのくらいの期待はこれまでの実績からは妥当だし、本当に良い店は最大級の期待にも常にこたえてくれるものだと思っている。
ということで、帰り道に駅中スーパーで寿司とホタルイカ買って帰る。このスーパーの水産コーナーはそこそこ期待していて、それなりに応えてくれる。そして家の冷蔵庫には、確実に仕事をしてくれる日本酒のストックがある。
高級フレンチのランチと、惣菜にぎり寿司の夕食、どちらが美味いといえば当然前者だが、満足感で言うとまた答えが変わってくるところが難しい。期待やコストとの相対評価というか。
保育園から帰ると、妻子は藤子不二夫ミュージアムに行ってきたらしい。友人から聞いた前評判どおり、ややイマイチ感が漂ってたとのこと。
先発しているジブリ博物館は、アニメ史上最大のアニメーターがそのまま館長やっているのに対し、こちらのほうはどうもお役所仕事っぽい。面白さに対する貪欲さが違うだろう。
僕はけっこうドラえもん世代で、スコシフシギで育ってきたので、地元の博物館が面白くないのは残念だ。自分で確認したわけではないけど。
休肝日を設定しよう。となると、酒を合わせにくい中華なんか良いらしい。 台湾旅行で買ってきた調味料使って、それっぽく仕上げてみた。このところ、料理当番を担当することは少なくなっているが、仕上げを担当した。
明日の宴会の仕込をしながらの晩飯。春の宴会なので筍も主力。
この家に引越しした手のころ、近所にできた友人が春になるとタケノコもって来てくれたことが何度かあったが、また突然持ってきてくれないかなぁ。