十数年ぶりに大雪警報が出たらしいが、数日前に産まれた姉の娘を見に行った。 せっかくスタッドレスタイヤ着けたし、たまには車乗ろう。
姉は安産だったようで、拍子抜けするほど元気だった。
新生児ちゃんは3400gくらい、結構大きい方だが、やはり普段抱いている娘よりもずっと軽い。まだ首もふにゃふにゃな、神聖な存在だ。
娘を一年育てたからか、宇宙人のような猿のような新生児も、ずいぶんと可愛く感じる。
これからよろしく。
道も空いていたし、さっと行ってさっと帰るつもりが、買い物だの何だのしているうちに大風大雪に。運転も怖い思いをした。買い物苦手なのも命取りになり得る。
妻が体調悪いようだ。一日中娘のご機嫌とったり、妻をなだめたり。
自ビールの瓶詰めおこなった。寒仕込みだからか、澱が少なく透明感がある。期待できるかも。
父親が遊びに来て、娘の誕生祝にビデオカメラ呉れた。前に居た会社製のものではないが、特に深い意味はないだろう。
狭き門を突破し、無事に娘の保育園も決まりそうだ。保育園のホームページを見ると、結構たくさん行事がある。確かに動画撮りたくなってしまうかもしれない。
夕方から妻が出かけたので、家事しながら娘の面倒を見る。母親不在に気づいたのか、だいぶ泣いた。
ご機嫌取りながらでも、ポトフくらいなら作れる。ポトフって西洋版のおでんだと書いてあったのを見たことがあるが、おでんよりもさらにシンプル。塩で煮るだけで、調味料らしい調味料も使わず、肉とソーセージ出汁頼み。
設計作業で、気づいたら予想以上に長時間残業してしまった。タイムマネジメントができていないなどと、上司から言われそうな愚痴を妻から言われてしまうが、設計って時間が読みにくいところもある。
完成度が95%くらいだなと思っても、残り5%の最終仕上げをしている際にちょっと気になったところを直しているうちに、いつの間にか結構な変更をしていたりする。これでひとまず機能するはずだというレベルになっても、絶対にトラブルを起こさないようにはどうするかと見ていくと、変えておこうかなというのが見つかったり。 芸術家の人たちが自分の作品に対して「これが完成状態だ」と判断するのは、どの段階で行うのだろう。
神は細部に宿るはずだ。あるアイデアをアイデア倒れにしないためには、案外手間もかかるものだ。 いかにシンプルに忠実にそのアイデアを具現化していくか、という作業なんだろうけど。
思った以上に雪が積もり、定時前に帰宅許可が出た。
が、だいたいこういうのって手遅れになったころに出るもので、ずいぶんと交通機関の混乱には巻き込まれた。
中央線が止まっているという情報があったから、一生懸命中央線を使わない帰り方で帰ってみたが、他の路線もずいぶんと遅延があったから、どっちが良かったのか分からない。
自転車で帰る以外にはどう帰っても乗換えが多いから、その度に電車遅延の影響を受ける。まぁ一応動いていたし、待っていれば乗せてくれるが。