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2013/5/3(金 祝)

ゴールデンウィーク後半。初日は近所の公園を散歩。
娘を背負って自転車こいでみた。顔は見えないが、案外おとなしくおぶられていた。こうやってちょっとずつ行動範囲が広がっていければ良い。

途中のカフェでテイクアウトを買ったら、ハンバーガーは巨大だった。

帰港の良い季節、晴れの休日。
こうしてみると、ずいぶんと多くの子供連れがピクニックに来ている。うちの娘はまだだいぶ小さい部類だが、あと1年もたてばヨロヨロと走り出して、転んで泣き出すようになっていくのだろう。




揺れている葉っぱを見るのが好きらしい。おおむねご機嫌麗しい感じだった。

2013/5/4(土)

二日目は船の整備。
以前買っておいたエンジンオイルを交換。作業自体は特に失敗なくすすめられたが、思ったよりも時間がかかる。油吸い出すのに2時間以上かかったかな。 3000円の交換ポンプでも十分実用的だとは思ったが、細いチューブでぬるっと劣化した油を10リットルも吸いだすのだから、まぁそれくらいの時間はかかるだろう。



天気も良かったので、妻子もついてきた。
キャビンで昼寝したり、マリーナ内を散歩していたようだ。一緒に来てくれれば、家路を焦る必要もなくなり、落ち着いていられる。



予定した作業がひと段落したら、日もかなり傾いていた。
風も出てきたので、試運転は港を出てほんの一回り。

2013/5/5(日)

今日も天気は良さそう。せっかく船のメンテナンスも行ったし、試し運転だ。
波もなく遠出しないということであれば、妻も赤子とともに来るという。クルーズに赤ちゃん乗せていいかは判断に迷うところだが、育児書でもドライブは推奨されてたりする。クルーズはひどいときは荒馬のるようだが、良い時はドライブと大して変わらない。夕方の風が強くなる前に帰れば問題なかろう。直前のお誘いで捕まったゲスト一名とともに、10時半ごろ出港。

コンディションは最高。青空に静かな海、風もない。日陰で少し寒く、日なたでは少し熱いくらい。好きなほうを選べばよい。
エンジンも調子が良い気がする。かかりやすくなったのはオイル交換の効果だろう。エンジン自体だけでなく、これでバッテリーへの負荷も減りそうだ。

もとより遠出する気はない。
昼飯食って帰るくらいのつもりだが、夢の島マリーナのレストランが新しくなったらしいので行ってみることにした。


より大きな地図で 5/5クルーズ を表示

レインボーブリッジくぐって、運河をくるっと回る。
今日は豊海方面から伝っていくルート(地図上青)をとったが、よく使う運河(地図上赤)に比べ、橋が高くてくぐりやすい気がする。妻の要請もあり、ずっと日よけを出しながら航行したが、橋をくぐるときも日よけをたたまずに通過できた。

東京湾奥の、船で気軽に行ける貴重なレストランなので、これまで何度か利用している。が、まぁ普通のどうってことのないレストラン、という印象だった。
今回のリニューアルによって、単価は上がったものの、バイキング方式の食べ放題になったのと、ちょっと内装が変わった。コストパフォーマンスとしては同じくらいだろうか。


3日連続でハンバーガー食べてしまった。


植物園ってマリーナと直結してたのね。そのうち行ってみるか。

ゆっくりと昼食をとったのち、風が吹き出す前に帰港。
距離としてはかなり短いクルーズだが、ゲストたちの印象ではそうでもなかったらしい。スピードもあまり出さずにゆっくり走ったから、そういう感想になるのかな。遠くまで行かなくても、のんびりと遊覧というのも、それはそれで良いのだろうな。




帰り道にぐずった。途中で授乳休憩。西空がきれいな頃合いだった。

五月は初鰹。
娘の寝る時間もだんだん安定してきて、妻も少しなら晩酌できる。

2013/5/6(月 祝)


子供の日は昨日だが。

近所の小さなレストラン、ビストロカプリシューで昼食。
妻が出産前に思い残すことのないよう、食べ歩きに出かけた時以来だが、そろそろ外食も可能になってきた。>シェフも子供好きらしく、笑顔で対応してくれる。

相変わらず良いお店だと思う。
ランチに来たのは初めてだったかもしれないが、普段にも増してコストパフォーマンスが高い。皿の数減らして料理の数は減らさず、いろんなものがのっていて、それぞれちゃんと手をかけられている。 メニュー数は少ない店だとは思うが、この規模、スタッフ、客数で自分が作りたいように作れば、こういう感じになるのだろうな。それぞれ、思い入れのある料理にしてるんだと思う。

そのへんのラーメン屋とかよりは高い値段だが、そう極端に高いわけでもない。抱えているスタッフの優秀さや料理への手間を考えれば、破格なんじゃないかと思う。
このお店がいつまでも繁栄するように応援していきたいと思う。

結婚記念日に買った鴨が余っていたので、それを焼くことにした。
娘が順調に育ち、時間を選べばお酒もちょっとずつ飲めるようになったことを祝う。

2013/5/7(火)

妻の姉がゴールデンウィークにもらってきたというタケノコが我が家にも回ってきた。

ハンバーグは肉の伊勢屋のもの。

2013/5/8(水)

2013/5/9(木)

2013/5/10(金)

鶏肉とジャガイモを使った料理は、韓国料理らしい。料理名を聞いたが、よくわらかなかった。

チンジャオロースのほうは、僕が作った。タケノコを投入せよというのが妻の指令だが、入れ忘れたので再度の炒めなおしを命じられた。

このゴールデンウィーク、ついに将棋ソフトがプロの将棋指しを破った。 昔、四目並べの思考ルーチンを作っていた身としては感慨深い。

当時は確か、チェスの世界チャンピオンをコンピュータプログラムが破って話題になっていた頃合いだ。 将棋はチェスと同ルーツのゲームだが、相手からとった駒を再度持ち駒として生かせることから、チェスよりも複雑なゲームとなっている。当時のコンピュータ将棋のレベルは強いアマチュアにも勝てない程度で、、コンピュータが将棋の名人を倒すのはまだまだ先のことだと言われていた。
将棋は実力差がはっきりと出るゲームで、プロとアマチュアの差には歴然としたものがあり、最も強いアマチュアが最も弱いプロに勝ってもちょっとしたニュースになるくらいだ。当時のコンピュータ将棋とトッププロの間には、比較の対象にならないくらいの実力差があった。
が、確かにそれから十数年たったのだなぁ。まだ名人に勝ったわけではないが、コンピュータが人間のトッププロを破った。

コンピュータが得意なのは定型的な処理を素早くすることや、膨大なデータを正確に扱うことであり、想像力を発揮するのは人間のほうが得意だ、ととらえられている風潮はあると思う。
僕はあんまりそうは思っていない。人間の脳みそだって機械的なものであり、何らかの法則に従って思考を行なっている。その思考を再現できれば、コンピュータにも人間と同じように、あるいはそれ以上に想像力を発揮させることはできる。 絵画や作曲だって行わせられるし、忘却力やそそっかしさだって、人間の専売特許ではなく、コンピュータにだって行わせられる。

コンピュータの発達によって様々な産業が栄え、産みだした雇用もあるが、最近は逆に効率化によってコンピュータが雇用を奪っていることのほうが多いらしい。
コンピュータに奪われた雇用は、定型的な処理業務が多く、今のところ創造的な頭脳労働は人間に任されている。

僕の仕事は精密機器のメカ設計業務で、創造的な頭脳労働の典型的なものだ。 経験や能力ではっきりと差のつく仕事だと思うがが、その作業がコンピュータに行えないかというと、できないこともない気もする。
良い設計、悪い設計の数値化が行え、設計の自由度が設定できれば、あとは遺伝的アルゴリズムだのニューラルネットワークだの、各種の計算手法を使えば、何らかの答えは出してくれるだろうし、そういうのが人間の想像力を軽く越えることも、想像に難くない。

生産部門に怒られたり、評価部門をなだめすかしたりする仕事はコンピュータに変わってもらえないと思うが、仕事の最も核となる創造的な部分は、単なる数学の問題になり得るからな。
特に光学設計なんて、設計者一人の腕次第で製品の良しあしが決まり、会社の評判も決まるような重要な仕事だが、あっさりと自動化できてしまう気もする。

コンピュータにどこまで創造的なことを行なわせられるかというのはすごく興味を引くが、何のために行うかというのも難しい問題だな。その問題自体もコンピュータに考えさせればいいのかもしれないが、そういうのは多分コンピュータが得意な問題ではなく、人間が考えるべきだろう。


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