久しぶりにボールを蹴る。
高校サッカー部の友人に誘われ、にわかチームを結成してフットサルの大会にエントリー。
まぁ、いろんなところでしょっちゅうやっていそうなミニ大会だ。
ボール蹴るなんて何年ぶりだろう。
高校の時は、サッカーをやらない生活がやってくるなんて考えられなかったが、まぁそういう感じになった。
まともにボール蹴れるか心配したが、思ったほど下手くそにはなっていなかったんじゃないかと思う。元がそれなりに下手くそだったから、あまり変わらないというか。
衰えを感じるのは、ダッシュした後の回復度合いだな。一回走ると、もうそれきりで次が走れない。酸欠状態になって頭が痛くなる。
最近やっているのは自転車とか登山とか、ダラダラした運動ばかりで、日常生活でダッシュなんてほとんどしない。
大会の方は、3チーム中の予選は1分け1敗で下位リーグへ回り、下位リーグでは1勝1敗。最終結果を待たずに自分たちの試合が終わったらさっさと焼き肉屋に直行したので順位は分からないが、6チーム中5位くらいか。
支払いはジャンケン。今回は4位につけ、食った金額の半額程度を請け負った。
大けがもせず、小ケガ程度で済んで大変疲労した。体を動かしたな、という充実感があり、小ケガも疲労もそんなに悪い気はしない。
明るいうちから飲み始めたので、解散も早かった。
帰宅後、お腹を空かせた妻のためにカワハギを捌き、。
市場で3尾500円。そりゃあ買うだろ。
ふた月ほど前、妻の実家に持って行ったやつは、一尾で2000円程度した気がする。 それと比べると型も小さいし、季節柄肝も小さいし、血抜きとか鮮度で差はあるにしろ、基本カワハギは旨い。ずいぶんと良い買い物だ。
お客さん強化期間の最終ステージとして、妻の大学時代の友人が来てくれた。 四人中二人は子供連れで、それぞれ半年、一年ほど妻よりも母親として先輩だ。
パエリヤは結構豪華。先日のオマール海老でとったダシをベースとして、ムール貝や巨大アサリを追加した。甘エビも加えたが、甘エビは加熱調理にまったく向かない。
やや水分が多かったので、パエリヤというよりシーフードリゾットのサフラン風味という感じになったが、二つの料理にボーダーはあるのだろうか。
イケヤで買ったパーティ用はったり皿にチーズとカワハギ、鯛カルパッチョを盛る。
確かに見栄えはするのだが、大人数ででかいテーブルだと、遠慮の固まり製造機みたいになってしまう。使い方をちょっと選ぶ。
うちの娘入れると3人の乳幼児。託児所みたいになった。
半年上のショウちゃんは成長曲線を突破せんとする巨大男児。抱き上げると乳児の大きさではなく、頭の大きさなんて小さめの大人くらいだ。が、表情や仕草はやっぱり乳児で、そのアンバランスさが面白い。 なんだかやたらとご機嫌で、何度も僕と目があって微笑んでいた。父親以外の男性を見るのが珍しくて喜んでいるのでは、とのこと。
1年先のムッちゃんは、成長曲線の下限側に位置する女の子。体重はショウちゃんと同じくらいだが、歩き出しているので、赤ちゃんというより幼児に成長してきている感じ。ショウちゃんもムッちゃんも西洋人のような赤ちゃんだが、タイプが違う。
ムッちゃんは悪戯を覚え始めたらしく、我が家の家電等の操作部材が気になって仕方がないようだった。
妻の親友サトコは相変わらず押しに弱い。 皆と一緒に帰るつもりだったらしいが、一人だけ大した用事もないようなので、酒で誘惑したらなびいてきた。 皿洗い要員の報酬として、残り食材を振る舞う。酒も結構飲んだな。
トマト缶、鶏肉、きのこ、たまねぎ、羊チーズ等の食材を皿に乗っけてオーブンで焼いた。 別に悪くは無かったが、フライパン使って水分飛ばした方が美味しかったかもしれない。
今日のごはんは完全に嫁担当。なんだか会社でいつもより疲れたので、渋めの和食で嬉しかった。
娘が産まれてちょうど3ヶ月たった。予防接種うけたくらいで、特別なことはしていない。
そういえば、お宮参りをまだしていない。通常は生後一ヶ月を目安に行くものらしいが、特に正確でなくても良いとのこと。娘の生後一ヶ月はまだ寒い時期だったので言い訳も立つが、妻も一生懸命お宮参り用にドレスを作ったし、そろそろどこかへ出かけるか。
出かける場所は特にこだわりはないのだが、確かに近所の神社は、神主さんが常駐しているのか怪しいところだ。 もうちょい遠くても大きそうなところを考えてみると、川崎大師はそもそも仏教寺院なのでお宮じゃないし、明治神宮は祀っているのが明治天皇。妻が言うように、願掛けの相手としては年代が近すぎる気もする。
我々が崇拝しているのは大自然だ。自然法則だとか、山とか海とかそこに棲む生き物とかだ。もともと神社なんて八百万の神々のアニミズムなのだから、そういうものを祀っているところが良いだろう。
そんなところないかなと思いつくまま調べてみると、良いのがあった。
神奈川県下の第一の霊山、丹沢大山だ。
古くから農民には雨乞いの山として、漁師からは航海の目印として崇められた。しかもなんと、酒の神様まで祀られている。うちの近くはかつて大山詣でで栄えたようだし、我が家にぴったりだ。
丹沢には何度も行ったことあるし、主要な山頂も結構登っているのだが、実はまだ大山に行ったことがない。
乳児連れて山頂の奥の院まで行くのは無理だとしても、ロープウェイで行ける下社のほうは問題ないだろう。
そのうち行ってみるか。
先週末のサッカーですりむいた傷が治らない。人工芝で怪我したところって治り悪いんだよなぁ。
膝の一番の可動部分にあるため、かさぶたができてもすぐに破けてしまうし、ガーゼと一緒にかさぶたになるから、数時間後にはがす羽目になって、ぜんぜん治癒しない。
そんな状態が数日続き、娘の入浴当番から外されている。
先日の宴会で出した地鶏の骨付きもも肉。
オーブンで焼いたのも旨かったが、残った骨を保管しておいた。
その骨で出汁をとったら、これが非常に旨い。なんだか奥深い味となって、口に含めばほっとする。味の素を初めとする化学調味料も偉大だとは思うが、単発の一物質ではこの味は出ないだろうな。
焼いて旨いし煮て旨い。一粒で二度美味しい上、しかも安い。
美味しい料理っておいしい食材調達した時点でだいぶ決まるというのが妻の意見だが、確かに、正しい食材を正しく頂けば、それに勝るものはない。鶏に感謝。