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2013/3/16(土)

娘よ。
生誕2か月おめでとう。
これまでのところ、君が元気に育ってくれて大変うれしい。

君は、おにぎりに似ている。
父さんと母さんは、君の顔に似せたおにぎりを作って、これまでの成長を祝うことにした。
もちろん食べた。

これからも、どんどん大きくなってくれますように。

2013/3/17(日)

二枚貝ってずいぶんと人間に都合の良い生物だ。
生前は一生懸命口閉じて、操を立ているが、一旦加熱してしまえばもう従順。 火を使う我々のための生き物なのか。

2013/3/18(月)

確かに妻の言うとおりだ。
一昨年の結婚式で写真展を開いたが、そのときの作品は押し入れに仕舞ったままだ。 このままコヤシにしておくのも勿体ない。見せやすい形にするために、フォトブックにしておこうか。

とはいえ、ハードディスクの事故で、消えてしまったデータもあるし、そもそもコルクボード上にレイアウトしたので、もともと生データがあるわけでもない。再度編集しなおすのも結構手間だ。
ということで、作品をそのまま撮影するという手段を試してみた。 ストロボ二つ借りてきて、ななめ45度から投光。三脚で作品正面にカメラおいて撮影して、けっこう上手くできた。スキャナー並か、同等以上にちゃんとできた感じ。あとはフォトブック用に写真並べれば何とかなりそうだ。

2013/3/20(水)

桜がだいぶ満開。天気も良いが、家の前の桜たちは、花見している人それほど居ない。
気候も良いし、たぶん今シーズンでお花見に最良の条件となる休日になりそうだが、皆の花見の予定は、桜の日程というよりも、どちらかというと人間の都合で決まっているのだろう。


花に見とれているというよりは、動くものがあればとりあえず見つめる。

やはり鶏肉はフライパンで焼くだけだと火が通らない。 酒入れて蒸し焼きにしなくては。
姉からもらったお土産ソースがよく合った。

2013/3/21(木)

サラリーマンになってそろそろ10年、本当に思いがけないことも仕事内容になるものだ。
本日の仕事は魚釣り。会社のお金で釣り船乗ってきた。実写検討という名目だ。まぁ、特許たくさん書いたご褒美というのが実態なので、仕事というほどの仕事ではないかもしれないが。

ということで東京湾。せっかくだから一日船に乗るつもりだったが、平日ということもあり午前の船は客が集まらずに出船しないらしい。午後船のみということになってご褒美の額としてはかなり控えめな感じになってしまった。

出船場所割と近所。川崎駅からバスに20分ほど乗った、中山丸さんにお世話になることにする。
狙いはスズキ。今好調らしい。出世魚だが、ルアーで狙う場合はシーバスと呼ばれる。

釣り場もそうそう遠くない。いつも自分の操船で近くを通るようなところだ。自分の操船だと魚を釣り上げるようなノウハウはあまり持っていないので、釣り船乗ってその経験を盗もうというのがコンセプトだ。

出港すればすぐに京浜運河。そのままつきって川崎シーバースへ。
天候も回復、波も風もまったくなく、予想外に絶好のコンディションな感じ。

釣竿は500円でレンタルを頼む。これによって船長さんが初心者扱いしてくれて(実際に船のルアーシーバスはほぼ初心者だ)、終始気にかけてくれた。

基本的に、底を探る。60g〜80gのジグを海底に投入後、10〜15巻き分泳がせる。食われなかったら再度海底に落とす。その繰り返し。
けっこうあっさりと一尾目が上がり、いきなりの坊主脱出。こりゃあ良い。 ポイントもわかりやすいし、これなら自分の運転でもなんとかなりそうだ。この場所は相性が良かったのか、テンポよく3尾上げた。船の中でも良いほうのペースだったと思う。(客は6〜7人)

その後船長はポイントを移動し、海ほたる前の水深30m弱のところへ。 ポイントに着くまでは、魚探を見ながら細かい微調整を繰り返していた。
すべての魚をリリースしていた隣のお兄さんは順調に数を伸ばしていたが、しばらく僕の貸竿は曲がらない時間が続く。 先ほどは僕のほうが良いペースだったように思ったが、このへんで実力の差が出始めてくるわけだ。 最終的に隣のお兄さんが本日の竿頭になっていた。

日が傾き、残り1時間程度になると、魚たちは食い気モードに入ったようだ。かなりのペースで釣れ始める。 周りのカモメも騒いでいる気がする。
スズキは東京湾の海中の食物連鎖のトップに立つが、それほど捕食が上手いわけではないらしい。 何度か、背びれだの腹だの、口以外のところに針掛かりする。こういうのって僕の合わせのタイミングの悪さもあるだろうが、魚側にも非があるらしい。捕食が下手な個体は仕方がないですよ、とのことだったが、口以外のところにかかると、なかなか巻き上げられなくなる。腕が疲れるほどの大物というのも、それなりに嬉しくはあるが。

終了間際はほぼ入れ食い。大物も増える。血抜き、クーラー詰めの作業も忙しくなり、遂にはクーラー一杯に。
僕は隣のお兄さんとは対照的に、釣った魚は食べる主義だ。食べるための狩猟は正統な生存競争ということで、殺生の罪悪感から逃れているのかもなと自己分析をするが、まぁそんなことはともかく、美味しい魚がたくさん釣れるのは嬉しいことだ。
が、持って帰れないほど釣っても仕方がない。残り10分、仕掛けを投入すればまだまだ釣れそうだが、片づけに専念し、竿を仕舞った。余裕の大釣果、素晴らしい一日だった。

最終的に12尾。小さいの40cmクラス、大きいの60cmクラスでクーラーぎゅうぎゅう。そのまま魚屋を開業できそうだ。
週末の宴会で出すつもりだが、そのためには下処理が必要。 うろこを落とし、頭を落とし、3枚におろす。江戸前の高級魚、上品な白身は美味しそうで、3枚におろすのにも気を使う。 魚釣りで披露しているところで11尾分の下処理を行うわけだから、かなり疲れた。
僕が数釣りを狙わなかったのは、罪悪感云々よりはこの作業が大変だから、ということもあるのだろうな。

スズキは洋風でも和風でも喜ばれる淡白な高級魚。 だが、今まで僕はそんなに大喜びする魚ではなかった。
が、今日のスズキは美味いな。釣った中でも小さめのやつを、うろこ落として腸ぬいて塩焼きにしただけなのだが、ほっこりといい香りがする。骨離れもよく、ジューシーでやわらかで美味しい。さすが高級魚だ。 苦労して血抜きして、数時間前まで泳いでいた新鮮さこの上ないやつだからな。

とりあえず、自分で釣り上げた魚が家族に喜んで食べてもらえるのは幸せなことだ。
捌くの疲れたけど。

2013/3/22(金)

今日のスズキはこぶ締め。型の良いやつだ。
スズキってこんなに美味しい魚だったんだな。上品で香り高い。 締め方とか、産地とか、季節によっても差はあるんじゃないかと思う。


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