出産を促進するため、最近の妻の日課は、ぞうきんがけ1時間に散歩1時間×2回、スクワット100回2セットというものだそうだ。病院からはガンガン身体をいじめて運動しろとの指令が来ているので、本日はウォーキングに標高差の要素を取り入れてみる。僕の初詣も兼ねて、遠州三山と呼ばれるお寺を巡ってみることにした。
法多山というのが近隣で一番有名な寺らしい。
参拝者も多く、門前町が発展していた。お守りのデザインが一番かわいかった気がする。
石段の数は期待したほど多くはなく、大した運動にはならず。
名物の厄除け団子は、つき立てのお餅の味が美味しかった。櫛がたくさん刺さっているところが特徴的なくらいで、普通にストレートにおいしいつぶあん餅だ。
次に向かったのは油山寺というところ。一番空いていて、親しみが持てる感じだった。目を祀っているということで、目ヤニが心配されている姪っ子にお守りを買っていく。
寺の周囲の自然林には散策コースがあり、そこをほぼ全ルート踏破。けっこうアップダウンもある中、1時間くらいは歩いただろうか。とりあえず、祠を見るたびに安産を祈願しておいた。
三番目に向かった可睡斎というお寺の無料駐車場の前に、結婚式場的なレストランがあり、ランチをやっていたので入店。
さすがに見栄えのする料理を出してくれる。運動後ということもあり、ゆっくりしたランチをとるのにちょうどよかった。門前町で蕎麦をすすっても不満はないとは思うが、それよりも満足感は得られたと思う。コスト差もあるだろうけど。
可睡斎というのは、徳川家康の恩人であり、天下人となった家康の前でうたた寝をしてもお咎めなしだった和尚さんの名前が、そのままお寺の別称になったとのこと。火防と天狗を祀ったお寺。
牡丹園があるということで行ってみたのだが、屋外の牡丹園は荒涼としている。
この季節は、その代わりに屋内に牡丹を展示しているが、そちらは有料。展示しているのは牡丹だけではなく、迷路のようにつながったお寺の建物内部が全部見られる。本堂の中とか、修行の場とか、たぶん法事用の宴会場とか、勝手にこんなとこ歩き回っちゃって良いんだろうかというところまで入っていける。
小さいころから祖母と旅行をするたびに、「これが一緒に行く最後の旅行だね」と言われ続けた。大きくなったら一緒に行かなくなるだとか、高齢のためだとか、そんな理由で。実際にはそんな旅行を20年以上続けたので、最後の旅行は何十回もある。
妻とのデートもそんな感じで、「出産前の最後のデート」は今日で何回目だろうか。5回くらいはやったような気がする。
妻の実兄が去った代わりに義姉の旦那がやってきた。今日もにぎやかな晩餐。
自宅に戻り残り物の整理。
長い休みだったが、第一子の誕生は結局のところ待ちぼうけになりそうだ。
まぁこればっかりは仕方がない。どうしたって出産の主役は母親と赤ちゃんで、父親役は右往左往しながら応援する程度がせいぜいだ。
仕事中に連絡を受け、会社を早退して病院向かうのもそれはそれで一興。
仕事が始まり、日常が戻ってきた。
自転車通勤を何とかしなくては。
賞味期限が心配だったので、正月に買った生ラーメンを食う。あと一週間くらいは平気なようだが。
会社では今日も始業式的なものがあったが、その合間に特許用の設計を終わらせた。新年の初仕事をいい感じにできたので気分がいい。
なんとなく牛肉が食べたくなったので、スーパーで豪州産の買ってきてフライパンで焼いた。
久しぶりに酒を飲まない夕食。
数日前から味噌漬けにしておいた鶏肉をオーブンに放り込んで30分、まだ火が通っていないようだ。
アルミホイル外してさらに15分でおおむねいい感じになった。
年末に届いた試作部品を組み立てた。半日の作業で、特に問題なく、いい感じに組み立てられそうだ。やっぱり組み立て始めが一番楽しい。
会社を早退して妻の出産に立ち会うのかと覚悟していたが、特に何事もなく週末を迎えた。
頂ものの味噌に長ネギ刻んで、すし酢で伸ばしたのをアボガドにつけて酒のつまみとした。