スルメイカは、内蔵が多い上、臭みも少ない。その上安い。 トマト、キノコとともに身を炒め、内蔵と牛乳でソースにした。
このところ、経済とか金融の本、自己啓発本なんかをいくつか読んだ。そこで分かったことは、
・お金の知識、理解は資本主義の世の中において必須のはずだが、実はあんまり理解してなかった。
・お金の価値はものすごく相対的。皆の気分や世の中の動向でダイナミックに変化する。お金を貯めておくのって電気をためておくのと同じくらい難しいことなのかもしれない。
・教科書的に基礎から学べる本はすごく少ないようだ。そういう体裁をしていても、一生懸命読んでも実は著者への利益誘導をはかるチラシのようなものだった、というケースが多い。
何冊か異なる立場から書かれたものを読んでみて、その平均的意見を知る必要がありそう。疑いの目を持ちながら勉強するスタイルとなる。
・将来のことは誰にも分からない、ということと、結局一番頼りにすべきなのは自分自身だという、ごく当たり前のことが分かった。
家中の荷物整理に取りかかる。
予想に反し、計画以上の進捗。丸一日かけ、結構な大改造が達成できた。これで、山行くときも旅行くときも、家中をひっかき回さずにすむはずだ。
晩ごはんは松茸ごはん。友達が野山で採ってきたのを送ってくれた。 結婚祝いとのことだが、1年遅れで結婚祝いを頂くのは10日ほど前にもあった。はやっているのだろうか。
何しろ天然物。さすがに香り高く、妻も顔が崩れるほどに喜んでいた。
きのこが何種類もあったので、バター焼きにする。今日もきのこ尽くしだ。 そして実は、けっこう野菜ばかりのメニューだ。
今日は妻が調理当番。別に当番制というわけではないが、おおむね早く帰宅した方が作る。
昨日から味噌漬けにしておいた鶏肉を、密閉容器に入れて強火のオーブンで1時間弱。
なんだこれは!というような美味さ。味噌漬け+蒸し焼きというのは、なんかもう一つの完成されたスタイルだ。居飛車穴熊とか、温泉昼ビールとか、良い例えになっているか分からないが、とにかくこれをやっておけば間違いはないという、強力な料理法だ。
職場の異動者歓迎会。なんだかやたらと食材の話で盛り上がった。 地図の話も随分とした。
前回の飲み会で出し損ねた、豆腐の味噌漬けの熟成が進んでいる。
豆腐に味噌味がついただけではなく、別の食べ物に変わっている。
クリーミーと言うか、濃厚というか、もともと柔らかかった豆腐が、さらにホロホロになって
いる。すげえな。たんにそのへんのスーパーで買ったどこにでもあるような豆腐を、大して珍しくもない味噌にしばらくつけ込んだだけなのだが。
味噌おそるべし。
妻の体重管理は順調なようだが、どうやら出産後もいろんな食事制限があるらしい。 彼女には、今のうちにいろいろ食べなきゃという野望が沸いてきたようだ。 ということで、近所のビストロへ行く。
初めて2階席に行ったが、思ったよりも広い。テーブル4,5個、20人程度収容できそう。前の店舗よりもスペースを有効活用していると思う。
このビストロで、ハズレのワイン、ハズレの料理が出てきた記憶がない。
今回もその例に漏れず、エゾジカの焼き具合も素晴らしかったし、サンマもフォアグラのお焼きも美味しかった。酒飲みだということがばれているので、ワインも多めに入れてくれることが多い。
ずいぶんとたくさん飲み食いしてしまい、金額もさすがにに嵩んだが、コストパフォーマンスもいい方だと思う。
こういう店が近所にあるのは幸せだ。