妻が妊娠しても、ホームパーティの頻度はそれほど減らしていないんじゃないかと思う。 我々はそういうスタンスでいくつもりなので、できれば皆様もそのように考えていて欲しい。
本日は、我が家から遠からぬところで花火大会があるというので、友人招いて宴会をすることにする。花火を見ながらの第1部と、その後家でごはんを食べる後半戦の2部構成。参加者は7人となった。
1年越しの結婚祝いとして貰った鳴門金時は、オーブンでじっくりと1時間ほどかけて焼いた。これがすごく美味しく、あっという間に品切れ。焼くだけで高級和菓子という感じ。
この前行った会津若松の酒造の粕漬けが美味しかったので、ネットで取り寄せた。
だんだん、マンションが気にならなくなってくる。酒が回ってきているからかもしれないが。
秋の花火というのも悪くない。早めに始まって早めに終わる利点がある、という話が出たが、確かにそうだ。
調布の花火大会は、毎年開催する時期がまちまちらしい。何故だ。
花火を見ている間に焼いた鶏の丸焼き。 見てくれは悪いが、味としては良かった思う。料理の売れ行きを見れば明らかで、皆であっという間に平らげた。
刺身はいつも通り、川崎の南部市場で仕入れる。最近人数少な目の時は手抜きして、柵で買ってきているので、楽に支度ができる。
マグロのコストパフォーマンスは驚愕。公表するのもはばかれるような仕入れ値だが、脂がのっていた。
本日のメインは何になるのか。キノコも忘れてはいけない。 野生のキノコを何種類も贅沢に、バターで炒める。
家に知人を呼んで料理を出す。いつも全力を尽くして料理しているつもりではある。
しかし、どうしたって出来不出来は出てきてしまう。
今回の宴会は、ホストとしては満足できる感じだった。量としても質としても、出すタイミング、組み合わせとしても、反省点の少ない感じだ。
一日の何割かを読書に費やす。その他は妻と河原で鳥を見ながら弁当食べたくらい。
どうも最近そういう時間が多い。書くことや冒険するよりも、家でタラタラしている時間が長い。
頭の中が入力を必要としている時期なんだろう、というように解釈しようと思っている。
昨日の宴会で出し損ねた、オーストラリアの立派なアスパラはホイル焼きにした。
とろけるように甘い。南半球は春だ。
今週の宴会は、けっこう頑張って食材を使い、あまり余らなかった。
今日のししゃもでおおむね終わり。
いくらは、市場で買ってきたすじこをほぐしたもの。醤油が少ししかなかったので、塩風味。僕はこれくらいの方が好みだ。
スーパーで売っているやつよりもほぐしやすかった気がする。
今日も長めに残業、帰宅すると妻はごはん食べ終わっていた。 食べながら今日のごはん書く。
このところ妻が料理する割合が増えたが、ノーザン業デイくらいは僕が作ろう。
冷蔵庫を漁ると、厚めのロース肉があった。たまには王道的家庭料理も作ってみるかと、生姜すすって生姜焼作った。大学時代のバイト先ラーメン屋でたまに作っていたなぁ。
妻は職場で愛されているのか何なのか、酒好き禁酒中妊婦なのに、送別会開いてくれることになったらしい。
なんだか不思議な感想を持つが、結果として僕には一人でゆっくりと残り物をついばむ晩飯がもたらされる。
一人で食べる晩飯は、例によってタラタラ酒を飲みつつ、タラタラ「今日のごはん」書いてたりする。
食材減ってきたし、外食しても良いか。
それほど賑わっていない商店街とは言え、まだ言ったことのないお店も結構ある。
その中の一つ、酒屋の隣の和食系老舗っぽい飲み屋に行ってみることにする。
「斉とう」というお店。店内にはいると、ちょっと寿司屋っぽいレイアウト。 値札をみると思ったよりだいぶ高そうだが、さすがにこちらも社会人もうすぐ10年。金払えないということも無かろう。
まず出してくれた突き出しがやたらと充実。イカ塩辛、南蛮漬け、クルミ味噌だったかな。
そして次に出てきたカワハギ肝和え、カツオ刺身は絶品。
市場や港町で食べる魚ともまた違うが、洗練されている感じがする。
モノとしても、結構な高級魚を集めているのかもしれない。新鮮さというよりは、高級魚、調理技術を売っている感じがする。
これで安ければ言うことないんだけど、残念ながらかなり高い。近くに、味も値段も大満足なお店がいくつかあるだけに、割高感はある。 たとえば隣にあるビストロカプリシューなんか、新宿や神楽坂あたりのお洒落なフレンチに引けを取らない料理を、とってもリーズナブルに出してくれる。 「斉とう」も、味に関しては一流どころに劣っていないんじゃないかと思う。が、値段も登戸価格ではないというか、一流どころに劣っていない気がする。各地で仕入れているというお魚も、多分かなり良いのを仕入れているんだろうけど、ちょっとブランド志向な感じはする。
このお店を見つけたのは、収穫と言えば収穫だ。モノが良いだけではなく、それを料理する腕も持ち合わせていそうだし、大変参考になりそうな料理を出してくれる。(最後に出てきたトマトごはん、こういうのは是非取り入れていきたい)
が、いつでも気軽に使えるという価格設定ではなかったな。これからも季節を変えて行ってみたいとは思うものの、年間3,4回程度だろうか。