母親の七回忌で新宿にて。久しく顔を合わせていない親族にも妻を紹介する。法事ってそんなものだろう。
帰り道に、デパートへよってお中元を買う。
妻は新宿勤務のくせに、新宿のデパートをホームグランドとしておらず、あんまり頼りにならない。
買い物が苦手な我々にとって、週末の新宿のデパートは荷が重いようなので早々に二子玉川へ転戦。
混雑を避けるには良い判断だったと思う。
二子玉は、物価は高いと思うが、高級オリーブオイルをちょっと買うような用途には便利だ。
友人が蛍を見にくるというので、生田緑地散歩と向ケ丘遊園のバーへ行くプラン。何とか天気持ってくれるかな?と歩き出した途端にどしゃ降りになってきたので蛍は中止にして、お酒のほうを頑張ることにする。
ここのお店を知ってから、3ヶ月で5回くらい来ているだろうか。
美味しいお酒と破格のコストパフォーマンス。女性には特に受けが良いと思う。
人生何ごとも挑戦である。
今朝は、数日前に作った鶏ガラスープの、ちょっと酸っぱくなったやつに挑戦した。
一口飲んで、確かに味は変わっている。が、悪い痛み方ではない気がする。こういう味付けと言われれば、これもアリだね、というくらい。何らかの変化は起こっているだろうが、腐敗なのか発酵だろうか。我が家の台所には糠漬けの乳酸菌が付いているだろうから、そいつらの仕事だろうと推定。食べ物を粗末にしてはいけない。
挑戦には失敗がつきものである。
今回の僕の挑戦は、割とわかりやすく失敗した。
お昼の食材を買いに、妻とスーパーへ行くも、食欲がまったくわかない。変だな、と思う矢先に体内の全ての排出弁に排水指令。食中毒の対する防護策が、正しく機能したとも言える。昼飯ものどを通らず、しばらく絶食&安静。
そんな訳で、今回の僕の挑戦から得られた教訓は、食べ物を粗末にしないためには、無理して食べるよりもちゃんと保存のための処置を施しておいたほうが効果的だという、至極当然な結論。夏場は特に気をつけよう。
もともとパソコンの設定をやるつもりの週末だったので、安静にするには特に不都合はなかった。
今日できたことは、
・家庭内LANの構築 インターネット→すべてのPC
・ハードディスクのLAN対応
・プリンタのLAN対応
・ipadからAir Print 非対応プリンタ(canon pixus pro 9000)でのPCを介しての印刷
できなかったことは
・インターネット側のルータ電源オフ時にも家庭内LANを生かす設定
・ipadからPCを介せずプリントサーバで印刷
かつおとアボガドを食べる予定を変更し、妻が親子丼作ってくれた。 あまり作ったことがある訳でもないようだが、大変に美味しかった。
水ナスは、昨日デパートで買ってきたもの。大変に柔らかいナス。
技術や発想としての未開拓地が見つかれば、そこから特許化する作業が始まる。 作業のうちの半分くらいは、未開拓地に縄張って自分の領土だと主張する作業だ。
先住民の領土末端に崖があったり川があったりしたら、開拓民たる発明者としては新たな土地にも縄が張りやすい。
今回見つけた土地は、もうちょっとはっきりしない。
まだ誰も手を着けていなさそうで、開拓にも適していることが分かった。先住民は遠くのほうにちょっといるくらいで、それほど元気に活動しているようでもない。
だが、既存の土地との差が緩やかな勾配というか、境目のはっきりしない荒地というか、縄を張るにしても目印が少ない。
自分が家を立てられそうな場所は確保できそうとしても、それ以外にもヨソ様が勝手に入り込んでこないように、縄張りはなるべくなら広大な領地としたいのだが、所有権曖昧な土地が多いので、縄の張り方に苦労する。
少ない目印の中から一生懸命境目を描いて、その根拠をひねり出す作業を強いられることになる。
「私が新たに開拓した畑にはこの雑草が生えており、私の新農法と抜群の相性である。」
「この雑草は、先住民が侵入したところにしか生えない習性がある。したがってこの植物が生えている領域は未踏であることの証拠である。」
「私が新農法のために作った用水路は、付近に潤いをもたらしている。昨年の雨の時期には、用水路から周囲10kmまで流れが到達しているというデータがとれている」
「だからこの雑草の生息域で用水路の周囲10kmの土地を開墾しようとする人は、私に税金を払うような条例を作ってください」
みたいな申請を書こうとしている感じだろうか。
言いがかりでも新発見でも、縄の張り方は誰にでもわかるようにしなきゃいけない。が、分かりやすく引けないので詳細を説明しなきゃいけないし、その根拠を説明しなきゃいけない。
昨年の雨の時期の用水路の流水量のデータ集めたり、雑草の植生説明したりで、なかなか面倒な発明提案書になってしまって、苦労している。
晩飯は妻担当でパエリアを作ってくれた。 米の量が多かったのか、蓋を取るタイミングが遅かったのか、ちょっと水っぽいパエリアとなった。 味は全く問題なく、むしろかなり美味しいのだが、こうなるとパエリアだか釜飯だか、違いがわからなくなってくる。
むしろ、両者の間に明確な差は無いのかもしれない。
油が多く、炊き加減が固めなのがパエリア、その逆なのが釜飯で、その中間は作った人が都合に合わせて決めてしまえば良い。
となると、各種の炊き込みご飯は、ちょっと火加減変え、ハーブの一つでも入れれば、あっという間に和風パエリアだ。
まぁ、パエリアは炊く前に油で炒める工程が入るのが明確な違いではあるようだが、炊き込みご飯に油いれることもあるわけだから、やっぱりその差は埋まってくる。
パエリアとピラフの違いも気になってくる。どちらも、パ行とラ行の組み合わせだし、語源は同一なのでは?
と思ったが、この説はどうも違うようだ。
何にせよ、料理一つ定義するのって案外難しい。人間がモノを食べるというのに、文化を越えた共通点がある、ということなのかもしれない。
一方、その料理のディティール一つ一つに、やっぱり文化と歴史が埋め込まれたりしている。
そういう文化と歴史を、その他の料理に生かすことができれば、けっこう新しい料理も作れる気はする。
それぞれはたいして手間がかからないとはいえ、何だかたくさんの品種をほんの少量ずつ作ってしまい、面倒くさかった。
帰宅後、青木万吉酒店まで出かけ、今月のチーズを受け取る。モッツァレラが入っていたので、我が家のベランダで育成中のバジルとミニトマトと和えて、カプレーゼを作る。 先日買ってきた高級オリーブオイルをかければ、さらに美味しい。
何だか、書いても書いても特許が書き終わらない。
今回のはやたらと大作になっちまって、いつもの倍の時間をかけてもまだ半分くらいな感じ。
ということで今日は久しぶりに残業。家帰ったら妻がうどん茹でてくれた。
なんだかやる気のでない晩で、明日の荷造りする以外はかなりぼーっとしていた。 僕のほうが時間の余裕はあったと思うが、晩飯も妻が担当してくれた。