2012年のお花見ウィーク。これまで続いてきた土曜日の雨パターンは終わり、今週の青空土曜日はお花見クルーズとしよう。
姉夫婦やら旅仲間やら、8人が参加。
さぁ出航しようと思ったとたん、エンジントラブル。左舷が始動しない。
メカニックに見てもらうと、燃料系統に水が混じったことが原因らしい。整備に手を抜いたというよりは、なんとなく調子悪そうなことは分かっていたのだが、対処の仕方が分からなかった。前回試運転に来たときに怪しんでいた箇所だが、前回は順調に動いたので、そのままにしてしまった。
油水分離機からビルジ抜いて、燃料をポンピングすると無事に始動。しばらく様子を見て、大丈夫だろうということで出航する。
とりあえず湾奥の定番コース。東京ゲートブリッジをくぐってお台場方面を回り、レインボーブリッジくぐって浜離宮へ。
風が強いせいか、船長の技量が拙いせいか、アンカリングに苦労した。たぶん両方だと思う。風の方向が定まらないというのも、言い訳の一つ。
桜は盛りで、停泊している船もけっこう多い。アンカー効いて、さぁごはんを食べようと思ったら走錨してしまう。そんなことを2、3度繰り返す。チェーンが短いと抜けちゃうし、長いと振られるし、難しいところだ。
結局アンカリングして落ち着くことはあきらめて、屋形船方式で移動しながらの花見にする。
天候は下り坂らしいが、16時前に帰港。後半は冷え込んできたので、まぁ頃合かな。 小トラブルはあったものの、楽しい航海だった。
二次回は我が家にて。二人減り、一人増えて7人参加。
青木万吉酒店で買ってきた日本酒はあまりに美味しく、明日の花見用に買ったやつもどんどん空いていく。
料理は何を出したかあまり覚えていないが、早朝に市場へ買いだしに行ったので、食材はいろいろあったはずだ。
終電ごろまで飲み、宿泊者は我々含めて5人。2人しか帰らなかったことになる。
本日は家の前でお花見。職場の同僚を中心に、総勢15人近く集まる。
我が家の周辺に桜は多いが、例年花見の時期になってもそれほど混雑しない。が、さすがにこの好天でこの花の咲き様。いつになく人が多い。
それでも、場所をとるのにそれほど大きな苦労はないのだが。
食事は皆さんそれぞれに持ち寄っていただく。
我が家提供のバーベキューだとかダッチオーブンだとかは手際も悪く、なかなか食べるもの出てこないので、ベストミックスを目指すには具合が良い。
会社の先輩が持ってきてくれた燻製は美味しかった。熱薫でもチーズや卵がきれいにできるのか。
今日は子供が総勢4人参加。案外似たような年頃だが、けっこう個人差って大きくあるものなんだな。 ほっときゃすぐ一緒になるかと思ったら、すごくマイペースな子が居たり、警戒感を抱いているようだったり、それなりに社会や政治や個性があるみたいだ。
職場にはアウトドア派もけっこうな割合で居るが、どちらかというとインドアな人のほうが多いのかもしれない。
屋外で食事をとる機会も、そんなに多くないらしいが、そういう機会を提供できたのは良いことだったのだと思う。我々夫婦は、「大自然に最大の敬意を払い、その恩恵を他者と分かち合い、魅力的な未来のために努めます」ということを結婚の誓いとして三箇条の一つにあげたが、方向性としてはこういうことで良いのだろうか。
週末の宴会で、なんだかやたらと疲れた。昨夕は仮眠をとるつもりが、そのまま朝まで眠る。10時間くらい眠っただろうか。
長時間眠りすぎて、一日中ぼーっとする。睡眠は時間とれば良いというものではないな。
食材がたくさん残っているので、がんばって消費しよう、という献立。 妻が出張行ったので消費量は半分だが。
妻の不在をいいことに、生活が少しだらしなくなる。妻が居たところで叱られる訳でもないのだが、自分を見る目があるかどうかの違いだと思う。
他人が見ていないからといって気を抜くのは、自律のない証なので褒められたものではない。
一人暮らしをしていたときは、一人でももう少しちゃんと生活していたような気がするのだが。
まだまだ週末の食材があまっている。とにかく頑張って食材を減らそう。
たっぷりと野菜を使ったスープを作った。重量比で言って50%程度が野菜。玉ねぎ、トマト、にんじん、そのほか。
残りの50%は水と塩。さすがに無水スープにするほどの気合はなかったが、塩と野菜のみでどの程度美味しくなるかを試してみる。
30分も弱火で煮込めば、立派なスープになった。だいぶ具が多い感じなので、マッシャーでつぶしてもう10分加熱。
ソーセージでも入れればさらに美味しくなったかもしれないが、野菜のみでもずいぶん美味しくなって、その素晴らしさを再認識。
姉の仕事の関係で、ファイナンシャルプランナーの方から話を聞く機会を得た。
ちょうど、今後の結婚生活のおサイフの管理方法について話し合っていたところなので、大変に都合が良い。とりあえずこれをきっかけに、お金の流れを把握してみた、というのが一つの成果。
うかがったお話は、全体的にかなりアグレッシブな方向だった。やりたいことは何でもやりなさい、夢の実現に向けてがんばりなさい、的な感じ。
一つわかったのは、投資とか資産の運用には、正解がないということ。まぁ、考えてみれば当たり前だ。簡単に教えられる正解があるのなら、皆が金持ちになっているはずだ。 特にここ数年は、これまで成功してきた手法が通じなくなり、投資のプロの間でも誰も確固とした答えを持っていないらしい。 僕はそろそろ資本主義の時代は終わるだろうと思っているのだが、こういうのもその兆候に思える。
その世の中でも、分散投資によってリスクを避ける、というのは変わらない手法のようだ。あと、時間をかけて積み立てというのも、理論的に正しいらしい。
正解は誰もわからないという状況に、かえって安心感を覚えた。結局は、自分で何がリスクか考えて、自分で行動していくほかないのだろうな。
終了後、ちょうどオトボネ氏のライブ会場が近かったので寄ってきた。暗めの選曲が多いように思ったが、その中で「ピカドンの朝」が素晴らしかった。詩の朗読と絡めているようだが、他人の言葉を借りてきたというようには思えない、すごくマッチしている感じだ。
新宿で晩飯食って帰宅。
なんだか適当な残り物をついばむ様な晩飯。