予定していた燕岳登山は、悪天候が予想されるため延期する。後日ブログをチェックすると、この日に限っては晴れ間もあったようだが、まぁ妥当な判断だったと思ってる。
年賀状作ったり、お年賀の買い物したり、図書館行ったり、山登り行かなくてもなんとなく雑用してれば一日は過ぎる。
近所の肉屋で買ったローストビーフと豚肉をメインとした晩餐。 うちの周辺は、交通の便の良さに比して驚くほど商業の発展していないところだが、自慢できるお店もいくつかある。 この肉屋もそのうちの一つで、それなりに値が張るが、売ってるものはだいたい全て美味しい。
妻の作るポタージュも負けず劣らず素晴らしい。
姉の新居へ訪問。大東京のずいぶんな中心地に住んでいてびっくりだ。
日帰り登山に行くか、部屋の片付けをするか。
冒険は今後にとっておいて、押入れの整理に着手。どの位時間がかかるか検討もつかないようなブラックホール状態だったが、始めてみると意外にはかどった。
学生時代、最初に自転車旅行に出かけたころは、道を間違えたときにはなんとか状況を好転させようと、闇雲に行動していた。が、そういう行動は、ほとんどの場合徒労に終わった。近所の土地勘あるところならいざ知らず、より複雑に道に迷って、現状回復への手間を増やすだけだった。
自分が現在どこにいて、目的地までどの道をたどるか。それを常に把握しておくことが大事だ。 目的地が遠いとか登り坂がきついとかいうのは、道に迷うのに比べたら大きな困難ではないことが多い。
山でも海でも、見知らぬところを探検するときの基本的な心構えだと思うが、これはきっと仕事にも共通して言えそうだな。
ちょっと今、目的地に着くことばかり焦りすぎて、自分たちの現在位値の把握が疎かになってる感じだし、誰が道判断するのか不明確なチーム編成だ。
それでもだんだんルートは見えてきているのだが、道幅の狭い、ケモノ道のようなルートだ。
そんなわけであんまり年末な感じがしない。
高校時代の友人と飲み会。
業種が違えど、会社での立場とか、持ってる不満なんていうのには共通点がある。
ここ五十年来安定した世の中が続いて、社会、組織は慣習とか既存権益の力が強いが、我々の年代がもっと力を持つほうが正しいんだろうな、と思った。