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結婚記念イベントのお知らせ

11/24〜27日に、結婚を記念したイベントを行ないます。
写真展的なものを考えていますが、展示と宴会を組み合わせた、結婚式の2次会をダラダラと続けるようなものを想像してください。 参加はご自由ですので、詳細はこちらをご覧ください。

2011/11/5(土)

姉が入籍することになった。安田姉弟はだいぶダラダラしてるほうだと思ったが、立て続けに入籍し、このご時勢では案外平均的な年齢なのかもしれない。意外なことになった。

というわけで両家の顔合わせのお食事会。 よくぞこの立地に、というような、東京タワーの真下に広がる日本庭園を持つお豆腐やさん。よく外国のお客さんが来たときに接待に使っているらしいが、確かにこれは喜ぶよな。
先方の家族も落ち着いた感じで、現在は高専の先生をしているという。うちの家系は学校の先生ばかりだが、また先生が増えた。

帰り道、向島界隈に寄る。
久しぶりに連絡したら突然西日本の山間部の農村に移住していた友達が、農作物を売りに来てるらしい。この界隈はなんだかしょっちゅう下町学園祭みたいなイベントをやっているが、その一環で生産地の人が露店を出しに来るようなことをやっているようだ。道の駅で見かける直売の出張版である。

久しぶりに会って話を聞くと、なんだかデザイナー枠で、農村復興の支援金貰いながら新生活始めているらしい。 ちょっと前には父島でボランティアやって住み込んでいたというし、小笠原関係の友人たちは油断ならない。

若者招いてがんばってる農村らしく、彼女もずいぶん気に入って、気に入られているようである。短期間採用だが、その後も定住するのかもしれない。今度遊びに行ってみるか。

晩飯はキノコ。築地の場外で買った珍しいキノコ。
魔術的に美味しい。

2011/11/6(日)

昨日買ってきた食材たち。
黒豆ごはんはホクホクして、確かに美味い。

なんだか関税がどうとか、日本の農業が崩壊の危機にある、なんてことを叫ぶ人がいるようだけど、崩壊はしないよなぁ。
こういうふうに、美味しい食材を作る優秀な農家さんは居る訳だし、美味しい食材にお金を払う人もけっこう居ると思うぞ。

2011/11/7(月)

いよいよビールの瓶詰め。1次発酵を終え、気の抜けたビールに砂糖水を加えてペットボトルに詰めていく。
今回試しているのは、「パーシャルマッシング仕込み」という方法らしい。もっとも、それぞれの工程の役割はよくわからず、詳しいマニュアルに書いてあるのをそのとおりやっているだけだ。
「ビール作り」で検索するとトップに出てくる、アドバンスドブルーイングという会社から買っているが、理系の誠実でマニアな人が、本人と奥さんくらいで営業しているのかなぁ、と想像している。それくらいの規模の会社(多分)が日本の手作りビール業界で第一人者になれるのだから、インターネット時代も面白いものだ。

というわけでこれまでで最も手間とコストのかかる方法、確かにこの段階でも薫り高く、既に美味しそうだ。瓶詰め前の味見で美味しかったのは初めてだ。期待しているので酵母たちにはがんばって欲しい。

2011/11/8(火)

こういう料理は妻のほうが得意だ。彼女に任せる。

2011/11/9(水)

結婚祝いとして、プロジェクターを頂いた。 テレビのない我が家にも、これで映像文化がやってきた。
最初は調整に苦労したが、カメラ三脚に乗せたら、だいぶ自由度があがる。 意図したとおり、飲み会の時に皆で旅行写真を自慢しあえそうだ。

せっかくの記念品で頂くのだから、へんなもの掴むわけにも行かないと、カタログ見すぎて細かい違いが訳わかんなくなった後に選んだものだが、なんだかとっても良いぞ。いろいろ夢が広がる。

天井に投射してもかなり大画面になる。これは短焦点広角モデルの利点が出たな。
妻がオーロラのDVDを流し、プラネタリウムのようになって寝転んで見れる。こりゃあ良い。 宣言どおり、彼女は10分も立てば寝息を立て始めた。やはり彼女はギャグマンガのような反応をする。

天ぷらは週末に買ったきのこ尽くし。
墨田区の産直路上販売で買った巨大なしいたけに、築地場外で買った栗茸、および名前の分からない茸。

シイタケが特に美味かったな。茸類は油に合うというのは一般的な法則のようだ。

2011/11/10(木)

遅く帰ってきた割に、二人でそれなりに頑張って作業。晩飯は外食しようか、ということになる。
腹が減ってたまらないが、時間が遅いので選択肢は少ない。とりあえず駅まで一回りする程度で早々に見切りをつけ、これまで何度か利用したことある、一番深夜まで営業してる飲み屋へ入る。

と、どうだろう。なんか内装が変わってるなと思ったら、別店舗になっていた。
焼酎中心に出してた居酒屋が、ワイン中心のビストロになっている。ラストオーダーギリギリだが対応してくれるとのことなので、食べてみることにした。

これが大変に大当たりのお店だった。ワインがとてもよい。
僕はまだワインの美味しさを細かく分類できるほどの経験はなく、○×△くらいのランクづけしかできないが、飲んだワインはすべて○〜◎、という感じ。そういうことってあまり多くは無い。 で、所詮南武線の大して栄えてない駅前のお店だから、そういうものでもグラスで出てきて、それほど高くない。

真面目でやる気のある感じのお兄さんが店主なのかな。湘南方面のレストランの支店として、2ヶ月ほど前にオープンしたとのこと。

日本のワイナリーを応援しているらしい。なんか美味しいところたくさん知ってるようなので、仲良くなって教えてもらうか。 ここ最近の我々がなんとなく感じている方向性に近い気がする。

料理3皿もたいへん良かった。 妻は、まさに欲しかった感じのお店が近所に出来て、狂喜乱舞している。気を抜くと通ってしまいそうなので、注意が必要だ。

感じがよく、美味しいお店ってこんなところでも探せばあるものだなぁ。大都市よりも住宅地のほうが、美味しいお店って多い気がする。
近所のお気に入りのお店が、これで和洋中そろったな。 お刺身が美味い「元海」、炒め物が素晴らしい「神州の華」、それにワインの美味い「ビストロカプリシュー」、登戸もそう捨てたものではなく、どこも結構なレベルだと思う。コストパフォーマンス良いし、歩いて帰れるのが素晴らしい。

2011/11/11(金)

同僚の担当している製品は、まぁ開発やってりゃいつものことではあるが、あまりうまく進んでいないらしい。
すわ、また支援部隊か、と思ったが、どういうわけか僕は呼ばれず、他の人が派遣された。

出張生活が避けられたし、仕事として面白いものでもないので、ラッキーと言えなくもないが、妙な気分だ。
当の製品は、部分的だが僕が設計した箇所もある。開発者として自分の生み出したものはわが子のようなものだが、まぁ部分的にしか設計していないので、僕の甥っ子くらいの存在だと思っている。
ウチの甥っ子が問題起こしてるとなれば、叱ってやらにゃあくらいは思うし、ヨソ様に叱られるよりはあいつも言うこと聞くだろとも思うのだが。
まぁいいや。それよりも我が子の教育のほうが大事だ。デビューが決まってる甥っ子は、皆でワーワー揉まれているうちに世に出て行くだろ。ウチの子はまだどうなるか分からないからな。成長見込めるように育てていかないと。


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