お出かけしない3連休は掃除したり雑用したり。普段手をつけないところまで整理をした。
晩ごはんは日本酒に合わせたメニュー。 スーパーで買った魚を使って、さつま揚げ作ってみた。タラとカマスを使ったが、タラのほうは塩加減に失敗。カマスのほうがうまくいった。
スーパーで買った有名ラーメン店系の生ラーメン。たしかに、ラーメン屋系の味がするんだな。普通のラーメンより高いが、お店で食べるより安い。
引き続き、今日はベランダの掃除をした。半年もすればまた汚くなってしまうかもしれないが、とりあえずだいぶきれいになった。
近所のスーパーの中ではかなり高めの1パック1000円以上(4ピース入り)の高級ラムチョップ。オーブンレンジを使って、絶妙な加減に焼いてくれた。
久しぶりに実家に帰る。父がちらし寿司作ってくれた。
晩飯は豆乳鍋。ほたるいかが良い感じに合う。
聖バレンタインという聖人がいた、という程度のことは聞いたことがあるが、それ以上のことは全然知らない。むしろ、昔マンガに載ってた「進駐軍のバレンタイン大佐がギブミーチョコレートという子供たちに配り始めたのが始まり」というほうがそれっぽく思えてしまう。 WIKIで調べてみると、思ったよりも相当古い風習のようだ。キリスト教普及初期、ローマ帝国のころの人なのか。 というか、風習自体の起源はローマのものっぽいぞ。聖バレンタインの逸話が、実在のモデルは居たのかもしれないが、どうもキリスト教布教のための作り話な感じがする。 多神教ローマ世界にはいろんなお祭りがあったそうだ。その中の、女神を祭る恋愛の行事は人々の習慣に強く根付いていたから、野蛮な旧教の習慣とは言え撤廃するのが難しく、キリスト教の習慣に作り替えるためにバレンタインさんを祭り上げたんじゃないかな、という推理。wikiにそのへんのことは書いていなかったので、塩野七生さんに聞いてみたい。
となれば、思った以上に相当古い習慣だ。2000年以上前の地球の反対側の異郷の女神様のお祭りで、平成の我々がはしゃいでいるのだから大したものだ。
ということで、はしゃいだMKちゃんがバレンタインディナーを作ってくれた。今回は出すタイミングに気を使ってみるということで、お店のコースメニューのように一品ずつ出てくる。
さすがの出来で、どの皿も粒ぞろいに美味しかった。並のレストランは越えていると思う。うちにある乾物と、ありふれた食材を使ったのだと思うが、 家で料理してこれだけ美味しいのだから、コストパフォーマンス的にもシアワセだ。外食に行くとしたら、味や値段が中途半端なところはあまり意味ないよな。
久しぶりに料理を担当。炒めものを作った。 油通ししたが、ちょっとぺしょっとした出来になった。最後にいれたお酒が良くなかったかも。
久しぶりに外食に行きたいという提案を受け、終業後は六本木へ。 以前行った富山のフランス料理屋さんのおすすめレストランリストから、なんとかミタニを選ぶ。 金曜夕方なのに、客は我々のみ。土曜のランチは満席で予約できなかったのに。
ワインは、平均的な白のハウスワインを前半の料理に合わせ、後半は渋い赤。 うさぎの煮凝りはさっぱりとしたサラダ的な感じ。日本酒に合わせても良さそうだ。
きのことイカの炒め物は相当旨かった。きのこを4、5種類、ふんだんに使ったものだ。フランス産ということだが、相当値が張るというし、きっとフランスの農家のおばちゃんがきのこ狩りをしてとってきたものなんじゃないかと思う。
きのこ狩りの本に、「キノコは高性能調味料だ」「数種類組み合わせて使うとよい」とあったが、フランスのきのこも日本のきのこと同様、とても美味しい。
スープドポアソンも濃厚な美味しさで、感動の味。こういうのはお店ごとに個性が出そうだが、手間をかけてふんだんにダシとっているのだろう。 一回築地でエビの頭仕入れてきて作ってみたいなぁ。
そしてメインは野鴨のオーブン焼き。狩猟で捕ったものをジビエというそうで、警告されたように散弾銃の弾が一発残っていた。 鴨の各部位を、それぞれ違う火加減で焼いているのだろうか。詳細はわからんが、どの肉も一番良い感じに焼き上がっているのがさすがプロである。ふだん食べる鴨よりもサッパリと筋肉質な感じがした。出してくれた赤ワインも、とても良く合う。
どの皿も丁寧で大変に美味しかった。満足。
技巧的、驚きの組み合わせっていうのは無かったな。上質の食材を、素直にきちんと作りましたという感じ。