今年で7回目、7年目となる達磨山ツアー。 史上最大の参加者で、昨年のほぼ倍。25人の宴会計画となった。
昨年、一昨年からの参加者が半分くらい、今年の初参加者が半分くらい。 暖冬傾向から一転して寒くなった今年の冬だが、今日はなんだか春の気候。これは富士山を見るには嬉しくない。晴れてはいるが、富士様はどうやら霞の向こうにおわすようである。
わりかし順調に沼津港集合。あとで集合する一人を除いた24人。 何軒か小さめの店が並んでる一角の一軒は、ほぼ貸し切り状態になってしまう。 昨年使ったお店の隣の店だ。 2、3席他の席も残っていて、他の客にちょっと申し訳ない感じだった。
刺し身は今晩食べるので、テンプラ丼に人気が集まる。多量の人数で一気に押し寄せたのでなかなか出てこなかったが、その分しっかりとダシを利かせた、ちゃんとした料理で、だいぶ満足。沼津港は積極的に観光地化されているので、当たり外れがけっこうありそうだが、アタリだったと思う。
なお、今回の25人は以下のようになる。各地でいろんな化学変化が起こったようで、知らないうちに知らない参加者がどんどん増えていったようだ。歓迎すべき状況である。「1泊宴会ツアー」を集合の時まで「日帰り登山ツアー」と勘違いする者まで出る始末。どういう伝わり方をしていったのだろう。
昼食後は買い出し班、会場設営班に別れて各々勝手に観光しながら別行動。 16時前後にだるま山のコテージにて全員再集合。 ちなみにメンバーの関係性はこんな感じだ。だいぶ前から見知った人同士も居れば、ほとんど未知の人も居る。
04年05月 小笠原 |
05年05月 小笠原 |
07年05月 小笠原 |
07年07月 五島 |
08年09月 小笠原 |
09年02月 達磨山 |
10年01月 八ヶ岳 |
10年02月 達磨山 |
10年05月 小笠原 |
10年05月 大島 |
10年07月 式根島 |
10年09月 八丈島 |
10年10月 鍋割山 |
10年12月 讃岐 |
11年02月 達磨山 |
同僚とか | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Oさん | ● | ● | ||||||||||||||
O女史 | ● | ● | ● | ● | D | |||||||||||
Kさん | ● | ? | 風邪 | |||||||||||||
Kさん | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||||
Kさん | ● | ● | E | |||||||||||||
Kちゃん | ● | ● | D | |||||||||||||
ZDN | ● | ● | ● | ● | ● | ● | B | |||||||||
Sさん | ● | ● | ● | |||||||||||||
Sさん | ● | ? | ● | |||||||||||||
Sさん | ● | ● | ● | |||||||||||||
Sさん | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
Sさん | ● | ● | B | |||||||||||||
Sさん | ● | ● | A | |||||||||||||
T女史 | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | ||||||||||
Nさん | ● | C | ||||||||||||||
Nさん | ● | ● | E | |||||||||||||
Nさん | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||||
小K | ● | ● | ● | ● | ||||||||||||
H氏 | ● | ● | ● | ● | ||||||||||||
Mちゃん | ● | ● | ● | ● | ● | ● | C | |||||||||
Mさん | ● | ● | ● | |||||||||||||
Y | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | A | ||
Yさん | ? | ? | ● | |||||||||||||
Yさん | ● | ? | ● | |||||||||||||
大K | ● | ● | ● | ● | F | |||||||||||
Sさん | ● | F |
A:大学研究室 B:エスパルスサポだったかな C:同僚か元同僚 D:元同僚 E:ビッグバンド仲間 F:恋人
今回はさすがに参加者が多い。少数の料理人に負荷を集中させては成り立たなくなるだろう。ということで、5棟借りて台所が5カ所あることを幸いに、何グループかに別れてそれぞれ料理を始める。25人分作るのは大変だが、それぞれが5人分程度の料理を作れば良いと考えれば少しは気軽だろう。
今回はそのシステムがわりとうまく働いたと思う。自分たちの宴会を、自分たちで作るという実感をみんなが味わえれば楽しい。 それぞれの料理の雰囲気の違いも楽しめる。
宴会は18時30くらいから。頑張れば25人でも1会場に入るものだ。 あとは特に趣向もなく、無芸に飲み続けて食べ続ける。
Nさんの料理は芸の域に達している。肉じゃがを作ってくれたが、よくある肉ジャガと同じ料理とは思えない。そう珍しい材料を使っている訳ではないが、(肉に、芋にと趣向はこらしているが)目茶苦茶手間をかけているようだ。
眠くなったものは眠り、酔い潰れたものは酔い潰れ、だべりたいものはだべる。 最終的に3時終了。
そして朝から美味しいごはん。
昨日の残り食材を消費する。鍋と雑炊、ダッチオーブン料理、肉ジャガなど。
極め付けはNさんのブイヤベース。濃厚なのに澄んだ、上質の味。こりゃ有名レストラン行く必要ないな。 噂では、それぞれの素材によって煮る時間を変えるなど、大変手間のかかる調理をしてくれていたらしい。
今回はせっかく初めて参加してくれた人も多かったのに、富士山の絶景がちゃんと見れなかったのは残念。達磨山ツアー史上初めてのことだ。
まぁ来年もやるだろう。また来てくれれば、きっときれいな景色見れるだろう。
朝飯たくさん食べたので、昼飯は省略。
伊豆縦貫道のイチゴのインターでそれぞれ買い食い。
皆さんとここでお別れ。それぞれの帰路へ分かれる。
また今度会いましょう。
少し早めの解散だったからか、渋滞に巻き込まれずに順調に帰宅。昨年使った沼津市内の新しいバイパスへ行く道は、途中迷って半分くらい使用した。 久々の、家でゆっくりとした晩ごはん。嬉しいものだ。 宴会の残りを色々回収してきたので、けっこう豪華なごはんだ。
週末に無事出図が終わり、仕事も一段落。終業後もこれまでより時間ができたが、無駄にぼーっとしただけだった。やらなければならない雑事も多いのだが。
桐島洋子さんの「聡明な女は料理がうまい」で紹介されていた数々の料理の中で、もっともやってみたかった料理、卵ギョウザをやってみる。 冷蔵庫の残り食材が、ちょうどそれに相応しい感じに残っている。
このギョウザの特徴は、卵で皮を作ることにある。お玉を熱し、その中で薄い卵焼きを作り、そこに具をいれる。 小麦粉は使わないので、ギョウザの定義に反するかもしれない。
それなりにコツがいるらしく、うまくいったりいかなかったりだが、なんとなくそれっぽくできた。 中の具を軽く包んだら、スープに入れて水餃子風にする。
卵の柔らかさがとても美味しい。
すごいなこの料理は。冷蔵庫に残るありふれた材料しか使わないのに、色鮮やかで素敵で美味しい。大胆な料理法で、アイデアに満ちている。
桐島洋子さんって素敵な人なんだろうな、ということが伝わってくる料理だ。
「聡明な女は料理がうまい」は大変すばらしい本だと思う。ときどき読み返そう。
絶版になっているようだが、アマゾンで買える。一人暮らしを始める人などに上げると良いのでは。