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2011/2/5(土)

今年で7回目、7年目となる達磨山ツアー。 史上最大の参加者で、昨年のほぼ倍。25人の宴会計画となった。

昨年、一昨年からの参加者が半分くらい、今年の初参加者が半分くらい。 暖冬傾向から一転して寒くなった今年の冬だが、今日はなんだか春の気候。これは富士山を見るには嬉しくない。晴れてはいるが、富士様はどうやら霞の向こうにおわすようである。

わりかし順調に沼津港集合。あとで集合する一人を除いた24人。 何軒か小さめの店が並んでる一角の一軒は、ほぼ貸し切り状態になってしまう。 昨年使ったお店の隣の店だ。 2、3席他の席も残っていて、他の客にちょっと申し訳ない感じだった。

刺し身は今晩食べるので、テンプラ丼に人気が集まる。多量の人数で一気に押し寄せたのでなかなか出てこなかったが、その分しっかりとダシを利かせた、ちゃんとした料理で、だいぶ満足。沼津港は積極的に観光地化されているので、当たり外れがけっこうありそうだが、アタリだったと思う。

なお、今回の25人は以下のようになる。各地でいろんな化学変化が起こったようで、知らないうちに知らない参加者がどんどん増えていったようだ。歓迎すべき状況である。「1泊宴会ツアー」を集合の時まで「日帰り登山ツアー」と勘違いする者まで出る始末。どういう伝わり方をしていったのだろう。

昼食後は買い出し班、会場設営班に別れて各々勝手に観光しながら別行動。 16時前後にだるま山のコテージにて全員再集合。 ちなみにメンバーの関係性はこんな感じだ。だいぶ前から見知った人同士も居れば、ほとんど未知の人も居る。
   04年05月
小笠原
05年05月
小笠原
07年05月
小笠原
07年07月
五島
08年09月
小笠原
09年02月
達磨山
10年01月
八ヶ岳
10年02月
達磨山
10年05月
小笠原
10年05月
大島
10年07月
式根島
10年09月
八丈島
10年10月
鍋割山
10年12月
讃岐
11年02月
達磨山
同僚とか
Oさん
O女史
Kさん ? 風邪
Kさん
Kさん
Kちゃん
ZDN
Sさん
Sさん ?
Sさん
Sさん
Sさん
Sさん
T女史
Nさん
Nさん
Nさん
小K
H氏
Mちゃん
Mさん
Y
Yさん
Yさん ?
大K F
Sさん F

A:大学研究室 B:エスパルスサポだったかな C:同僚か元同僚 D:元同僚 E:ビッグバンド仲間 F:恋人

今回はさすがに参加者が多い。少数の料理人に負荷を集中させては成り立たなくなるだろう。ということで、5棟借りて台所が5カ所あることを幸いに、何グループかに別れてそれぞれ料理を始める。25人分作るのは大変だが、それぞれが5人分程度の料理を作れば良いと考えれば少しは気軽だろう。


富士山はやっぱり霞んでる

今回はそのシステムがわりとうまく働いたと思う。自分たちの宴会を、自分たちで作るという実感をみんなが味わえれば楽しい。 それぞれの料理の雰囲気の違いも楽しめる。


魚をさばく人たち


男子チームはN総裁の指揮下


焼き物係

宴会は18時30くらいから。頑張れば25人でも1会場に入るものだ。 あとは特に趣向もなく、無芸に飲み続けて食べ続ける。

Nさんの料理は芸の域に達している。肉じゃがを作ってくれたが、よくある肉ジャガと同じ料理とは思えない。そう珍しい材料を使っている訳ではないが、(肉に、芋にと趣向はこらしているが)目茶苦茶手間をかけているようだ。



いつもの舟盛り。ワラサと鮭。


キヨミを中心とした女子勢作のサラダ。彼女は寝てるばかりでたまに素っ頓狂なこと云うだけなのかと思ってたら、非常に良く働いていた。


ダッチオーブンわりと好評。


標高によるものなのか、登戸エールはさらにすごい泡


今回の日本酒はどれも美味しかった!

眠くなったものは眠り、酔い潰れたものは酔い潰れ、だべりたいものはだべる。 最終的に3時終了。

2011/2/6(日)

そして朝から美味しいごはん。
昨日の残り食材を消費する。鍋と雑炊、ダッチオーブン料理、肉ジャガなど。

極め付けはNさんのブイヤベース。濃厚なのに澄んだ、上質の味。こりゃ有名レストラン行く必要ないな。 噂では、それぞれの素材によって煮る時間を変えるなど、大変手間のかかる調理をしてくれていたらしい。


総勢20何人かの今年のメンバー

今回はせっかく初めて参加してくれた人も多かったのに、富士山の絶景がちゃんと見れなかったのは残念。達磨山ツアー史上初めてのことだ。
まぁ来年もやるだろう。また来てくれれば、きっときれいな景色見れるだろう。


セルフタイマーのカメラが並ぶ平成の集合写真

朝飯たくさん食べたので、昼飯は省略。 伊豆縦貫道のイチゴのインターでそれぞれ買い食い。 皆さんとここでお別れ。それぞれの帰路へ分かれる。
また今度会いましょう。


少し早めの解散だったからか、渋滞に巻き込まれずに順調に帰宅。昨年使った沼津市内の新しいバイパスへ行く道は、途中迷って半分くらい使用した。 久々の、家でゆっくりとした晩ごはん。嬉しいものだ。 宴会の残りを色々回収してきたので、けっこう豪華なごはんだ。

2011/02/8(火)

週末に無事出図が終わり、仕事も一段落。終業後もこれまでより時間ができたが、無駄にぼーっとしただけだった。やらなければならない雑事も多いのだが。

2011/02/10(木)

桐島洋子さんの「聡明な女は料理がうまい」で紹介されていた数々の料理の中で、もっともやってみたかった料理、卵ギョウザをやってみる。 冷蔵庫の残り食材が、ちょうどそれに相応しい感じに残っている。

このギョウザの特徴は、卵で皮を作ることにある。お玉を熱し、その中で薄い卵焼きを作り、そこに具をいれる。 小麦粉は使わないので、ギョウザの定義に反するかもしれない。

それなりにコツがいるらしく、うまくいったりいかなかったりだが、なんとなくそれっぽくできた。 中の具を軽く包んだら、スープに入れて水餃子風にする。

卵の柔らかさがとても美味しい。
すごいなこの料理は。冷蔵庫に残るありふれた材料しか使わないのに、色鮮やかで素敵で美味しい。大胆な料理法で、アイデアに満ちている。 桐島洋子さんって素敵な人なんだろうな、ということが伝わってくる料理だ。

「聡明な女は料理がうまい」は大変すばらしい本だと思う。ときどき読み返そう。
絶版になっているようだが、アマゾンで買える。一人暮らしを始める人などに上げると良いのでは。


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