わが家で忘年会。19人が参加。
作ったり飲んだりするのに一生懸命だったので、写真はあまり無い。
まりちゃんあたりがある程度アップするだろうから、そちらを見よう。
献立は一部変更があったが、こんな感じだ。
このうち、僕が作ったのが、
・燻製 卵、骨付き鶏 砂肝 チーズ
・豚肉塊 オーブン焼き
・手作りビール
・長芋糠漬け
というあたりだ。
燻製卵はうまくいった。柔らか目の半熟卵にしたので扱いが難しく、いくつかは爆発してしまったが、とろけるような味になった。
意外に好評だったのが、ついでに作ったスモークチーズ。
切れてるチーズを買ってきて、1時間ほど燻してしばらく置いておけば良いのだから、わりと簡単な料理だ。
その他、オーブンに突っ込むだけ、安くて豪華で簡単なお得料理・豚のオーブン焼きだとか、せっせと作りだめした糠漬けだとか。当日の作業が少ない、多人数に対応した料理だと言える。(下準備に時間がかかるが)
料理の主戦力はMKちゃん。鶏肉コンフィ、鮟肝ポン酢、馬鈴薯の一番だしバター風味、よせ豆腐、牛肉のサラダ、煮物2種等、次々と作っていく。
よく練って決めたメニューだけに、どれも完成度が高く、バランスもよかったんじゃないかと思う。ジャガイモのかつおバター風味はすごく美味しかったな。
今回の目玉料理の一つがオマール蝦。別名ロブスター。
いつか食べにいったフランス料理屋さんで感激したことをきっかけにしている。
美味かったが、料理としては焼くだけなので誰でもできる。じゃあ仕入れられれば良いだけだとネットで探した。(実は朝買い出しに出掛けた築地場内でも見つけたので、そちらで買った方が安かったが)
活きオマールと冷凍と、もしかしたら冷凍の方がお得なのかもしれないが、こういう場では活きオマールの方が盛り上がるだろう。
皆喜んでくれたし、確かに美味かった。
ビールは自家製黒ビールに加え、T女史からピルスナー系の「よなよなエール」2ケースのご提供。こちらも工場まで出向いて、ビール作り体験に参加してきたお手製ビールである。
僕の自家製ビールは、それよりもあやしげな出自だが、人々の予想を裏切ってまともな出来だ。まともどころか、平均的なビールより美味いと言っても差し支えない。
香り高く濃厚な、冬に似合う2名柄。この2つを割って飲むのがのが好評だった。
日本酒も負けてはいられない。Nさんご提供の日本酒2名柄、「あぶくま」もにごり酒の「あたごのまつ」料理によく馴染むセレクション。
「あぶくま」は、酒造ご主人の同級生に名門酒蔵のオーナーがいて、打倒その名門酒蔵を掲げ日本酒会を盛り上げようとしている。応援したくなる、というストーリーのご紹介。
今日のNさんの料理は、牡蛎の時雨煮。いつもながら、料亭のような逸品。
残りの2本、「佐久の花」「羽根屋」も劣らずに良い酒だ。羽根野はMKちゃんの富山土産、佐久の花は先日焼岳登った帰りに買った酒だ。
最終的に、ビールが約14L、日本酒6L、焼酎1Lが消費された。
食べ物が多かったので、お酒の消費量はやや抑えられたようだ。
今回の宿泊者は5人。
素晴らしい散歩日和だ。生田緑地まで散歩へ行こう。
日本民家園の蕎麦屋にて。雰囲気が気に入っている。
皆でゆっくり、特に何する訳でも無く、おしゃべりしながら散歩。
日の短いこの季節、こういう過ごし方も悪くないと思う。
昨日出せなかったパエリアは、結局二人で食うことになる。
イカの内蔵とオマール蝦のダシが良い具合になって、スープドポアソンのように濃厚な味に。すごく良い出来だった。しかし、わりと手間かかる料理だから、20人飲み会の途中で酔っ払いながら作るのはもともと無理だったと思う。
週末の宴会料理で残った物を消費する。
お客様料理なので良い食材を使っている。こういう楽しみが残るのは、労働の対価かもしれないが、役得だな。
鶏肉は塩胡椒しておいたものを両面フライパンで焼いた後、残りものビールで酒蒸しにする。
そこに、イカの内蔵(塩辛)と生クリームを加えてしばらく加熱し、タマネギやらセロリやらをぶっかけて出来上がり。ヤリイカの内蔵とクリームで、フランス領理のように濃厚な料理になるということを教わったので、久しぶりにそれを実践。
今回のこの料理が素晴らしいのは、イカも生クリームも鳥も、すべてのものが残り物だということだ。使い切りたい食材が、まるでパズルの最後の1ピースのように、余り無くきれいに収まった。
会社の先輩が年賀状を作るために訪問。当初の予定と違う方向性へ進んでしまったが、まぁ無事に終わって良かった。
晩飯は僕が適当に作った、山芋ジャガ芋キクイモを使った煮物と、MKちゃんの作った炒め物。オイスターソースベースにイカ塩辛を投入する冒険に出て、やや敗れたために、味噌とマヨネーズでリカバー。カツブシかけて卵も入っていたため、確かにタコヤキのような炒め物になった。