というわけで船舶免許の更新へ。
「サウスランドマリンクラブ」という、京葉線運河沿いにあるレストランを拠点とした小さな海関係の会社で受ける。
直前に申し込めるし、お役所の事務手続きという雰囲気ではないし、お茶出してもらえるし、まぁ良い選択だったんじゃないかと思う。
受講者は僕ともう一人。もう一人の方は失効講習も受けていた。
ヨット部出身なのかな、という感じの船乗りお姉さんから1時間ほど講習受けて、お金払って終了。免許取得時といくつかルールが変わったようで、そういうの教わってけっこう有益だった。
変更点としては、
・同乗者の操船が禁止された
・飲酒運転の禁止がマナーからルールへと変わった
など。
明日の宴会のために築地場外へ買い出し。お昼ごはんは場内の岩佐寿司へ。美味かったが安くはないな。同じ程度の混み具合なら磯寿司のほうが良かったかな。
今日は台風の影響で、場内も場外もすいている。雨は気にならない程度だった。
そして新宿で登山用品を買う。ここ数年来、登山道具にはそれほどお金をかけずに済んでいたが、いろんなものの寿命が重なってやってきた。それに加え、
ハーネスやロープまで買うことになってしまい、ウン万円の出費となって心が折れそうになる。
まぁ、3回分の買い物を一度にできて、手間を減らせたと考えられなくもない。
部屋の掃除をしなければならない。
が、腹が減ったので働きたくない。
飯を食ったら寝てしまうだろう。
その三重苦を解消させるために、夕食を二度に分ける。
とりあえず1度目はニョッキで軽く腹を満たし、2時間掃除。それと同時に鴨を油で煮ておこう。
そして部屋をきれいにしたところで、カモとワインで乾杯だ。
二人で1本では足りなかったようで、追加のワインを買いに行かされることになるのが本日の締めくくり。
久方ぶりに日本酒研究会を開催。直前の告知ながら、8人が参加。
今回の白眉はコウタケ。香りの茸と書いてコウタケ。
普通は山の中捜し回って採ってこないと食べられないようだが、昨日たまたま築地で見つけた。
焦げたゲソのような見てくれで、写真では素晴らしさが伝わらないだろうが、これはすごいぞ。高貴な香りで、同じく築地で買ってきたマツタケ(台湾産だったかな)を引き立て役にしてしまう。
しかも、こんなに香り高いのに日本酒とぶつからず、さらにお酒が美味しくなる。
こんな食べ物がまだまだあるんだなぁ。
とりあえず今回はホイル焼きにしてみたが、天麩羅やきのこごはん、乾燥させたりするのも良いらしい。香り高いものならシンプルに焼くだけが良いだろうと思ったのだが、それだと凝縮され過ぎてる感じもした。もしかしたら、きのこごはんくらいに引き伸ばした方がちょうど良いのかもしれない。
そしてもう一つの驚きがNさんの鍋。かなりの下処理をして、少ない食材を一つずつ丁寧に完成させる。
そのへんのスーパーで買ってきた珍しくもない材料しか使っていないけど、すーっと透き通るような、雑味のない美味しさ。卵白をメレンゲのように泡立て、卵黄と交ぜた漬けだれを使う。
残ったダシで作ったうどんも大人気で、あっと言う間に5玉消える
最終的に、8人で約3.5升を飲み干した。前回の反省を踏まえ、チェイサーの水も6リットル準備し、すべて消える。酒と水は同量程度飲むのがいいらしいから、ちょうどいいのかな。
食事も多からず少なからず、どれもおいしくバランスも良かったし、質の高い宴会にできたと感じている。
やっぱり日本酒研究会やるのは面白いな。この企画はどちらかというと料理の作り手側の都合を優先させた企画なのだが、やっぱり料理も酒も相当な質になってると思う。
人気保養所の予約が取れたということで、会社の仲間に誘われて部内の何人かで箱根旅行。皆でこっそり(?)午後休暇をとる。
そりゃあ皆様が一生懸命働いている中で休んだのだから、明るいうちからビールくらい飲んでおかないと申し訳ない。
総勢8人で、東海道線のグリーン車一角を占拠。
小田原あたりまでの移動でわざわざグリーン車使うというのも、サラリーマン旅行らしくて新鮮だ。
午後休をとったのは、そうしないと晩飯に間に合わないからだが、結果として時間に余裕が生まれた。
単に温泉入って酔っ払って帰ってくるだけの旅行かと思いきや、けっこうちゃんと観光も行なう。なんとなく、城址公園まで散歩。
北条氏の秘密兵器、ゾウの姿が見当たらないなぁと思ったが、残念ながら1年ほど前にお亡くなりになっていたらしい。
意外なほど面白かったのが途中の移動。箱根の公共交通機関なんて、距離短いくせに高い金とるだけかと思っていたが、こいつは侮れない。
登山鉄道の名に恥じず、乗り換えるや否やキシキシと音をたてながら、ぐんぐん高度を上げていく。トンネルを越え渓谷をわたり、スイッチバックで切り返し、電車の中とは言えけっこうな非日常感を感じさせる。
箱根登山鉄道というのは、登山のための鉄道という意味かと思っていたが、鉄道が登山すると考えておいた方が良いみたいだ。
こうしてみると、確かに天下の険だ。さすがの大小田急も、この路線までは乗り入れできまい。
駅はどこもとても小さいし、スピードはあんまり出ないので、距離の割に「遠くに来たなぁ」感を演出する。
強羅からはタクシー。公共交通機関よりタクシーの方が割安。周遊きっぷ買うべきだったな。
館内は造りが新しく、きれいで落ち着いた感じ。予約が困難だというのもうなづける。
晩飯はなんとなく豪華に見えて、すごく美味しいわけでもないがそれなりに美味いというくらいの、まぁ想像したとおり。
本日の献立の表がすごく長かったが、付け合わせの野菜一つ一つまでリストアップされていて、一皿で4行ずつくらい消化されていった。
そしてメインイベントの宴会。仕事の愚痴を言い合ったり、他愛無い話をしたり、2時ごろまで飲んでいたかな。
宴会旅行なので、チェックアウト時間まで二度寝、朝風呂、昼ビール等、サラリーマンの3大アイドルを相手に各自思い思いに時間を過ごす。
素晴らしい秋晴れの観光日和な休日。
そのまま解散かと思いきや、不必要にロープウェイのって芦ノ湖ほとりに行ってみたり、紅葉もなかなか美しく、けっこうちゃんと観光もしている。
カメラの電池が切れたので写真は無し。
アンダー30の、おじさんとしては未熟の者どもは、さらに観光路線を進め海賊船乗っていくようだ。おじさん予備軍たるオーバー30の我々は、桃源台からバスで家路へ向かった。まぁやっぱり、箱根は車の方が早く感じるが、箱根の公共交通機関の楽しさは今回の新発見だ。
宴会旅行らしく、最後はロマンスカー+駅弁+昼ビールで閉幕。
夕方は祖母の家へ。料理を作って一緒に食べた。
同居している伯母一家が旅行中とのことだったが、それを聞き付けていろんな人が祖母を訪ね、来客ばかりの一日だったそうだ。
日本全国をどさ回ってきた母島の音ボネ氏が、今夜は新宿でライブだと言う。それなら是非見に行こうと思ったが、何時開始だか分からないし、急ぎの仕事があるので20時まで残業。
そこからとりあえず新宿向かってみたものの、残念ながら間に合わず。途中で引き返した。横須賀線使ってみたが、何も考えずに自転車こいだ方が早かったかもしれないな。