久しぶりに登山。那須岳山中の秘湯、煙草屋旅館に泊まってダラダラ登山をしよう、というコンセプト。4人参加予定が、一人減って3人パーティ。
いつもの出張と同じ新幹線に乗って、もう一駅先の那須塩原には8時50分到着。わりと何もない駅前で、ゴルフ場の送迎が目立つ。
登山口となる那須岳山麓駅まではバスで1時間くらい。3人いても、タクシーよりバスの方がだいぶリーズナブルだった。道路がかなり高いところまでついていて、登山口の時点で、頂上まであと一頑張りだというような高山のおもむきが既にある。
登山口からは、左手に活火山の茶臼岳、右手に岩峰朝日岳が立派に見える。中腹までロープウェイが通っている茶臼岳は明日に回し、今日は朝日岳、その先の最高峰・三本槍岳を目指す。
峰の茶屋跡までは1時間くらい。
風の名所であるが、今日はそこまでの強風ではない。
登山者はだいぶ多い。山ガールというよりは、やっぱり中高年主体。山ガールはきっと高尾山と富士山と屋久島にしか居ないのだろう。
(我々の同行者の女子は、山ガールと呼ぶにはちょっと登りすぎだ。ニュアンスが違うと思う。)
朝日岳の肩まで戻って昼食。
家に余っていたライスペーパーを持ってきた。
アボガド、レタス、かいわれ、かに風味かまぼこ、マヨネーズを巻いて食う。
これは正解。大して荷物にもならないし、調理も簡単。野菜がとれて嬉しい。
三本槍岳まではゆるやかな縦走道。いったん下ってまた登る。三本槍岳がここいらの最高峰なのだが、あんまり目立つピークではない。槍っぽい形をしているのではなく、どこぞの藩の境目になっていたので三本槍を立てていたから、とのこと。
隠居倉の尾根から三斗小屋温泉を目指す。ここらあたりからの景色が、高い山に囲まれて一番かっこいいと思う。
夜晴れたら写真取りに来たいとも思ったが、結構急な登りなので大変そうだ。
それそろ疲れてきたな、早く着かないかな、というくらいでちょうどよく小屋に到着。 16時半ごろなのでおおむね予定通りだったと思うのだが。
到着するなり叱られる。食事が16時半からだったようで、予約時の電話でそう言われていたらしい。
日の入りが18時ごろだからまぁセーフだろうと思っていたが、山の脅威に宿のおばちゃんを数え上げるのを忘れていたようだ。
朝から雨。
ダラダラ登山なので影響は少ないが。
このエリアは日本アルプスのように長い歩きは強制されないので、みな出発は遅め。
その中でも我々は引っ張れるだけ引っ張って、8時半ごろ出発。
赤女も緑女も、いつまでもよく眠る。
雨の森を歩くのも良いもんだ。 山道というよりは旧街道で、たいへん歩きやすい。
峰の茶屋からは茶臼岳を目指す。峠より上はガスっていて展望はほとんど期待できないが、それほど遠くないし、登っておこう。
頂上には風格のある神社。景色は見えないので、お鉢回りはせずにここで終わりとしよう。
こんな天気でも、登山者が多くて驚いた。
帰りはロープウェイを使用。標高差200m程度なので、歩いたところで30分強増えるくらい、頂上から山頂駅までもけっこう距離があるが、雨に降られる時間は短くしたい。
下山後は、ロープウェイ山麓駅から10分ほど歩いて大丸温泉。 パンフレットに載っていた「川の湯」というところへ行ったが、とても素晴らしい温泉だった。文字通り川が温泉になっていて、それをせき止めた湯船。秘湯の野趣というよりは、高級温泉で、だいぶゆっくりと入浴。
新宿行きの高速バスが都合のよさそうな時間だったので、それで帰ることにする。
バスターミナル前の食堂で買った手作り弁当が、やたらといい仕事をしていた。おばさんがギリギリまで大変に心を込めて作ってくださったので、バスの出発時刻を遅らせてしまったが、とっても美味しかった。
定刻をだいぶオーバーした高速バスを池袋で降りて、例によっていろんな人の入り乱れる、Mっちゃん主催の飲み会へ。
やっぱり皆、活き活きとしたパワフルで面白い人たちだなぁ。大変楽しく刺激的な宴会だった。
会社の歓迎会。飲み放題のお店なのに、日本酒がすごくおいしかった。
だいぶ酔っ払った。
最近はだいぶ自炊できている。ぬか床も時折かき混ぜている。
明日から出かけるで、食材は残したくない。生そばを買ってきたが、全部茹でよう。
それを全部食ったら、食べ過ぎて苦しくなった。この夏は食欲落ちて、胃も小さくなってると思う。体重も4キロは減ったからな。