今年はなぜだか花火をたくさん見る。僕ってそんなに花火好きだったっけ。
花火は悪くないが、ひとごみは嫌いだ。落ち着いたところで見る花火は良いんじゃないかと思う。
なんだかうちの回りは、花火を見るのに都合の良い場所のようだ。 今日も家から数kmのところでわりと大きな花火大会がある。すごく近くはないがそれなりに楽しめるだろう。家の前の川原でバーベキューしながら見ることにした。
何人かに声をかけたが、今回は極端に参加者が少ない。寂しいといえば寂しいが、準備を考えると非常に気楽だ。 花火が始まってから何度か家を往復し、机や食材を運び出す始末だが、まぁその程度で準備ができる。七輪に3、4本炭をいれれば、あとはてきとーに目につくもの焼けば良い。
思った以上に見物客も多く、けっこうたくさん茣蓙が敷かれている。 人込みの中まで見に行くような若者層ではなく、幼児を連れた夫婦とか、おじさんおばさん、高校生くらいが多いだろうか。
花火もけっこう良く見える。思ったよりも近いな。それほど距離を感じさせない。
確か、世田谷と川崎の合同花火大会だったと思う。打ち上げ地点が二つあって、遠い方はちょっと距離を感じる。
見比べることができるのがおもしろい。近い方の花火の方が、ストーリー性を感じさせて良かったんじゃないかと思う。
夏の夜は、外でごはんを食べると非常に快適だ。もっと普段からやるべきだな。9月くらいまでは可能だろうから、今後も外で食べよう。
「今日のごはん」見返していたら、カモをフライパンで焼いた後、酒入れて蒸すというのが美味しそうだったので、いつもより少しだけ高い鶏肉買ってやってみた。絶妙の焼き加減で、カモ肉でなくてもけっこう旨かった。
「クライマーズ・ハイ」という小説がある。映画化されたり、NHKでドラマ化されたりした、御巣鷹山の日航機墜落事故の取材を基にした小説だ。
著者の経験を色濃く反映した小説で描写がリアルなのだが、「とても感動した」という感想が多い中、1年ほど前の僕の感想はやたらともどかしい感じだった。男たちが一丸となって仕事に打ち込んでいるというよりは、どちらかと言うと社内抗争で足を引っ張り合ってる感じだったし、何よりも主人公がスクープ直前というところで、一歩足を止めてしまって努力が報われない感じなのだ。
でももしかしたら、作者が描きたかったのは、そのもどかしさを主張したかったのかもしれない。そんなことを感じさせることをネット上で見つけた。
事故調査委員会が公表した原因はでっちあげで、実は自衛隊(もしくは米軍?)の誤射のために墜落した、というようなものだ。
●wikiの日本航空123便墜落事故:検索するといくらでもその手の頁が出てくる。 とりあえずwikipediaの集合知は、あやしげな情報も公式見解も、中立的に理性的に扱っている感じがして、さすがである。
事故調査委員会の公式発表よりも、都市伝説めいたそちらの仮説の方が、矛盾無く事実を説明できているようなのだ。国家的な隠蔽工作により、被害者たちは見殺しにされたのか?
墜落現場の特定が遅れた(何度か変更された)、救出活動が遅れたというあたりは、ほぼ疑いがなく事実だろう。この事実からは、対策の初動がお粗末だった、あるいは何かを隠蔽していた、という可能性が出てくる。でも、墜落現場の特定なんてそんなに難しいのかなぁ。
現場の近くを自転車旅行の際に通ったことがあるが、確かに関東地方屈指の過疎地帯だ。あそこまでの過疎地帯は、関東にはなかなかない。とはいえ、人は住んでいない訳ではない。山仕事してる地元の人なら、夜でもそれなりに移動はできる。自分の林に飛行機突っ込んだらそれを確認して正確に報告するよなぁ。 大事故だから情報が錯綜するのは仕方がないとしても、情報が錯綜し過ぎてる感じは受ける。
実際に生存者が救助されたのが10時間以上たってからというのも、確かに異常なほど遅すぎる。
このあたりの事実あるいは信頼度の高い仮説から、自衛隊は伝言ゲームが下手くそで、おおマヌケな救助活動しかできない組織、あるいはわざと救助活動(と報道)を遅らせた、ということになる。現場の兄ちゃんたちは真面目に一生懸命に人助けに取り組むと考えた方が自然で、それをはばむ命令があったという仮説はしっくりくる。
証拠自体、捏造することもできるし隠蔽することもできる。そのあたりを検証しないと事実を判断できない。僕はその証拠の信憑性までは判断できないが、公表された事故原因に矛盾があるのは明らかなようだし、自衛隊のテスト標的機が尾翼を破壊したというストーリーは複数の証拠があるようで、いろんな事実を説明できてるように思う。
これが本当ならば、恐ろしいことが二つある。
1点は、何百人もの何の罪のない市民が命の危険にさらされている中、誰か(何かの組織)の保身のためにそれを見殺しにした(周囲にもそうさせた)かもしれないこと。
もう1点は、我々が住んでいる世の中は、そのような大事件の中でも、強引に事実を曲げられる(かもしれない)ということ。
「クライマーズ・ハイ」の著者は、墜落現場の身近で取材を続けていたのだから、公表されていないいろんな噂も入ってきたんじゃないかと思う。
そういう人が、最終的に納得していない。不自然なほど真実の解明を求めている。
もしかしたら真実に近いところを掴んでおきながら、箝口令がしかれて好評できなかったのかもしれない。
この小説は、将来おっさんになって子育てがうまくいかなくなったころに読み替えそうかと思っていたが、もっと早く読み返す必要がありそうだ。
●日航機墜落事故の真相(長文です) - ニュース・時事問題 - 教えて!goo
このページが薄気味悪い。なんで皆で口を揃えてデマだと主張できるんだろ。もっといろんな意見が出るのが自然な気がするが。 僕はどんな国に生活してるんだ?なんだか白昼に妖怪を見たような気分だ。
これくらいの反応ならまだ自然だろうか。 自衛隊のテスト標的機誤射説というのは、少なくても口にすると馬鹿にされるほどくだらない仮説ではないと思うのだが、強く反論してるのはどういう立場の人なのか、あまり想像がつかん。まぁ、この分野の質問は、荒れる傾向にあるようだ。
墜落地点が上野村、というのも何か意図があるかも、と思ってしまう。飛行機の墜落なんて、5分の前後やちょっとした方向の差で10km単位で変わってくるだろうが、そうすればさらに恐ろしい二次災害が起こったかもしれないし、もう少し交通の便の良い場所に落ちたかもしれない。上野村は、隠蔽したいことがあるのなら都合が良さそうな地理だ。(機内誌で特集されていた、というのは単なる偶然だと思う)
まぁ、どこかで墜落を覚悟したクルーが人口過疎地隊を目指したのかもしれないし、単なる偶然かもしれない。選べるんなら、普通海行きそうなものだが。
実は自衛隊機が先導していたとか、撃墜させたなんて噂もある。
さすがに信憑性低いとは思うが、そもそも公式見解からして、たちの悪い噂と同程度の信憑性しか感じられない。眉唾物の都市伝説として片付けられないことが多いんだよなぁ。
出張先から新宿向かって、久しぶりに会う島仲間と飲み会。
半額のフーチャンプルーばっかり頼んで、一人2500円。
昨年あたりに世界一周旅行を道半ばで戻ってきたS女史は、やはり来年あたりからまた旅立とうとしているらしい。今度回ったら世界三周目だそうだ。何周したいんだろ。
これでしばらく出張先の仕事はないはずだ。とりあえず自分の中ではそう信じて、作業着もって帰ることにした。 今日は担当機種の問題対策というよりは、おおむね別件だったし。
家かえって残り物ごはん。
これまで関わってきた製品が発表された。
が、掲示板で評判見てると、なんかイマイチって声が多い。
確かにスペックだけ見てると目新しいものはなく、その気持ちも分かるのだが、僕がスペック決めたわけでもないしなぁ。お店に並ぶ何カ月も前から掲示板に書き込む人達にパッと見て喜ばれるスペックではないと思う。
まぁ、実際に発売されたら多くの人が使うだろうし、また評判も変わってくることを期待しよう。