図書館行こうと思ったら、休みだった。そのままなんとなく都内をサイクリングし、最終的には友人が不法就労しているという代々木公園のタイフェスタまで行ってきた。
明日の釣りの方針を模索しながら晩ごはん。
本日も出航。魚を釣りに行く予定だったが、相棒に突然急用ができた。
どうしようか迷ったが、当日でも代打が見つかった。下船頼んじゃったし、せっかくカヤック組み立ててあるし、前から行ってみたいと思っていた三番瀬あたり行ってみるか。
本日は大潮で、お昼頃に干潮を迎える。潮干狩りのベストシーズンのようだ。ほとんど準備をしていないが、できたらやってみよう。
潮干狩りやるには、浅瀬に上陸するビーチングというテクニックが必要で、これを行なう自信はまったくない。が、少し沖合にアンカリングしておいて、カヤックを上陸艇として使えば問題ないんじゃないかと思う。
春の干潮で、ずいぶん潮は引いている。
ふだん浅瀬として竿が立っているようなところが、陸地として目にすることができる。確かにあれじゃあ危ないよな。
プレジャーボートも釣り舟も屋形船も、けっこうその浅瀬に集まっていて、沖合の浅瀬でも潮干狩りをやっている。
海に出たら案外波は強く、スピードが出せない。三番瀬はそう遠くないはずだが、けっこう時間がかかったかもしれない。この海域は初めてだな。
あれが三番瀬、貝殻島なのかなというのが目視できた。沖の方にはボートが連なり、陸側にはたくさんの人がいて、潮干狩りを楽しんでいる。 あのあたりに行けば我々も潮干狩りできそうだが、そこに行くまでがちょっと怖い。我々の右手は明らかに浅瀬で、竿が立ち波が立っている。埋立地の角との間を行けば良いのかもしれないが、十分な推進があるかどうか分からない。 わざわざ、水路が分からない浅瀬につっこむリスクを追うこともないだろう。
ご近所の三枚州だってそれなりの潮干狩りポイントのはずだ。午後はさらに波も高くなるだろうし、早く戻っておいて悪いことはない。 先程通ってきた三枚州のほうが、行動をイメージしやすいし、戻ることにする。
水深浅いところは怖いので、あの漁船よりも沖側にアンカー打てば大丈夫だろう。と思ったのだが、なかなかアンカーがしっかり効かない。効いたと思ってお昼ごはんの準備したのに、走錨してしまった。
そう広い水路ではない。沖側すぎると、反対側の浅瀬が近づいて、航路をふさいでしまう。気を使って何度かアンカを入れ直しているうちに、ギヤ操作に違和感が走った。
あ、やばいぞ。底ついちゃったか。
要注意ポイントに居ることは分かっていたが、アンカリングのための操作に気がいって、そのまま危険エリアまで入り込んでしまった。操船ができなくなる。
こういうときはどうすれば良いかというのは、小川さんの連載で読んだ気がする。
すでに干潮は過ぎたので、これからどんどん潮が上がってくることは分かっている。それ以上流されないようにアンカーを打ち、あとは水位が上がってくるのを待てば良い。
やばいって思った瞬間にアンカーはおろしたのだが、しかしアンカーがなかなか食い込まなくてこういう事態になったのだから、緊急事態になってなおさらアンカーは効くはずはない。やっぱり、少しずつ風で流されていったと思う。
まぁ、待つより仕方がない。ちょうど昼飯を食おうと思っていたところだ。船室入って、腹を満たして落ち着こう。
風下が水路だし、大潮の上げ潮だし、遠からず船も自由がきくはずだ。エンジンも問題ないだろう。待っていれば、割と見通しは明るい。
心配事と云えば、プロペラこすったり、なんか巻き込んだりしていないだろうかというのと、チルト機構が故障しているらしく、ドライブを片方上げられないことくらいだ。マリーナの人に相談しても、待てば問題ないと言っているし、まぁ飯を食おう。
周囲の船は、けっこう浅瀬に上陸させている。あれは故意に乗り上げさせていると考えることもできる気がする。こちらは意図的にやっている訳ではないが。
近くに船が通り、曳き波を受けると揺れが大きくなる。もう少しで出られるサイン何じゃないかと思う。なんか、流氷に閉じ込められた船のようだな。
風が強いので、外に出ればけっこう体が冷え、トイレが近くなる。トイレに入って商用をたそうとした瞬間、「動いた〜」の声。トイレはしばらくおあづけになり、ドライブ下ろしてエンジンかけ、アンカーも回収。 良かった、特に左右とも異状は無く機能し、推進力に問題は無さそうだ。
まぁ、特に大事にならずに済んだ。 トラブルではあったが、ちょうど昼ごはん食べて食休みしたくらいだったかな。
まだ日は高いが、風も強くなったし潮も上がってきた。これ以上浅瀬突っ込む気にはならないし、しばらく運河を遊覧した後に帰港。
まぁしかし、何かしらトラブルって起こるなぁ。今回みたいに致命的でない状態で経験しておけば、予防注射的になって良いかもしれないが。
近所の焼き肉屋にて。けっこう美味かった。
とりあえず水曜まで出張。
最近は出張先に週2、3泊。晩飯は、4、5軒の中から選ぶことになっている。けっこう短いローテイションになってしまう。
大して難しい検討ではないと思っていたが、事実を突き止めるためには、ある程度の試行錯誤は必要だ。理論や計算だけでは見切れない状況だし、そもそも理論や計算は、ある程度の事実が見えてこないと立てられない。
なので、もうひたすら試行錯誤するしかないのだが、その試行錯誤の1サイクルには30分程度の注意深い作業が必要だ。すでに条件はだいぶ絞り込んでいるのだが、予想と違うこともたまに起こるし、ばらつきも含めてYES/NOをはっきりさせるには、やっぱり10回20回の試行錯誤は必要で、とたんに半日作業、1日作業となってくる。細かいところでも、はっきりさせるには手間がかかる。
そんなわけで、今日もギリギリまでの残業となって、新幹線乗って帰宅するころには夜もだいぶ更けている。
晩飯は焼きそば炒めて手軽に済ませる。
暑いので白ワイン。