だいたい予定どおり、午前3時頃起きて荷物をまとめ、登山開始。
登るのは金時山。初めて登る山ではあったが、想像以上に整備されていて、夜間登山も特に問題はない。
1時間弱で登頂。
こういう写真が気軽に狙えるようになったのは、ネットとパソコンが普及したお陰だろうな。
月の軌道計算するのも富士山の方角だすのも、まったく新しい技術ではないが、いつでもだれでも簡単にそういう情報が得られるようになったのは、やっぱりネットの普及とツール類の整備のお陰だろう。
車借りてるのに、箱根付近には車でアクセスできる展望の良い駐車場はたくさんあるのに、わざわざ夜中に山登るのは、こういう写真を撮るためだ。
そんなに前々から狙っていた訳ではなく、もしかしたら見れるかもなと調べてみた。前日だったらもう少し楽で、乙女峠から見れたようだ。もう少し北側でいいところないかなと探してみたら、金時山でドンピシャ。
計算どおり、狙いどおりの光景がみられた。
この光景の写真を撮りにきてる人は意外と少なく、僕ともう一人のお父さん。このお父さんと「案外寒くないですね」「ガスってきました」「また富士山が出てきてすごい」とかなんとか言いながら、日の出まで撮った。
しかし、金時山自体は、すごく登山者が多い。暗いうちからどんどん人が登ってくる。
話を聞いていると、その人たちはどうも毎日のように登っているくらいのようだ。「昨日の朝日もきれいだった」とか言っているし、お互い顔見知りっぽい雰囲気がある。朝の散歩コースとして、みんな日課として登っているような雰囲気。なんだか愛されてる山だなぁ、という印象。
山頂からは、残念ながら日の出の方向はみれない。10分ほど下った稜線から見た。山頂からの赤い富士山と、日の出と、どちらをとるか。夜露と戦いながら、がんばって二兎を追ってみた。
走って楽しいのは西湘バイパス。ここの高速代は、見物料も含んでいると思ってるが、東名で帰るよりだいぶ安い。江ノ島まで回ったら、藤沢あたりでだいぶ時間食ったが。
高校の時の級友と。
僕が思っていたよりも集まりは良く、8人参加。10年ぶりだったり、5年振だったり、半年ぶりだったり。
全然皆変わっていないなぁ。まぁ、あとは皆ゆるやかにおじさん化していくだけだろうが。
大学のころまでは、わりと定期的に同窓会をやっていた。そのときは、まぁお互いの話を聞いても、どうせ皆理系の大学に行ってるだけでそんなに差異はなかった。それが、社会人5年も10年もやってると、それぞれ変わってきて面白い。小学生の父親だったり、社会人学生やっていたり。
最近の週末は、だいたいまっちゃんと会っている。恋人以上に熱いぜ。
今週もデートのお誘いがあったので、日比谷に向かった。くろちゃんは嫉妬しているに違いない。
目的は写真展。 彼が山小屋で同宿した、古勝さんという方の個展だ。テーマは星景写真。僕もよく撮っているような、山と星の風景写真だ。
天文雑誌の写真投稿コーナーを見ていても、この分野の写真を撮る人はそれほど多くなく、入選作品の1割くらいだろうか。その中でもコンスタントに凄い写真撮ってる人は案外決まっていて、10人とか20人くらいな気がする。プロも数人くらいでは。まぁ、デジタルカメラになって敷居が下がり、かなり良く見かけるようになったが。
古勝さんの作品は、けっこう雑誌で見たことがある。こんな写真も撮れるのかと思うような、トップレベルの一人だ。
新雪の槍ヶ岳、甲斐駒とオリオン大星雲、円周魚眼をうまくトリミングしたものなど、とても格好いい写真が多かった。
いろいろ話を聞かせてもらって、大変刺激になった。こういうきっかけで、また新たに世界が広がったら面白い。
古勝さんの作品を見て、また昨夜の写真の成功から言えるのは、はじめに「こんな写真を撮りたい」ってイメージしておくことの重要性だな。最近は、なんとなく山に登ってなんとなく写真を撮っていた気がする。それだと例え天候に恵まれても、なんともない写真にしかならないのでは。
元同居人夫妻の新居を見に行こうかと勝手に決め、向かったものの、連絡が撮れない。
仕方がないのでそこらへんの安い飲み屋で軽く飲んで帰るつもりだったが、途中で連絡が入って4人で飲んだ。一皿270円も、長々とレシート連ねていけばそれなりの値段になる。焼酎はボトルで頼むべきだな。
担当製品に問題が出て来たので、今日から再び出張。まぁ、特許書くのも飽きてきたし、ちょうどいいと言えなくもない。
が、このままホテル生活をすると、一昨日買った生ワカメは確実にだめになる。 ノー残業デイだし、今日は帰ることにした。
ふう。
ようやく原因特定。まぁ明日も出張生活だが、来週に持ち駒さなくて済みそうだ。
問題が発生したのでこの1週間はその対策考えていたわけだが、その原因は結局のところ、たった1カ所の寸法ミス。割とありふれた箇所が100分の何ミリか大きめにできていた、というもの。 しかし加工先を叱るほど悪い出来でもない。もしかしたら規格内ギリギリ入ってるかもしれないが、ビスを締めることでアウトしてしまう、というものだ。
じゃあ僕の設計が間違っていたかというと、正しいことは正しいのだよな。少しくらいのミスを跳ね返せるほど頑強な設計ではなかったが、まぁ、考え方はあっていた。 いくつかの不幸が重なって出現した問題だと感じている。
それにしても、寸法一つの間違いを発見するだけのために一週間かかる。 製品を構成する何千、何万という寸法の中で、この程度の出来のものはたくさんあると思う。 で、実際にそれが製品の性能に重要な問題を引き起こす。
まぁ、そのストーリーが読み解けたのは良かったか。
僕の中では問題解決は終わったのだが、その説明や検証のための測定、その準備なんかでけっこう時間がかかる。 もう悪の親玉は見えたと思うが、まだ容疑が晴れ切っていない子分共をいちいち調査するような進め方をしてしまっている気がする。もっと直接に敵の本丸を攻める道筋はあるような気がするが、局地戦の準備にもたついて、効率的に仕事した気がしない。来週もけっこう出張が必要になってしまいそうな感じだ。
帰り道、実家によって車を借りた。父親がずいぶんと洒落た料理を作ってくれた。
毎年やってる「達磨山計画」を今年もやります。
日時は、2月の一週目、2/6ー7、沼津に昼頃集合、参加資格は特にありません。興味がある人は連絡ください。詳細を伝えます。
イベントの内容は、今までと似たようなものです。 なので、昨年の案内状を張り付けておきます。
●場所:西伊豆 修善寺と戸田の間 だるま山高原
●金額:時価 昨年は一人6000円を集金しました。その他昼飯温泉等、1万円程度の出 費になるようです。
●アクセス:
通常、自家用車に分乗して行きます。
車の台数が多すぎても少なすぎても不便なので、適当に調整しましょう。
公共の交通機関では、沼津か修善寺で誰かの車に拾ってもらうのがメジャーです。修善
寺から戸田のバスでも行けますが、拾ってもらった方が早いでしょう。
●人数: 20人前後を想定しています。概数はつかんでおきたいので、参加するかもしれない方は 連絡くれると助かります。今のところ、3棟分(15人)予約を入れてます。上限は25人 くらいかなぁと思ってます。
●前回
http://gnzy.mongolian.jp/ddiary/2008-009.htm
●FAQ
・山といっても登山はしません。峠にあるドライブインが目的地です。登山道具は不要
で、振り袖着て来ても燕尾服でも問題はないでしょう。
・ロッジは、快適な貸し別荘風のところです。一般家庭にあるようなものはおおむねそ
ろっています。
お風呂はありません。シャワーはありますが、寒いので皆使ってません。2日目の昼ご
ろ温泉行くので、それで良しとしてます。
・誰が参加するかわかりません。知り合いがいなくて不安に思うかどうか知りませんが
、これまでの実績では、誰も知り合いがいない人が参加してもまったく問題ないようで
した。いろんな人がくると面白いと思います。
安田 悠
fwic7527@mb.infoweb.ne.jp