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2009/12/5(土)

恋人も暇だったらしい。昼頃電話がかかってきて、遊びにくると言う。日本海側からやってくるのだから、相当暇だったのだろう。
日が暮れたころにやってきて、パエリアを作ることにした。今回は、まずは正統派を作って基本をマスターしよう、という意図。将来的には、中華風、和風などのバリエーションに挑戦する予定だ。

パエリアと言うと華やかだが、一種の炊き込みご飯だ。手を抜く場合とまじめにやる場合があって、手抜きバージョンはごはんと具を入れて炊く、本当に炊き込みご飯。真面目バージョンは別々に調理したのちに、最後に一緒に盛り付ける。魚介類が加熱されすぎて味が落ちるのを防ぐ。 今回は、真面目に作る。
下記のような工程だが、分量や時間は他のサイトで調べるか、カンに頼ろう。

0.下準備
サフランを水に浸したり、ニンニク切ったり、コンソメスープを水に溶かしたりしておく。

1.魚介類を炒める
近所のスーパーで入手できたのは、ブラックタイガー、アサリ、ホタテ。 これらを、オリーブオイルとニンニクで炒め、塩コショウで味付け。 さらに、鶏ももを加える。

2.魚貝エキス抽出
フライパンに白ワインを加え、魚貝類のダシを作る。炒めた具を取りだし、ダシ汁と分けておく。

3.米の下処理
米とタマネギみじん切りをオリーブオイルで炒める。

4.炊く
炒めた米に、出汁、コンソメスープを加えて炊く。

5.蒸らす
米が良い具合になってきたら、取り出しておいた魚貝類を加え、少し蒸す。 パプリカ、セロリの葉を加えて出来上がり。

2009/12/6(日)

予報どおり、太平洋側は天候回復。快晴の日曜日。
久しぶりに山登りに行こう。目的は、鍋焼きうどんに魅かれて、丹沢鍋割山とする。

登り口は、寄(やどりぎ)から。登山口はいくつかあるが、僕はここから登るのが気に入っている。
松田駅よりバス。今回は、真面目に日帰り登山の時刻にバスに乗る。けっこうたくさんのハイカーがいるものなのだな。丹沢へ小屋泊まり登山をするなら、昼前くらいの遅い時間にバスに乗っても間に合うが、いつものそれくらいの時間だと、バスに乗るのは僕一人ってこともあるのだが。

寄まで乗るほとんどの客は、隣のジダンゴ山へ行くようだ。このコースから鍋割山へ行く人は、そんなにおおくなさそうだ。

長閑な集落の中を通り、畑の脇を抜けて獣用の柵をくぐると登山道は始まる。 冬型の気圧配置だから寒いのかと思っていたが、風は全くなく暖かい。行動中は半袖でちょうど良いくらいだ。

最初の目標となるのはくぬぎ山。初めて他の人をみる。おばちゃん、おじちゃんたちが集団で鍋の準備をしていた。忘年会でもやるのだろう。我々もロールケーキを広げて休憩。




紅葉もまだところどころ

少し下って後沢乗越を過ぎると、二股からのメインルートと合流して人が増える。 葉の落ちた、単調だが明るい尾根道を登っていくと頂上。けっこう登ったなぁ、という感じ。

日帰り登山としても、鍋割山はとても良いんじゃないかと思う。頑張って頂上まで着くと、おいしい鍋焼きうどんと富士山が待っている。


草野さん大忙し。そりゃ皆食べたくなるだろう。だいぶ混んでいた。


ほろ酔いで昼寝

久しぶりの登山は結構な手ごたえで、だいぶ疲れた。 晩飯は凝ったものではなく、シンプルなつまみを作ろう。
まずは風呂上がりのビール、その後はダラダラ焼酎。

そんなに手間をかけた積もりはないが、けっこうな数の皿が並んだ。まぁ、焼いただけとか蒸しただけとか切っただけとか、そんなのばかりだが。

2009/12/7(月)

今週もたぶんずっと出張。まぁ、あと2、3週でだいぶ落ち着くとは思うが。

2009/12/8(火)

風が吹いたから桶屋が儲かったのではない。ネズミが桶をたくさん噛ったから桶屋が儲かったのだ。
原因を探らずに、風力と桶屋の売上の相関を調べてみたところで、無駄なデータが増えるだけだ。

風が吹く→ゴミが舞う→目に入って盲が増える→盲は三味線を弾く→猫が減る→ネズミが増える→桶を噛る→桶屋が儲かる、という事だったと思う。 その原因を調べていけば、桶屋の売り上げに関係しているのは、ネズミの数なのだから、ネズミの生息数と売上の関係を調べておきたいところだ。
時代が変わって、良い目薬が開発されたら、風が吹いても盲は増えないし、三味線がはやらないときならば、盲が増えてもマッサージ師になってしまうかもしれない。 桶屋としては、風力のデータをたくさん集めても仕方がない。せめてネコの数くらいは把握しておきたいのに、風を起こして、なんとか売上を上げようとしている。

真因を探るべきだと思う。
風速は簡単に測定できるから、風速を調べることで桶屋の売上を予測しよう、という考え方では、科学とは言えない。

ある風の強い時に、桶屋の売上が上がった。
そのときに、なぜ儲かったのかを真剣に考え、上記のようなメカニズムが見つかったならば、注目すべきなのは風ではなく、ネズミやネコだということが分かるはずだ。 桶屋の取るべき対策は、「風を吹かそう」ではなく、「ネコが多くても生き延びられるネズミを増やそう」「もっとネズミに噛られやすい桶を作ろう」というものになるはずである。

2009/12/9(水)

会社の忘年会で東京に戻る。
明日は、ようやく燃えるゴミを出すことができる。ルームシェアから一人暮らし生活になっても、ほとんど変わったことはないが、ごみだとか宅配便だとか、そういう点では不便だ。

2009/12/10(木)

出張先へ通勤する時は、朝ごはんは途中の乗り換え駅で購入し、新幹線で食べる。 残業中の空腹に備えて、菓子パンやらジュースやらを少し大目に買う。
のだが、先日は紅茶を途中のバスか何かに忘れてしまい、非常に寂しい思いをした。 今日は気をつけよう。

そう思ってバスに乗っていたのだが、昼が近づき、さぁコーヒー飲んで空腹をごまかそうとすると、見つからない。またどこかへ置いてきてしまった。
なんだか相当抜けているようだ。

2009/12/11(金)


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