人々はなぜ、そこまで高尾山が好きなのだろう。
いや、アクセスが良く気軽に登れるし、それなりに見所もあって陣馬山までの縦走路も持つという発展性もある、というのは分かる。
それにしても、他の山に比べてここまで混む、という理由が分からない。 人が人を呼ぶ効果、みたいなのがあるのだろうか。
というわけで何十年かぶりに高尾山へ行った。
前回行ったのは確か祖父母に連れられてきた、10歳にも満たないころだろう。
秋の晴れた休日、たらっとハイキングするのは相応しい。
高尾山口の駅へ向かうにつれ、観光客率は増えていく。皆、地図を見たり景色を見たり、それなりに浮かれている。なんか正しい観光のあり方だと思う。 毎週毎週山行って海行って、それぞれの山登り、海遊びに対して慣れ過ぎて無感動になってしまうのは、なんか間違っている。
駅前からすごい人で、いかにも観光地の雰囲気。待ち合わせにも難渋する。
ロープウェイ駅を越えて、いくつかの登山道のうち尾根道のところを登っていく。 八丈小島と同じくらいの標高だよなぁとか言いながら、タラタラ登って行けば頂上。
青空だが、モヤがあって遠望は利かない。標高600mだと、丹沢がずいぶん高く見える。
ものすごい人の数で、はぐれてしまうと分からなくなってしまいそうだ。
もう少し裏高尾の方を進んで、一丁平というところでお昼ごはん。 僕は油断しまくっていたので、行動食くらいしか持ってきていなかったが、いろいろおすそ分けもらった。
スパム握り、ビールのお供に良いのだが、もう一工夫あると完成度上がる気がする。
下山は沢筋の4号路をとる。ここもすごい人で、前にも後ろにも人が切れない状態。 ちょっとした遊園地よりも集客力ありそうだ。
なぜ皆ここにばかり来るのだろう。 人がいたら不満って訳でもないのだが、一丁平から高尾山に戻る時、いくつかのルートのうちあまり人の通らないところを選んだが、そのときが一番快適だった。 他の人も、山に来るからには行列ではなく自然に触れ合いたいのではないかと思うのだが。
高尾山は、確かに低い割に展望あるし、気軽に来れるというメリットがあるのは分かる。が、もうちょっとだけ頑張れば、同程度の展望があって、そこそこ気軽に登れる山もたくさんあると思う。
世の中の人は、山登りってそんなに好きではないのかと思ってた。が、高尾山と富士山と屋久島は大好きなようだ。
もっと他の山も行けば良いのに。
登山後はわが家で宴会。
客が4人もくれば、とっておきの舟盛出すのも良かろう。
スーパーで買ってきた柵の刺し身なのでいつもより味は落ちるが、手間はかからない。
豚肉のオーブン焼きは大好評。
付け込む時間や焼く時間はかかるが、手間はかからない簡単料理なのだが。
焼酎はたかねえのご提供、屋久島のかなりレアなやつ。
トローリング初挑戦の予定だったが、相棒が二日酔いキャンセルになったので予定変更。
急遽捕まえた元同居人夫妻乗っけて、軽いランチクルージング。
天候もよく、トラブルもなく、全般的にスムーズにいった航海だった。
まぁ、そんなに遠くいった訳でもないけど。
荒れた日でもゲストを呼べることを想定して、湾奥の内水面に関心を持っている。
墨田川とか、東京ベイエリアに広がる運河の航路だ。案外水深はあるようなので、問題は橋げたの高さなのだが、僕の船だと東雲橋とか、TYハーバーの手前の水門が、なんとかくぐれる程度の高さだった。
前から行こうと思っていた、TYハーバーブルワリーへ行く。
安くはないが、けっこう気に入った。マリーナから近いし、そのへんのレストラン、という雰囲気ではないし。
桟橋は大きくない。前来た時には横抱きにさせてくれなかったから、2、3台しか停まれないっぽい。もやいは取ってくれた。
今回の僕の中でのテーマ
・魚探は接点回復液で治るか→試してみたがまだ調子悪い
・トローリングの練習→次回にしよう
・てんのうずのレストランの利用→順調
・探していた釣り具→見つからなかったのでやっぱり家にあるのかもしれない。
帰り道、友人の写真店を見に行った。近所の商店街の活性化イベントの一環らしい。
「近所の草花」という、あまりにもそのまんまなタイトル。もう少し考えてもいい気もするけど、彼女らしいと言えば彼女らしい。
どんどん自己表現の場を作って行くのはとても良いことだと思う。 撮った写真を選んで、場を作って、いろんな人に見てもらう。けっこう大変だと思うが、有意義なことだ。
そのまま、写真展の打ち上げに参加。
哲学の講義が始まったり、なんだかにぎやかだった。
晩飯を食ったら、すぐに寝てしまう。
雨が降らないうちに帰ってきた。そんなに忙しくないし。
ぶり大根、煮過ぎてしまった。味が落ちたと思う。
今週もあまり忙しくないので、いろいろ特許ネタを考えている。けっこういろんなアイデアが出てきて楽しい。
その中の一つに、この考えを使えば今までの半分くらいのスペースで同じことができそうだ、というのがある。
こりゃ広いクレームとって、自分が開発担当になったらそのクレーム生かすような製品開発をしたら、会社からお小遣いもらえるぞと、来年の仕事を勝手に決めている。
それなりに歴史のある分野なのに、なぜ今までこの方法が選ばれなかったのか、不思議なくらいだ。
そう思っていたら、ふとしたきっかけで先願件が見つかってしまった。
とても悔しい。
特許ってヘンな日本語使って、あまり読みやすい文章ではないのだが、自分が書いた特許、書こうとする特許と同じ考えのものは、スラスラと分かる。こういう経験は2度目だ。
そんなに古くない。
僕が書こうとしていた請求項とほとんど一緒の、かなりヤクザな広い請求項が書かれている。
下位概念は良いとしても、こんな大風呂敷クレーム、通ってしまうといやだなぁ。
ノートPCにウイルスソフトいれたら、セキュリティが厳しかったらしくネットにつながらなくなった。
復旧を図るうちに被害が広がり、デスクトップPCまでネットが使えなくなる。
ウイルス対策ソフト自体が、症状としてはコンピュータウイルスに似ている。
酔っ払いながら眠い頭で復旧に努めたので、泥沼化した。早朝までかけて、大した効果なし。