実家にいても家に帰っても、生産的なことはほとんどしなかった一日。
やろうと思ってたこと、やっとかないとあとで不便なことはいくつかあるのだが。
風邪気味だったので寝ていた。
冷蔵庫の残り物を食った。ごはんの冷蔵庫臭は嬉しくない。保存のしかたを考えるべきである。
第八回の日本酒研究会。
素敵なMっちゃんちをデザインしたWさん宅。こちらの家も当然素敵で、台所の使いやすさにおいては圧倒的に秀でている。そのまま、気の利いた寿司屋でも開けそうな、この上ない空間にて開催。
Nさん作、卵の黄身の味噌漬けが今回の一番人気だったのでは。 味噌(酒粕も入れたと言っていたような気も)で床つくって、そこに2、3日つける。 僕も昔こういう糠漬けを作ろうと思ったことがあるが、うまくいかなかった。
過去と未来の料理の先生にして、現在はソムリエ修業中、Kちゃんの漬物寿司。京風で繊細。オシャレ。
みんなの間抜けなアイドル、Mっちゃんは茶わん蒸しと豆腐山芋フライ。
相変わらずの豪快な遅刻で現場に混乱を招いたが、皆がすぐに許してしまう。まぁ、Mっちゃんだから仕方がない。
僕の出品作品はこんにゃく。いつだったか、友人からもらったこんにゃく手作りキットで作成。
こんにゃくがいかに低カロリーであるかを実感。元は、ほんの一袋の粉(20g程度かな)から1.5Lのこんにゃくができた。ほとんど水でできてるってことだ。あんなものいくら食べても、空腹はごまかせるかもしれないがほとんど栄養なさそうだ、ということが体感できた。
スーパーで売ってるこんにゃく一丁は、ポテトチップス一枚程度のこんにゃく芋になるのでは。
それを、熱を加えたり水を加えたり、固めて溶かしてという工程を経て、ああいう食品としている。 どんな経緯で発明されたんだろ。
出来具合は、それなりにちゃんとできて好評だった。
今回の日本酒。
だいたい同ランクのものを、原材料の米を変えて揃えたとのこと。すべて生酒。今時分が、春に仕込んだ生酒が安定してきていい時期らしい。
「町田酒造」が一番オーソドックスな山田錦使用。群馬の酒造。
「十文字」というラベルは、調べてみるとどうも「まんさくの花」というのが銘柄のようだ。秋田のお酒。「日の丸」という、とても珍しい米を使ってるとのこと。作りにくい米なので生産量は少ないとのこと。僕はこれが一番好きだったかな。
今回の一番人気だったのは府中誉、茨城の酒造。「渡舟」といのは米の種類で、山田錦の片親。これまた珍しいらしい。
たしかに、一番メジャーな山田錦が皆の好みに合わないといけなそうだが、そういう結果ではなかった。3本共に美味しいが、ちょっと珍しい味の方がこういう場では飲んでみたくなる、ということかな。
●Wiki「酒米」 いろんなお米があるのだなぁ。縦割り行政が、競争に拍車をかけているのだろうか。
●お米の系譜 20世紀を駆け抜けたイヌたちのように複雑だ。家系図がほしい。
日曜だし、小さな子供もいるのだし、いつもより早めに切り上げようと思っていたのだが。
結局22時をだいぶ回って解散。Wさんちのカレーとかラーメンで〆。
今回も10時間ほどの飲み会であった。
なんだかとても時間に追われてる感が。
ここ数年、長期旅行に行く前はいつも無理目の日程だが、今回も例外ではない。
最短で、今日出張先から戻ってきて、そのまま深夜別の出張先へ→出張先で週末まで働いてそのまま旅行へ、という計画であったが、今これを書いてる時点でそれはさすがに無理だ。
まぁ、今後もそれに近い計画であるし、必要な下準備も不十分なので、本当にできるかどうか分からないが、これまでも結構無理目の計画(午前中に家を買う契約をして、午後オーストラリア出発とか、21時まで残業→22時から引越し→朝5時に出発とか)やってきたからな。
風邪が抜けたんだと思う。特別ゆっくり休んだわけでもないが、疲労感が減った。
図面化作業、特許の回答と、差し迫ってる仕事が多い中、将来技術のアイデア出し会議への出席を求められる。丸一日かける会議なので、それに参加するといろいろな締め切りがアウトになる(旅行もアウトになる)ので欠席したが、宿題くらいはやっておかねばなるまい。
考えているうちに色んな案が出てきて楽しくなった。けっこう時間かけてしまった。