日本酒研究会番外編は静岡、ジダン邸へ。総勢5人で押しかけた。
主にジダン母親の作るごちそう。旬のサクラエビ、旬のシラスが素晴らしい。 焼き茄子も薬味が効いて、特筆すべき味。
日本酒も素晴らしかった。明記しちゃいけない事情があるのと、そもそも銘柄をきちんと覚えていないという理由で、この場では酒の名は書かない。2本とも、静岡産の大変おいしいお酒だった。
主役はやはりテル君になる。僕は赤ん坊に慣れていないので相場はわからないが、丈夫な子なんじゃないかと思う。特に足が。
ハイハイもできないくせに、結構しっかり力が入って、もうすぐ立てそうだ。
人見知りせずに可愛い。何考えているのだろうと、興味をそそられる。
友人に初めて会ったのは、4、5年前の小笠原。それから現在までに、彼自身だけでなく、母親、祖母、弟夫妻と、一家をあげてお世話になっている。今後はこの小さな甥っ子にもお世話になるのかもしれない。
「ベルガモ館長つれづれ日記」の話題の何割かを占める、おなじみ「わっはっは」。僕は2回目の来店。友人宅からは徒歩3分という危なっかしさ。
もうだいぶおなか一杯だったにも関わらず、おいしく頂けた。
さらに友人宅へ戻り、W杯の最終予選を見る。最近は予選突破するのは普通になってきたな。 日本のレベルが上がったというよりは、アジアの枠が広がってハードルが下がったから、という印象が強いが。
朝飯前の散歩は、それなりにハイキング。
友人宅から車で10分、南アルプスの前衛たる近所の裏山へ連れ出され、頭が眠ったまま登る。
とても良い天気の散歩日和。20分も登ると鎌倉様式の阿吽像の守る山門を通り、さらに20分も登ると開けた尾根に出る。標高は400m弱だったかな。
清水、静岡の市街とその先に続く駿河湾が見渡せる。その先の富士山は、今日は霞んでいてなんとなくシルエット。背後には緑深い南アルプス。
高血圧の友人は早起きで、こちらは深酒と夜更かしで大変に眠いままついていったが、確かに朝の景色は清やかだった。帰るころには昼間の景色になっていて、
見かけによらず、病気のデパートとも言えるほどにいろんな持病もってる友人だが、ここ最近はこのコースを歩くことを日課としているという。 非常に頼もしいことだ。毎日の継続は偉大だ。
友人宅の離れ、もとは納屋だったというその小屋は、現在はクライミング練習の壁がこしらえてある。 以前から、ジダン弟のカズさん(南アルプスの山小屋の管理人をやっている)に教えてもらう話をしていて、そこで試してみることになった。
そんなに得意ではないだろうとは思っていたが、これほどまでに出来ないとは!
非常に悔しい。
カズさんは割とひょいひょい登って、簡単そうに見える。ところがいざ自分でやってみると、もうどうにもならない。
次のホールドがはるか先に見え、手が届く気がしない。どうしたら良いのかわからないまま、ぶら下がる力もなくなり、マットの上に寝転ぶほかなくなる。
一つ動作ができても、次どうしていいのか分からない。体を動かすイメージが足りていない。
作り終わったら満足してしまったということで、その後はルート整備もせず、難易度はけっこう高い状態になってるらしい。 とはいえ、カズさんは簡単そうにひょいひょい登るし、乳児を抱えた奥さんも「久しぶり、難しい」とか何とか言いながら、細い腕で涼しい顔して結構身軽に移動する。
体の動かし方も分からないし、腕力も不足している。足の力をうまく使えると良いらしいが、基本的に腕の力が不足しているのでは。
ボルダリング初挑戦、「楽しいかったから」というよりは、「全然できなくて悔しかったから」という理由で、近いうちにまたやりたい。興味が沸いた。
鄙びているが泉質の良い温泉入った後、なんとなく海へ向かう。行く途中にある、スギちゃん御用達の店というそば屋さん。 そばが食べたかったので、大変うれしい。
皆でやたらと海へ向かって石を投げた。
日曜夕方のの上り線は悩ましい。どうしたって渋滞する。僕は週末くらいしか車に乗らないので、渋滞に入るために運転している、とも言える。 次の日が仕事だからと言って、早く帰ろうというのは間違ってる気がしてきた。晩飯も入浴も仮眠も済ませて、深夜になってから移動するほうが効率的かもしれない。各高速道路の渋滞ポイント手前で、それぞれスーパー銭湯を探しておこう。
まぁそれは今後のこと、本日の渋滞40km150分は律義に並ばず、その間に食事を取ることにした。大井松田でおりて最初のレストラン、勢いで入ったらちゃんとしたコース料理を出すようなしっかりした店だった。
運転中でなければワインが進んでしまいそうな(そしてけっこうお会計も進んでしまいそうな)、魅力的なメニューもおいてあるお店だったが、こんな辺鄙なところの国道沿い、車で行くしかないと思うのだが、ワイン飲む時はどうするのだろう。生パスタがおいしかった。
大変お世話になりました。また遊びましょう。
宿泊して出張した割に、1日中完全に一人仕事だったので、出張した意味が余りなかった。
金曜日も出張することが決まった。
となると、明日はどうするか。どっちでもいい。
自宅まで往復するのも面倒だが、帰れずにホテル暮らしを続けるのも同じ程度に面倒である。 仕事的には、一人作業が多くなってきたので、出張先でも本社でも可能だ。少しだけ、出張先の方がやりやすい気がする。
ホテルの部屋が取れなかったら帰ろうと思ったが、空いてたので泊まることにする。
まぁそれほどあぶない食材残して来なかったと思うし。
久々に残業時間の延長申請をして働いた。皆が帰った後、一人で設計作業に没頭するのは満足感がある。
これは新選組ものの創作として、もしかしたらすごい作品なんじゃないか?
設定はぶっとんでいるのだが、新選組のキャラクターを良くとらえ、記録に残っていることもけっこう忠実に取り入れながら新しいフィクションを構築した、時代小説としてすばらしい到達点に達している。
最初の方はギャグっぽい展開が多かったが、最終刊では「燃えよ剣」と同様、悲壮感が高まってくる。
新選組ものって、オタク同人誌の一分野として確立されてるのだと思う。その中で、沖田が女だったとか隊士同士の同性愛とか、そういう作品っていかにもありそうだ。
新選組の幹部にオッパイがついてしまったという設定は、そういうののパロディなのかもしれないが、それを認めるとすごく納得がいくストーリー展開。
「燃えよ剣」読んだ後にこれを読むと、かなり楽しめるんじゃないかと思う。もしくは怒り出す人も多いかもしれないが、司馬遼太郎に読んでほしかったね。
僕は今、土方歳三には本当にオッパイついていたんじゃないか、とすら思う。幕末志士たちの思い詰めっぷりって、けっこうヒステリックだよなぁ。
出張先から帰って、さっき大宮通ったと思ったのだが、また大宮方面へ向かっている。
いったん家に戻って荷支度した後、滞在2時間で再出発。自宅にいる時間よりも電車に乗ってる時間の方が長い。
同じ料金で乗れる寝台列車は残念ながら満席、ほぼ同じダイヤの夜行急行に乗って北陸方面へ。こっちの電車はだいぶ空いているので結果的には良かったのかもしれない。大宮であんまり人が乗ってこないと良い。
上野駅の特急ホーム、もしかしたら利用するの初めてかもしれないが、ずいぶん雰囲気のあるホームなんだな。ヨーロッパの鉄道のホームみたいだ。
熊谷あたりになっても、まわりの座席は空いたまま。椅子を回して4席使える。 単純に向かい合わせるのではなく、1個前の座席を90°だけまわして丁の字戦法をとることにした。 東郷提督から着想を得た訳ではなく、2個前の座席の方がリクライニング使っていた影響による場当たり的戦法だが、これによって体を横にした時の接地面積が増え、寝台にそれほど劣らない寝心地になったのではないかと思う。