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2009/4/25(土)

第N回日本酒研究会。(今数えてみると6回目だった。)
今年は別の企画が多く、ようやく開催できた。約半年ぶり。

今回は、鑑評会用に特別に作られた、1升8000円クラスの超高級酒と、おなじ蔵元のちょっと下のランク、1升5000円クラスの高級吟醸酒を飲み比べましょう、というコンセプト。

超高級酒は、スッキリと抵抗のない感じだ。味は濃いのに、水を飲んでるみたいに滑らかな口当たり、という感じだろうか。 それより一団劣るランクの純米大吟醸の方は、もっといろんなものが入ってる感じ。スッキリ感はないが、香りがある。 同じ蔵元の同じ銘柄だから、もっと同系統の印象かと予想していたが、ずいぶんと違うタイプなんだな。 どっちが好きかというと、僕はこちらの大吟醸の方が気に入った。

僕の密造酒は、まだ発酵途中なので人様に出す感じではなかった。 豪華客船と丸木舟の試作品の作りかけ比べても仕方がない。

N総裁が築地で仕入れてきたマグロとしまあじ。さすが高級魚、脂が乗っていておいしい。あっと言う間に売り切れ。

干物の料理も面白い。漁師料理を上品にした感じ。夏に良さそう。

いつも有難う。やっぱりそれぞれ人柄が出る気がする。

ひっつみは、岩手の郷土料理。我々の呼ぶすいとんとか、大分の団子汁と同じ料理だと考えておけば良いようで、普通に作りそうなシンプルな料理だ。
お客様用メニューというよりは日常の気軽なメニューなんだろうが、なぜそんなものを、わざわざ岩手方式で呼んだかというと、五十嵐大介さんのマンガ「リトルフォレスト」に出てきてたので、なんか真似したくなったのだ。

真面目に鳥の骨付き肉と長ネギでだし取ったら、けっこう好評だった。醤油ラーメンみたいと言われたが、ラーメンのスープもこんな感じにやってるのだろう。

豚肉の塊は下味つけてオーブンにほうり込んで220℃30分、という感じ。
だいぶ簡単な料理だと思うが、けっこう好評。 肩ロースとバラを同じ料理法でやったが、ロースの方が合ってるかな。

冷蔵庫の食材がきれいになくなった。とても気持ちが良いが、皆足りただろうか。

閉宴後、道に迷うものは順当に道に迷い、わが家へ戻って宿泊。最近空き部屋の稼働率がすごい。

2009/4/27(月)


食べ残した長ネギをベランダの土にさしておいたら、花が咲くまで育った。
恐るべし植物の全能性。


世が世なら、というのはどういう世かというと、古い秩序が廃れ、運と才能のみを頼りに生きる弱肉強食の乱れた世なら、 この友人と組んで一国一城の主を狙っていくような人生は面白いだろうなぁ、というような友人がいる。

今はそこまで乱れている世の中ではないが、それなりには競争社会だ。

そんな中で友人は商売を始めてもう5年以上たち、いろいろあっただろうが、とりあえず経営規模も拡大し、なんとかやってこれている。僕は友人と人生組んでる、というほどではないが、たまに一緒に釣りに行ったりしている。

一国一城のの主はいいとして、共同でクルーザーのオーナーとなることにした。 そろそろ、創業当時の動機づけとして唱えていたスローガンを実現させるのも悪いことではないんじゃないかと思う。

というわけで、本日は進水式。空は良く晴れているが生憎の大風。まぁ形ばかり乗れればいいや、というところで、江戸川にあるマリーナから海に出るまでの注意点を受けながら運転した。

今まで運転した中で、最大級の大きさだ。が、沖に出てしまえばそんなに違和感は感じない。 扱いやすい、手頃な大きさかもしれない。 川からディズニーランド脇の海に出た途端、大荒れで馬に乗っているような状態になったので、しばらく運転して引き返した。

船内は、快適に寝るなら3人、宴会やるなら6人かな。 定員は10人で申請してあった。無理すればもっと乗れるだろうが、まぁ10人までで妥当だろう。

自分の船となると、レンタルの時にはできなかったいろんな可能性が広がる。 とりあえず、使いこなせるように慣れていこうと思う。

お好み焼き屋って、おいしい/まずいに差があるのだろうか?
店側は、具を切って盛るだけだし、味付けだってあのテのものは、大体同じになると思う。 それを各人が自分で焼くのだから、料理に対して金を払ってるというよりも、設備や場所、雰囲気にお金を払ってると考えている。

帰りはチャリで。
都内であれば北端であろうと東端であろうと帰れるが、けっこう遠かった。 新宿-自宅の最短ルートが分かりにくく、まだ迷ったり考えたりしてしまって時間がかかる。早く体で覚えよう。

2009/4/27(月)

会社から最新モデルの高級カメラ借りてきた。
確かに愛用の普及種よりも良い写りだ。センサーでかいし、重いだけのことはある。

2009/4/28(火)

出張先からかえってくるのが休日前だと、酔っ払いが多い。

2009/4/29(水・祝)

早々に前言を翻し、船に乗る時間を削ってデートをする。
一口にデートと言ってもいろんな種類があるのだろうが、今回は入社試験のようなデートを狙いとする。志望動機とか、入社したらやりたいこととか、自己アピールとか。

神田のイタリア料理屋さんにて。
ランチを3人分頼むのは豪快な技だと思ったが、確かにコーヒー代をむだにしても一皿900円で頼めるのだから、安いと言えばだいぶ安い。 オフィス街のサラリーマン向けのランチのようで、ボリュームもあっておいしかった。

僕の恋愛の教科書には、「三十六計逃げるに如かず」とか「王の早逃げ十手の得」とか、そんな格言ばかり書いてある。
今回はどうも逃げ道が無い気がするので、とりあえず間駒を打つことにする。

今まで師匠と呼ばれていたのに、それが彼氏という関係になるとすると、僕としては格下げなんじゃないか?
「弟子以上恋人未満」という役職を創設し、彼女をその地位につけることにした。

となると自動的に、僕は彼女にとって「師匠以上恋人未満」となる。師匠と恋人をどういう基準で同じ評価軸に乗せられるのかはわからんが、師匠以上のとてもすごい存在ということになる。
契約期間は3カ月。

新宿、思い出横町にて。本題も終わったのでアルコール解禁。
おいしいビール。おいしい焼酎。

恋人って普通は多分、いない方が困るのだと思う。 僕が目指してきたのはそんなことではなく、いなければいないで困らないし、いたらいたで困らない、という状態。

今までは恋人がいなかったが、困ることは全く無かった。これは元からそうだったのではなく、そういう状態になるように努めてきたからだと思う。 で、30年続けてみたら、恋人がいるっていう状態の方が、とても困るのではないかと感じるようになってきた。

恋愛については、頭で考えるか、心で感じるか、で分ければ普通は心で感じるものなのだろう。僕の場合は心で感じようとすると、相手が可愛いとか好きだとか感じるよりも、そんな慣れないものは嫌だ、という気持ちのほうが支配的になる。君子危うきに近寄らず。

なんか頭で理論的に追い詰めて行かないと駄目なんじゃないかと思う。

2009/4/30(木)

入籍の準備に忙しい同居人の嫁の料理を食べ、その愚痴を聞いた。
幸いあれ。

2009/5/1(金)

寝坊をして、午前休暇取得。今年初めての有休は、情けない形で取ることになった。 深酒するのは昨日に限ったことではないから、気合の問題なんじゃないかと思う。まぁ、打ち合わせもないし、すごく忙しい訳でもないし、仕方がないとしておく。

会社の新人歓迎会は、一次会で切り上げる。
本屋へ行って海の地図を捜し回ったが、徒労に終わった。


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