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2009/4/17-19(金-日)

八丈島への再挑戦。
前回から半分ほどメンバーが入れ替わった今回は、最初から劇的に始まる。

出発1時間前に参加を決めたくろちゃんが、ろくに支度もできないままタクシーで駆けつけ、船に飛び乗ったところで即座に出船。間に合ってよかった。
まぁ5分ほど出航を遅らせてしまったが、10時間の航海が10時間5分になる程度だ。それくらいの迷惑は許容し合うのが人間社会の良いところなのである。 全日空は、キャンセル待ち出し惜しみしないで、さっさと連絡すべきである。

これで男性4.5人、女性4.5人、またおもしろい人たちが集まった。 初対面率は3分の1くらい。

この時期はガラガラだ。
とっておきのワインは、たしかにおいしかった。


2009/4/18

釣りをする可能性も考えて、久しぶりに釣り用オンボロワゴンを借りた。マニュアル車を運転するのも久しぶり、パワーハンドルもついていない。なんか「操作してる」って感じがして、疲れるが面白い。
結局釣りはしなかったが、しょうゆをこぼしたときの罪の意識は軽減された。

まずは資料館で島の歴史を勉強。皆やたら熱心に聞き、資料館のおじさんも、丁寧に説明してくれた。 基本的には静かで礼儀正しいのだが、時折熱さとか教養とか人間臭さが出てくるような、好ましいおじさんだった。

足湯ピクニック。海を見ながら、港の朝市で買い占めた総菜を並べてバイキングにした。


足湯で溺れかけてたヤモリの子供


なんか皆ほっておくとすぐに危ない遊びをしている。


東の山、三原山へは車で行ける。
うぐいすがたくさん鳴いていた。


ゲートは開ける


大池はイモリの巣になっていた。小池は湿地になっていた。
まぁ行っても行かなくても、というくらいの魅力。
くろちゃんは本城直季と友達らしい。

温泉入った後は、ガーデン荘での晩餐。今回は宴会旅行だから、これが旅の一番の目的かもしれない。 今夜は我々以外にも同宿者が二人。島旅好き若者二人組。


名前は忘れたが、くろちゃんが朝市で買ってきた海藻の豆腐のようなもの。 口の中が海いっぱいになる。

上りカツオの臭みの無いおいしさといったら、もうどう言えば良いのやら。
我々の酔っ払い具合も、どう言えば良いのやら。
飲み会自体、もうどう言ったら良いのやら。

朝見ると1升瓶が3つ空いていたので、それくらいは飲んだのだろう。


2009/4/19


なぜ今までこの場所を見過ごして来たんだろう。
車を走らせていて、ちらっと目に飛び込んで来た、神社の奥の瓶。

やはり、焼酎を祭った神社だった。そしてその横には魚の碑。
どちらも、我々は日頃から大変お世話になっている神様である。お参りをして、よく感謝をしなければならない。

魚の神様は、正確には魚釣りを祭ってあった。釣り人が半ば自慢に建てたらしい。お世話になっていることに変わりは無い。御利益があるといい。


さらに登って行くと、何やらマカオの古城のような、秘密の中庭のような気持ちのよい場所が。
どうも貯水施設のようだが、こんな無防備で良いのか?


牧場で牛乳。



握りたてのパリッとホワッとした寿司。
値は張ったが、おいしかった。 つみれと岩海苔の吸い物も良かった。


温泉入って島を発つ。
次回は八丈小島だな。

浜松町にて。今回参加できなかった和服のお姉さんたちと合流。


「八丈島いく」
「何するの?おもしろいの?」

よく聞かれる質問である。
この上なくおもしろいのだが、何する訳でもないし、納得してもらえる自信がない。

とりあえず温泉、おいしいごはん、などと告げればそれなりに納得してもらえるかもしれないが、それは我々が感じた楽しさのほんの一部なのではないかと思う。

何をしていたかというと、主に道草をしていた。 修学旅行は金閣寺や原爆ドームに行くから楽しいのではなく、その過程で何か阿呆なことしたのが楽しいのだと思うが、それをいい齢した我々が、その過程を主目的としてやっている、という感じだろうか。


皆の反応がおもしろい、というのが確実にある。
ほっておけば、みな道草をする。どんな道端でも、それぞれ何かしら好きなこと見つけて、なんか楽しそうにしている。牛に向かってホーミー奏でてみたり、路傍の花で冠作ってみたり。
それぞれだいぶ違った方向に個性的な人たちがなんだか仲良くなって、割と似たような反応を示したりして面白い。各々が通るたびに「この木、登りやすそうだねぇ」などと、あなた方スカートはいてるんだからやめなさいってのに皆が繰り返して行く様は、台本もなくアドリブでやっているんだからおかしくなる。


再トライの旅行だが、一回限りの旅行だ。似たような計画はこれからもやるだろうが、今回のキャスティングは、今回のみのものだろう。 たぶん前回行けていたら、まただいぶ別の形だっただろうし、次回行く時もまたコンセプトやメンバーもだいぶ違うんじゃないかと思う。

そういう意味で今回一回こっきりの旅行、大変楽しかったし、皆も楽しんでくれたみたいなので大変良かった。

2009/4/20(月)

最近引っ越したという、友達の高級マンションに遊びに行った。
居住空間もそれなりに立派だが、公共のスペースがいちいち一流ホテルのように豪華だ。 夜景がきれいで、確かにカメラ持ってくれば良かった。

2009/4/22(火)

今日の出張は、いつもより遅めに出発したので、会社までのシャトルバスが30分待ちになってしまった。出発時の遅れが、到着時には何倍にも拡大されるのは腹立たしい。5分の遅れはそのまま5分の遅れにさせようと、駅前でレンタサイクルを借りた。なんか雨が降るような予報を言っていた気もするが、実際に移動できないほどの雨って、たぶん皆が思っているよりも少ない。なんとかなるだろ、ということにしてチャリンコこいで行った。

これがまぁよくあるパターンで、こういう何の対策もしていないときに限って、どざーっと雨が降る。 レインコートをリュックに忍ばせているときは、使う機会滅多にないのに。

自転車レンタルは21時まで。雨が止む気配はまったく無い。1日貸出の制度しかないし、次いつ出張にくるか分からない。この雨の中、自転車こいで帰るしか無いのだが、そのあと新幹線に乗る。びしょ濡れじゃ困る。体は濡れてもすぐにかわくが、服が濡れるとやっかいだ。シャツは一枚替えがあるが、ズボンは濡らしたくない。

ということで教科書どおり、ゴミ袋被って帰ることにした。90Lのでかいやつが入手できたので、穴3つ開けて頭と両腕出し、別の袋に右足突っ込んで、3枚目の袋に左足突っ込んで。 社会人としてどうかと思うが、まぁズボン脱いでパンツ一丁で帰るよりはましだろう。

これが期待以上に効果的だった。
顔にあたり、したたり落ちてくる雨水をゴクリと飲み込める程度の雨量だが、衣服はわりと濡れない。 自転車こいでいれば振動も少ないので、ゴミ袋もずり落ちてこない。

雨よりもむしろ、腹立たしいのは自動車だ。道路全体が水たまりになっていて、あとは浅いか深いかのちがいである。深いところにタイミングよく大型車がスピードだして突っ込んでくると、バケツで水ぶっかけられたかのように放水され、避けようが無い。 雨は天意なので仕方がないが、見ず知らずの人に行きなり人為で水浴びせられるのは、さすがに腹が立った。
これが2回ほどあったが、まぁなんとか一応、新幹線に乗っても引け目を感じない程度の濡れ方で済んだ。

帰宅が遅かったので、晩飯は手抜き。

2009/4/22(水)

ノー残業デイは、仕事が終わった後に家事やら雑務やら集中するから、それはそれで忙しい。

トビウオは東京産と書いてあったから、たぶん八丈島か周辺の島で捕れたやつだ。 塩焼きにしたが、この時期は餌場まで行く上り線なのだと思う。そんなに脂が乗っていないので、別の調理法方の方が良いのかもしれない。白子が入っていた。

担当していた製品が、TIPAの賞を受賞したことが発表された
プロ向け交換レンズのカテゴリーだ。賞は毎年あるし、カテゴリーも細かく別れているので、ライバル少なそうな状態での受賞だ。、どの程度権威のある賞なのか疑問も沸くが、検索するとTIPA AWARDの枕詞には「ヨーロッパで権威のある」とついているし、広告やパッケージに自慢げに受賞したことが書いてある製品はみたことがある。

それなりに喜ぶべきことだろうが、まだこのレンズ、発売日が決まってないのに。
それなりに期待されているようだから、はやく皆さんの手元に届いて、称賛/批判の声を聞きたいと思う。できれば称賛の声をたくさん聞きたい。

2009/4/23(木)

久しぶりに出張先でホテル泊。このくらいの頻度なら、気分転換になる。
家に洗濯物干しっぱなしで出てしまったが。

2009/4/24(金)


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