積雪期も営業している西穂山荘と新穂高ロープウェイを利用して、雪の穂高を味わい、静寂の上高地へ下山しようという計画。
ロープウェイから小屋までは、1時間足らずのあっと言う間。大した困難も苦労も無く、積雪期の北アルプス稜線まで出れてしまう。
天候は回復傾向のはずだが、小屋の周囲はまだガスってる。 まぁいいや。ビール飲んでたら晴れてくるだろ。
僕も友人もお酒をたくさん飲むので、その分荷物が重くなってしまう。
まぁ仕方がない。
混ぜるとどぶろくになる甘酒+お酒は、確かにおいしかった。
山荘の食堂で酒飲んでると、いろんな登山者と話ができる。今回は山岳ガイドさんとその客たちという組み合わせが多く、面白い話を聞けた。
酒飲みながら対面販売すると、写真集もよく買ってもらえる。
素泊まりにする便利さ。それは食事の時間を自由に選べて、朝焼け夕焼けの美しい時間を自分のものにできる、というのがある。のだけど、酔っ払いながら撮影準備してたので、薄明の時間はだいぶ見逃した気がする。
なんと21時過ぎに上高地へ。
いろいろあった1日になったが、まぁ良かった。詳細は後日書こうと思う。
冬季は、上高地からのバスがないので、中の湯まで歩くことになる。 雨が降っているとは言え荒れてる訳ではなく、割と快適に2時間でついた。
平湯で入浴。友人お薦めの「平湯の森」というところで、露天風呂がたくさんある。なんでも源泉が3つあるということで、湯量も多い。全館畳敷きで気持ちの良い建物だ。
食事もそこで。飛騨牛を焼いて食った。脂が乗っているのにしつこくない、高い肉の味がして大変においしかった。
帰りのバス、整理券取り忘れて無駄にお金払った。
渋滞を避けてあずさで帰宅。今日はあまり行動していないが、どっしりとした疲労感を感じる。
日帰りで出張というのも、残業していくとけっこう面倒臭い。
理由は不況だったと思うが、半年ほど前から残業禁止が週2回になった。
のだけど、残業が終わって本当に家に帰れたのは、それ以来初めてなんじゃないかと思う。
いや確かに会社からは追い出されるんだけど、出張先のホテルだったり、出張先から自宅へ帰る電車の中だったりするだけだから、早く帰ってもそんなに嬉しくなかったから、明るいうちに家に着くというのも新鮮だ。
同居人とゆっくり食事を取り、「くじらには食べられない方が良い」ということで話がまとまった。