いうまでもないが、「みそぱ」とは味噌パーティの略語である。
味噌パーティとはもちろん、自作の味噌を作ったから皆で料理して食べましょう、という企画である。
何しろ味噌作る前の大豆からして自作してる手前味噌なのだから、なかなか手がこんでいる。房総の千枚田トラストとか云っていた。
というわけで、味噌製作者Mっちゃんの素敵な長屋に集合。おおむね15人くらい、おおむね三十路のおおむね未婚者たちである。
料理人は何だか4人ほど。それぞれが味噌使って好きな料理を作る。
計画的な者は計画的に作り、思いつきで作る者は刹那的に作る。
皆が2、3品ずつ作るのは、負荷が分散されて楽だし、それぞれの性格が出て面白い。他人の料理見ながら、「ム、そう来たか」などと云いながら、ワイワイ作る。お客さん呼んでパーティやるというより、皆で料理の試作品つくって遊んでる感じ。
料理がたくさんあると、「今日のごはん」書くときに思い出すのが大変だ。
そう思ってせっかく献立書いてもらったのに、写真撮るの忘れた。たぶん記述漏れてるのもあるだろうし、僕が食べなかった物もあると思う。
これぞ味噌料理というような、味噌を前面に押し出すようなメニューは少なかったが、ほとんどすべてのメニューに味噌が使われていた。飽きがこなくて良いと思う。
僕が作ったのは、アボガドの磯部巻きとその亜種、かつおの豆腐味噌だれ。
アボガドの磯部巻は半月ほど前に思いついた。アボガドと味噌、長ネギ刻んだのを混ぜて、海苔で巻く。
簡単でおいしい。アボガドと海苔は相性が良いことが分かった。のり巻き切るのは難しいが。
あとは何だっけ。皆に忘れられているが、最後の方に炒め物作った気がする。作った僕自身でさえあまり覚えていないので仕方が無い。何いれたのかも覚えていないが、基本的に味噌ベースの味で、2回ほど作った。
それなりにおいしかった気がする。酔っ払っていたので定かではない。
週末の間に、各地の友人宅を点々とした。
昼ごはんだか夕ごはんだか分からない時間のごはんは、姉のバースデイパーティ。
実家にて、姉の親友たちにも久しぶりに合う。
誕生日プレゼントに、テルミンを送った。
人間自体も機器の一部にしている、ものすごくアナログ的な電子楽器で、少なくても僕にとっては非常に面白かった。
ドレミファを練習していき、唱歌なんかに挑戦してみる。
無音→低音→高音と変化していくので、高い音から始めることができない。(学習用の安いキットだからかもしれないが)
「君が代」が一番弾き易かった。
珍しく自炊できる機会だというのに、食材がほとんど無い。皆無と云って良い。
そんな気はしていたが、一旦帰ると再び買い物に行くのは大儀に思う。冷凍もの、換物を駆使して、なんとかしてしまおう。
冷凍庫にあるのは豚バラ。これを冷蔵庫の肥やしになっている、気の抜けかけたサイダーで煮てみる。 今日は失敗を恐れない。それよりも冷蔵庫内をきれいにしてしまいたい。
途中の味見ではヤバイかもと思ったが、煮込んでいくとかなり落ち着いた味になった。割と普通だ。
急いで作ったので、まだ硬めなのは仕方が無い。長時間煮込めば、けっこうおいしく仕上がったかもしれない。
珍しく同居人ととる晩飯での結論は、「凧を買うべきだ」ということになった。
2月は、やたらいろんな人と酒を飲んだ。特にここ10日くらいはえらいペースだった。
金土日水金土日と、中1日だったり連日だったり、前の酒が抜けないうちに次の宴会があったりする。
なんだかずいぶん社交家になったかのようである。
それぞれ楽しかったし、2日酔いになる体質でも無いが、さすがに疲れは感じた。
今週もおむね出張先で仕事。
今はもうそれほど忙しい訳でも無いし、結果的に出張先でしかできない仕事はあまりしなかったが、まぁ何かあったときはこっちに来てた方が良いから、という感じ。
出張生活が大変というよりも、予定が立たず明日どこで眠るか分からないというのがタイヘン。
今日の料理。閉店間際のスーパーでたら白子ゲット。 和風にしようか中華風にしようか迷ったので、両方作った。