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2009/2/14(土)

あまりにも暖かいので、ハンバーガーかじりながら河原で読書してた。全部図書館から借りたもの。

赤瀬川原平「二つ目の哲学」

やっぱり良書だと思う。この本読んでたら、平行法ができるようになった。
ゆっくり読むのに向いている写真+文章。

渋滞学

高速道路で渋滞に巻き込まれるたびに、これは割と数学的、物理的な現象だなぁと思っていたが、やはり似たようなことを考える専門家がいるものだ。こういうのやっていけば、都市部では自転車の方が車より早いってことも理論的に計算できる気がする。
広く浅い内容で読みやすかった。

アサヒカメラ 2008年7月号

たまたま借りてきた号に、僕の写真集が紹介されてた。
まぁ、載せてくれと頼んだのは僕だが、その後掲載はいちいち確認しなかったので気づかなかった。

ただ単に人参揚げただけなのがおいしい。

焼酎呑み乍ら鯵食っていたら、同居人とその恋人が帰って来て、ゴディバのチョコ広げ始めた。「食べて良いよ」って言われても、そりゃ食いたいが、まだ鯵食ってるし。

2009/2/15(日)

自作ポータブル赤道儀の修理をしてた。彗星来てるらしいし、活躍の場が出てくるかもしれない。

元同居人である、現同居人の弟が誕生日らしい。というか、現同居人とその恋人の誕生日も最近だったらしい。
ということで、3人分の誕生パーティー。魚も使い切れるし、ちょうど良い。

「海辺の民宿みたいですね」と言われるようなメニュー。イシモチがおいしかった。

2009/2/16(月)

2009/2/17(火)

とんかつやさんは、メインディッシュというよりはみそ汁やキャベツのおかわりが嬉しい。 メインディッシュはなんでも良いが、安いやつのほうが嬉しいし、値の張るヒレかつなんかよりは、さっぱりしたチキンカツのほうが値段も安く、都合が良い。

まぁそんなことよりも、このとんかつ屋さんには五十嵐大介のマンガが置いてあったから入った、という理由の方が大きい。
ただひたすら食べ物のことが書いてある、豊かで幸せなマンガ読みながら、ゆっくりご飯を食べた。

2009/2/18(水)

今週は半ばまでが出張生活の予定だったので、ホテルはとりあえず2泊。
だが、やはりというか何というか、長引くことになりそうだ。

周囲から言われるほど出張生活が大変だとは思わないが、やはりホテル生活が続くのは不便だ。
家に帰ればできる些細なことができず、週末を有効に使いづらくなる。些細なことというのは、洗濯だったり、荷造りだったり、古いメールの参照であったり、その程度のことなのだが、そういうことやってかないと週末48時間を有効に使うのは難しくなる。実際、今の生活では2週連続で1泊旅行に行くのは困難だ。

今日はノー残業デイ。ホテルに泊まって、無為に本屋で立ち読みしてるよりも、家に帰って些細なことをやりに行く。出張と行っても目茶苦茶遠い訳でもないし、明日の朝また通えばいいや。

ということで自炊。
近所のスーパーで野菜買って来てから、米が切れてることを確認する。ちょっとはそんな気もしたが、また買い物に行くのは面倒だ。

となると、あれを使う時が来た。
中華街で買ってきた、おこげ料理。下準備も多く、炒めもの、揚げ物の工程が必要になるものの、調理時間は短い。

けっこう豪華になった。

2009/2/19(木)

ようやくといっていいのかどうなのか、担当製品が昨日発表になった。これで、「仕事何やってるの?」と聞かれた時に「今度出るあのレンズ担当してるんです」っておおっぴらに言える。

インターネット社会になって便利になったもので、ちょっと検索すると、即日のうちにユーザーが噂してるのを見ることができる。さすがに大企業、マニアックな製品とは言え、個人的にフリーソフト発表した時や自費出版した時よりも随分反応が大きい。そりゃそうだろうが。

かなりマニアックな製品なので注目する人は少ないかもしれないが、見る人はびっくりするだろう。そう思ってたら、やっぱり皆びっくりしてるようだ。

かなり専門的な意見もあって、おもしろい。まさに我々が開発してる時にしたような議論も散見できて、そこまで分かってるユーザーもいるのかと感心する。 そういうの見ながら、「苦労して良かった」「あそこはああしとけば」と、刺激的だ。

「高い」っていう意見も多い。が、確かにそうかもしれないが、そうではないかもしれない。実質はそんな殿様商売的な値段ではないと思う。今後、もっといろんな情報がアナウンスされていって、その声が変わっていくかどうか。趣味で買える値段ではないのは確かだが。

一部に「絶対買う」という声もあった。確かに前代未聞のスペックだから、欲しい人にはたまらないのかもしれない。(そう思って開発してる)
このご時世で、良い物作って人様の物欲を刺激することができるなら、それはずいぶん良いことなんじゃないかと思う。

ネットで探す情報は、大多数の中心的意見よりも、一部のマニアの詳細な意見の方が良く目につく気がする。 (少なくても、大多数の意見と例外な意見が同程度のボリュームで聞こえる)
今回の製品は、数は売れないだろうが一部のマニアには大歓迎されるようなものだ。称賛の声をききやすい状況だと思う。
皆もっと称賛してくれ。

2009/2/20(金)

1次会はどうせ間に合わないから2次会から参加するとして、そのあとの酔っ払った安田 悠へ命令。

○今日は23時には帰宅すべし
○買い物すべし 明日の朝飯と行動食、晩飯、つまみ 日曜の朝飯 単2電池
○電池類の充電
○パッキングを終了させてから眠ること
中判はもってかない。赤道儀はもって行く。
○明日は7時起床で大丈夫


遠路はるばる部署の飲み会に参加するのは、やっぱり意味があると思う。まだ新年の挨拶すらしていないし顔見せに行くか、という以外にも。

「技術者は10年たって1人前」というようなことをよく聞く。ずいぶん悠長な話かもしれないが、確かに、2、3年OJTだとか言って仕事したところで、その分野で秀才たちを相手にしながら世界一になるのは難しく、10年で1人前というのも、そんなに否定できる話ではない。(工業製品は大量生産できるので、同じ目的のものならば一種類あれば十分、二位以下は生き残れない、という性質はある。世界で一番が、けっこう当たり前に要求されてると思う。)

が、そんな悠長なこと言ってられない。「技術者として第一線としてやっていけるのって、そんなに長い期間じゃない」という意見を聞いて、その通りだと思った。
せいぜい10年くらいか。周囲の上司先輩を見ても、40台後半の人は調整の仕事とかアドバイスする仕事になっている。自分でアイデア出して手を動かして頭動かして新しいもの創る仕事をする期間は、そんなものなのかもしれない。
一つの仕事に、1年とか2年とかかかる。となると、生涯のうちにできることは10個もない。 だから、面白い仕事をやらなければ損だ、と。

全面的に同意。もっと焦らないと駄目だし、もっと仕事を選ぶように努力すべきなのかもしれない。


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