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2008/7/26(土)

第2回目の日本酒研究会。

上喜元は、ランク違いでかぶった。それを利用して飲み比べてみる。
寝かせた時間を長く取ったほうがまろやかな味になってる、というのは分かった。

及川は、もともとはすごく良いお酒らしいが、漉す前の状態なのでずいぶん安くなってるとのこと。すごく良いお魚のアラみたいなものだろうか。
やっぱり酒粕入りなので、濃い味がする。

三浦文雄は出雲の杜氏のお酒。箱根の関よりも東側で入手するのは難しいらしいが、そこはながもりさんの人徳でなんとかしてるようだ。

今回はどれがおいしかったかな。

今回はけっこう場所を提供してくれたmちゃんが料理も提供してくれたな。
ながもりさんは梅ソースやミョウガ、山芋を駆使した、夏らしい例冷菜。他人の台所では勝手が悪かったようだ。
僕はキスとイサキのアライを作った。胡麻油いれて中華風にしようかと思ってたけど、やらなかったな。キスはポン酢、イサキは味噌溶いて作った。

当たり前のことを当たり前にやる。まっとうなお酒とまっとうな料理を楽しむ。良い酒と、良い料理と、良い仲間と。
この企画のコンセプトはそんな感じ。料理に贅を尽くすわけではないが、時間と手間をかけて、ちゃんとダシとって、真面目に作る。それを皆でゆっくりと食べる。
やっぱり正しいことをしていると思う。2回目もうまくいったと思う。軌道に乗せて行けそうだ。


久しぶりのまともな在宅、午前中はいろいろ家事をやってしまいたい。
が、ネットサーフィンしていてウゴウゴルーガの動画なんかを見てしまったので、まったくはかどらず。

ウゴウゴルーガ、改めて見てもすごい映像だ。とんがってる。こんなものを毎日作ってるんだから、制作側の人たちには頭が下がる。

当時、部活の朝練で早起きしていたので、初期の一番ぶっとんでいたころから見ていた。眠くてたまらないが、ウゴウゴルーガあるし、って感じに。 皆の話題も、「今日のミカンせいじんは」「まさおが」というものだった。

なんかあの時代の一番最先端、象徴って感じだよな。岡崎京子もからんでたのか。 確かに7時台に移る時の生放送のお祭り騒ぎは、ああ何かが起こっている、というような感覚があった。

DVD欲しくなる。アマゾンで買ってしまおうか。
ルーガちゃんが普通にきれいになってると思ったら、今やグラビアアイドルだか女優だかになってる。びっくりだ。
ウゴウゴ君が普通のフリーターになっているというのも、まんまな感じでとても良い。

「しかと」って知らなかった。遅い時間になって、学校行ってるときの放送かな。 なんだか理系的。こういう映像作れるのってどんな才能あればいいんだろ。

2008/7/27(日)

最近、ほとんど何もしない休日が増えてる気がする。今日もそんな一日で、大した創作もせずに昼寝しているうちに一日が終わっていく。部屋の掃除も、辛うじて自分の部屋を整理した程度、居間や台所には手が回らず。

ただ、みそ汁だけはちゃんと作った。鰹節削って、沸騰の直前で火止めて、いつもはかつぶしそのまま入れっぱなしなのを、ちゃんとザルで濾して。
甘い、落ち着いた、上品な味になった。

2008/7/28(月・代休)

夏の第三回戦もフィールドは海。今回はエンジン付きのプレジャーボート、三浦半島回りの東京湾〜相模湾をうろうろして、釣りしたり泳いだり。 まずは三浦半島の南側、宮川湾の沖合のあたりまで行く。

釣りは相変わらず、ベラやトラギス、ネンブツダイなんかの派手っちいやつはすぐ釣れる。防波堤で釣ってるよりも警戒心が弱いらしく、こいつらはすぐ釣れる。
アジとかメバルとか、もうちょっと料理のしがいのある魚は、どこにいるのやら。

三浦半島の南側、もう外洋である。潜ると、透明度はない。5m先も見えない感じ。東京湾のどんずまりならとにかく、このあたりの海が汚染されてる、とは思わないが、伊豆諸島でみるような青く透明な海とは何が違うんだろう。海水温とか、潮の流れとか水深とか季節とかに関わっているんだろうけど、その仕組みは理解していない。
伊豆、小笠原の青い海が正しく、東京湾のはくだらない海だ、とは思わない。これはこれで正しく、豊饒な海なのだろうとは思うが、もっと透明度高い方が楽しいわな。


クルーザーで沖まで出て、誰もいない海に浮かんでタバコを吸う。
「セレブだよ!」と主張しているが、遭難者に見えなくもない。
まぁ、気持ち良さそうなのは確かだ。

城ヶ島の外側を回って相模湾側へ。平日の相模湾は静かだ。
今日は午後から夕立の予報、早く上がるつもりで、途中上陸はせずに、船の上でテキトーに軽食をとる。が、天候は予報よりも良いようで、大くずれはしなさそう。 むしろ、わりと理想的な天候だ。

周囲が水平線に囲まれた沖合でも海水浴してしまうが、やっぱりうねりもあるし水温もやや冷たい。
じゃあもっと海水浴に適したところ行こうということで、油壷の入り江に船を入れ、海水浴場の沖合で泳ぐ。
ここは楽しかったな。暖かいし、魚もけっこうたくさん見える。ウニなんかもいた。沖合に船泊めて、陸まで泳いで行ったり。

帰り道、トリ山発見。しばらく見ていると、海面が騒がしい。 バシャ、バシャとイワシのたぐいが大型の回遊魚に捕食されている現場に出くわしたようだ。海鳥たちも、やはり小魚食べるために集まってくる。

聞いたことはあるが、鳥山見るのは初めてだ。しばらくルアーぶん投げて、船で追うが、勝手が分からず釣果ゼロ。トローリングのやり方習得しておかなければ。

結局夕方17時くらいに上がるが、いつもどおり長湯して、家に帰るのは21時頃。だいぶ疲れたが、釣ってきたベラとトラギスを塩焼きにする。

脱レンタルの話が出てきた。本当か?とも思うが、彼は決断すると早いからなぁ。
情報集めとかなきゃ。

2008/7/29(火)

今週はミニキッチンのあるホテルに宿泊。
このホテルはエロ放送を無料で流している。見ていても疲れるし、見なくても気になるし、という意味で体に悪い。

が、仕事終わった後に晩飯食える店探して、粉っぽいラーメンばかりもそもそやってるのも詰まらない。自分の食う物は自分で作る喜びの方を優先させたい。

2008/7/30(水)

調味料は不足している。基本的に、社食においてある袋入りドレッシング、醤油、マヨネーズあたりを組み合わせ、そこに端野菜を刻んで混ぜてなんとかする。

調理器具は不足している。大根おろしを作りたかったが、下ろし金はない。 定規と同程度の切れ味を誇る包丁。 電気調理器+テフロンのフライパンのコンビでは、男らしい野菜炒めを作るにはいささか軟弱過ぎる。

でもそんな状況でも。
自分で作る料理を食べるのはいいなぁ。そのへんの工夫のない定食屋よりもずっと自由度が高いし、一人で飲み屋行くよりもずっと落ち着く。

2008/7/31(木)

3日間で、過不足なく食材を使い切る。
インスタントスープを補給したが。

2008/8/1(金)

帰り道、電車に酔った。 すぐに食欲は出てこない。しかし家帰ってもまともな食材ないだろうし、飯食うなら新宿が有利だ。

高層ビルの下、ホームレスたちが呑気に雑魚寝してる隣で一休みし、ラーメンでも食ってくかと店にはいると、一杯1000円もする。 世知辛いぞ世の中。

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