■Back ■Next ■Home

2008/6/21(土)

第一回日本酒研究会開催。
日本酒の素晴らしさを知るということを第一目的として、それに合わせて料理や会場を準備する宴会である。

日本酒のセンセイは父島ユースの重鎮、N総裁。
彼は見かけはとても若く、普段は世代差はまったく感じないが、僕よりもだいぶ年上だ。その年齢だけの経験を積んでいて、日本酒や料理の知識はしっかりと身についている。それを、我々が教わるというコンセプトだ。

今日の日本酒について



○大吟醸 田島:とっても香り高い。
○純米吟醸 義侠
○純米吟醸 初亀
○純米吟醸 天吹:この銘柄だけ原料の米が違って、これは雄町。


確かにお米を発酵させるだけで、このような香り高い飲み物を作ってしまうんだから、すごい文化だ。

4種類とも全然違うんだが、どう違うって言うのは難しいな。 どれが好きっていうのも難しい。どれもおいしい。

好みがどれっていうよりも、役割は違うな、と思う。大吟醸の田島のようにフルーティな香りの高いやつは食前酒の一口目に良さそうだ。義侠は料理を食べながらでも、いろんなものに合う感じがする。

リファレンスとして、料理酒として購入したパック酒も飲み比べてみたが、目指しているところがまったく違う、別ものって感じだ。
確かに、そこらへんのチェーン店の飲み屋で飲み放題の日本酒飲んでるだけでは、日本酒の素晴らしさは分からないだろうし、分かる人がいなければ廃れてしまうかもしれない。

料理の出し方も、かなり贅沢なんじゃないか? 最初の料理が出てから最後のお皿まで、ゆっくりと4時間くらいたっている。 その間、酒を楽しみ、肴を楽しみ、料理したり、会話を楽しんだり、糾弾されたり。


刺し身

刺し身包丁を借りた。すごく良い。
身が柔らかくても、その柔らかいままスパッと切れる。 今までうまく切れなかったのは、包丁のせいだったのか。 前から興味はあったが、近いうちに包丁買うか。いつまでも100円ショップの包丁、Galaxy777使ってるのもなぁ。


はまぐり


僕が作ったのは内蔵料理。
どうしても下品になるが、下品なおいしさはある。
これはこれで日本酒に合う。


〆は湯葉かけごはん
冷やした出汁をかけて、夏らしくさっぱりと。


キャンドルナイト。CO2削減のためには蛍光灯とローソクと、どっちが効率的なのかは分からないが、ローソクの火がほかの物に燃え移ってしまったりするとさらに何やってるんだか分からないが、とりあえず絵的にはローソクの方が格好良い。

ということで、第一回日本酒研究会は、大変にうまくいった。Nさんに感謝。
この計画は、ある程度恒例化しようと思っている。

maricobabylon日記


最近は、文化を積み上げていくということに関心が向かっている。
カメラ会社で朝から晩まで図面かいているのも、写真撮って展覧会開くのも、時間が無い中で日々の生活に関する駄文をアップしていくのも、これまでの人々の経験の蓄積が無いとできないものだし、僕の経験もそういうものにさらに一つ積み上げられれば良いと思ってる。

十年くらい前そうではなかった。いろんな人たちの経験の蓄積よりも、何の前提知識も必要ない、文化的背景に左右されないような、数学とか物理とか、そういう世界に視線が向かっていた。

で、良い文化というのは、それぞれの世代がちゃんと伝承して、進化させて行かねばならないものだと思ってる。時間の経過とともに人間の知識や文化は進化する一方というのは多分間違えで、良い知識を伝えていくには努力が必要だ。 誰かが新技術、新知識を開発しても、後の世代がそれを伝えていかなければ、けっこうすぐに廃れる。

ちょっとちがうかもしれないが、数十年前のカメラの設計思想。当時はモーターが高かっったり無かったりしたので、いろんな機構をいれて、一つの動作で複数のバネをチャージしたりしている。ああいうのを今作れって言われても、不可能だったりすごくコストが高くなったりしてしまうと思う。カメラ作りって言う文化はだいぶ変わって、メカニカルカメラの文化は廃れつつある、というようなのが一例。

それは食べ物のたぐいは文化の最も凝縮されたものといっていいだろう。
人間は本能で食べ物を選んでいる訳では無く、育ってきた習慣で食べ物を選んでいる。漂流ものの小説なんか読むと、異文化の食べ物を受け入れられずに死んでいくような人たちが何割かいる。イクラやカニみそを食べる文化のないところでは、あのおいしい食べ物に何の価値も見いだせずに捨ててしまうという。

というわけで、文化だ。先人たちの経験を知り、そこに自分達で工夫を加えたものをのちの世代に伝えていく。

日本の食文化はすぐれている。日本に生まれたからそう思うのかもしれないが、自分の生まれたところの食事がこんなに豊かなものだというのは誇らしいと思う。
食文化の中でも、最もその土地の文化を濃縮させたものというのがお酒などの発酵食品だろう。 そんなに優れたものなのに、そんなに詳しいわけではない。これはもったいない話だ。

2008/6/22(日)

梅雨らしい、雨の日曜日。
久しぶりに、だらだらとネットサーフィンしたり、自分のHPに手をいれたり。

登山記とか
写真投稿してみたり
動画投稿してみたり。画質けっこう落ちるのね。


先週、相模湾で中途半端にキープして、冷凍させておいたやつを塩焼きにした。 正体不明の南国風な赤い魚(オジサンってこういう魚だったかな?)が、予想を裏切るおいしさでビックリした。

2008/6/23(月)

朝起きて、リュックに着替えやPDAつめて、その上に今週はミニキッチンついてるホテルに泊まろうかと思い、ショウユなんかもつめて出発。
なんだけど、明日は本社で勤務とのこと。今日は日帰り出張になった。
まぁ、良いけど。

2008/6/24(火)

というわけで久しぶりに本来の職場へ通勤だ。朝普通に出社して、昼飯食って、自分の家に帰る。そんなの何カ月振りだろう。

一月ほど前に購入したチャリンコで、朝まともに通勤するのも初めてだ。 やっぱり早い。これなら30分切るのも夢ではない。6月の萌える緑の中を走っていく爽快感。

久しぶりの出社なので、いろいろ雑用がある。その一つが健康診断で、ようやく受けられた。 身長は昨年と変わらず180オーバー、視力はカンが当たって1.0と0.9。実力以上だと思う。ガン検診とか、メタボリックの測定とか増えたみたいだが、そのへんはさすがに大丈夫だろう。

歯科技師の若いお姉さんに自分の歯石見せるのは非常に恥ずかしい。
やっぱり、虫歯になりかけてる歯があるみたいだ。治しに行かなくちゃ。


料理も久しぶりだ。
何かいろいろ、生活を改善していこうと思う。

2008/6/25(水)

2008/6/27(木)

2泊じゃ食材買うのも難しいから、今週も外食生活。来週は自炊するか。


■Back ■Next ■Home