自転車購入。
先週見に来た時に店頭においてあった、GIOSのピュアドロップというやつ。長距離ツーリングに使用できて、いろんな場面に使えるようなやつ、ってところが選択基準だろうか。
イタリアのメーカーで、青いのが格好いい。
今まで乗ってたGIANTのGREAT JOURNEY、いくらでも荷物積み込める農耕馬のような頑丈さが良かったが、車体はけっこう重かった。それにくらべてずいぶん軽いのがうれしい。
購入後家路には向かわず、試し乗り。衝動的に海を目指してみたくなった。 ホラ、例えば背中から羽が生えてきたらさ、どこまで飛べるか試してみたくなるだろ?
軽い。早い。ギヤも今までの調整が狂っていたんできたやつとはちがい、抵抗無く変わる。
タイヤも、ロードレーサー用の細いやつ。抵抗が少なく、グングンスピードが出る
。
とはいえ、やはり体にまだ馴染んでいない。カーブや立ち漕ぎのときなんか、力が真っすぐにかからず、ふらふらする。
損な感じに海まで往復。40kmくらいこいだかな。疲労とともに、だいぶ体に馴染んできた。
最近長いこと同居人の顔見てないなぁと思いながら、甘い白ワインを傾ける土曜の夜。
昨日見た海は河口だか海だかわかんないような、開発されつくした東京の海だったが、今日はもっと本格的な海へ行く。
久々に船の運転。マリンポートコーチヤのイベント、房総半島入港案内講習会というのに参加。
船の免許取ってみたけれども、というところでまず一つ壁がある。クルーザー購入する金なんてないし、そう滅多に船に乗る機会がない。これを解決するのがレンタルボートで、ヤマハが全国展開しているレンタルをやっている。 これ以外にもマリーナが独自にレンタルクラブやっているところもあって、コーチヤのレンタルクラブは大変条件が良く気に入っている。
船借りられるようになったら、次は船で何やるか、どこ行くかというところにも壁はある。
とりあえず沖合をぐるぐる走って、日頃見慣れないような視点から景色を楽しむことはできる。でも波に揺られていれば疲れるし、また出発地点に戻るだけじゃつまらない。どこかへ上陸したくなるが、これが結構難しい。
プレジャーボートを受け入れてくれる港はどこなのか。窓口はどこか。港のどこに泊められるか、っていうようなことが分からない。そもそも、沖からみれば陸地なんて、でかい山の形くらいしか分からない。
で、港の周辺にはたいがい定置網がしかれ、浅瀬があって暗岩が隠れていたりするので、まっすぐ入港してはいけない場合が大部分だ。知らない港には、容易に近づけない。
そんなわけで、こういうイベントがあるのは助かる。
参加者は6、7人。全員、僕の目からみれば年上のおっさんだが、まぁ僕の趣味はそんなのばっかりで、いつもどおりである。
まずは南へ。館山湾を目指す。館山って陸路ならわりと遠いが、船ならばあっさり着くのでお得感がある。大きな湾になっていて、波が静かだ。冬の季節風が吹くとけっこう荒れるらしいが、アンカリングしてだらだら宴会するのに良さそうに見える。
●館山港:でかい港の砂山の前のところに停められるけど町は遠いし、利用価値は低いらしい
●船形港 :館山港の対岸にある小さな港。海からみて右側の防波堤の先っぽの方に停めていいらしい。
●富浦漁港:船形港から、大房岬を回った北側。漁港に電話すると案内してもらえる。バーベキューセットが借りられるとか何とか。
●保田港:後述
●昼食後、ついでに三崎港も行った
昼ごはんは保田漁港のばんやにて。
いくつか漁港をまわったことからも、この港の成功っぷりがよく分かる。
本日の講師であるマリーナのおっちゃんは、結局漁協のトップに立つ人間によるんだよ、と言っていたが、たぶんそういうことなんだろう。
この保田漁協直営の食堂は、ボリュームも良く、ネタも新鮮でおいしい。プレジャーボートの受け入れも積極的にやっている。また来よう、という気になる。
別にプレジャーボートの相手だけしている訳ではなく、大型バスでばんばん客が入ってきている。 体育館のように広い食堂でも、行列ができている。混んではいるが、キャパは大きいので回転はいい。こりゃ儲かっているだろうなぁ。
働いているのは、高校生くらいのやけに若い兄ちゃん姉ちゃんとか、ばあさんとかで、ちょっと普通の食堂とは雰囲気が違う。たぶん漁協に属する漁師の家族が一家総出で働いているのだろう。
いいなぁこういうのって。いい社会だよなぁ。オヤジが船乗って魚とってきて、母ちゃん婆ちゃんは魚捌いて料理して、姉ちゃんは客さばいて子供たちは運んでいく。これだけ忙しいところで働いていれば、幼い顔した髪の毛染めてる兄ちゃんたちも、社会勉強して成長してってる感じがする。
他の漁協ではこういうのできないかっていうと、漁協なんて70過ぎた、それぞれ一国一城の主のじいさんたちで運営しているらしいので、やっぱり難しいんだろうね。新しいことやるっていうのは。
先細りの漁獲量やら後継者問題やらがあったとしても、東京周辺の一次産業っていろんな可能性あると思うんだけどね。
今回の講習会、浦賀までは何で行くか。いつものように第3京浜使って行くのが普通の選択肢だけど、一人であの燃費の悪い車を運転して行くのも気が引ける。駐車場代、高速代、ガソリン代を払うよりも、手元にある10万円の新品自転車の減価償却をねらったほうが良いのではないか、という考えに取つかれてしまった。
海沿いの道を快走するのは、いかにも気持ち良さそうだ。
車で行くにしろ、1時間半はかかる。じゃあ自転車ならどのくらいかかるかと距離を測ってみたら、50km前後。あの自転車なら平均20km/h、1km3分は余裕なので、150分、2時間半見ておけば平気そうだ。
で、実際に走って見たら、やっぱりキッチリ2時間半で着いた。朝は眠く、出発時間に全然余裕がなかったので、かなりタイムトライアル的に。休憩せずに走ったのでさすがに疲れた。
帰りは寄り道しながら。途中、中華街よって糖分補給。
揚げたてのゴマ団子100円。
その他食材購入。
保田で買ったさんま。天日干しの干物は発酵食品っぽい味がするが、発酵食品なんだっけ?
久しぶりに本来の出勤先へ向かった。一カ月ぶりくらいなので、何時に出ればいいとか、体のリズムが覚えていない。
ようやく、たまっていた領収書にハンコ貰えたのは良いが、また慌ただしく外出。加工先の工場へ見学に行ってきた。
現場行ってモノ見てくると、設計者同士でいくら相談しても分からないことが、一瞬でわかる事実がけっこうある。同じ視点の人間が3人集まっても、文殊の知恵は出てきにくい。それよりも、百聞は一見に如かず、だな。
工場は実家と同じ路線にあったので、久しぶりに寄って来ようかと思ったが連絡つかず。
まぁ、家に帰って同居人と一緒にごはんを食べるのも一カ月ぶりくらいなので、それも良い。
今週は台所がついているぎょうざホテルに宿泊。スーパーで買い物して晩飯を作る。
やっぱり調味料は社食のドレッシング利用。かつおの刺し身+中華ドレッシング+マヨネーズ、これが合理的な組み合わせだと知る人は少ないのでは。
ミニキッチンにはIHタイプの調理器がついているが、なぜかあまり火力が強くない。どうも炒めものがうまく作れない。
今日はノー残業デイ。駅前の本屋で立ち読みしたり、買い物したり、日記を更新したり。
火曜日に買った食材、大して補給もせず、3日できれいに使い切った。
出張先の職場で歓迎会やってもらった。ここで働くようになって半年近くになるが。
車社会の人たちは、飲み会やるのも大変そうだ。