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2008/1/6(日)


今年はじめてみる朝日だ。

写真展前の最後の週末。正月休みは結局PCの前に張りついていていたので、撮影に行くなら最後のチャンスだ。
土曜は会社の始業式なので、狙いは限られてくる。日曜夜明けか、日曜夕方~夜か、半日休暇とって月曜の朝か。

素材調達だけでは料理にならない。編集・加工する時間も必要なのだが、その時間がどの程度いるのか、まだ見通しもつかないくらいだ。 当然、撮影は早めに終わらせたほうが良いに決まっている。

深夜に移動して、じゅうぶん結果の残せるところ。
土地勘のあるところじゃないとダメだろう。家から遠くないほうが良い。せいぜい100kmくらいか。狙いを明確にして、やること決めて、現場では機械のように行動する。迷ってても何もできない。

どっか無いかなぁとグーグルマップ眺め、目をつけたのは真鶴岬。海と朝日だ。

帰宅後夕食を作って食べ、支度して23時ごろ出発。朝日の時間まで、おおむね予定どおり行動できた。けっこう眠らなくてもなんとかなるもんなんだな。 明確な見通しの無いままパソコンの前であせってるよりも、実際に星空の下で行動してたほうが気分も進む。やっぱり現場だ。

朝になると、思ったよりも多くの観光客が日ノ出を見に来ていた。
なんか真鶴の雰囲気は好きだ。生きた港町、明るいみかん畑の斜面が。


油断していたら米が無くなっている。こんなときはパスタだ。オーストラリア旅行の土産(食べ残し)のやつに、動画コンテスト景品のイカ墨。冷凍シーフードも混ぜようと思ったら、同居人が知らないうちに使っていたようだ。

2008/1/7(月)


新しい仕事は何担当するのかなと思っていたら、本当にオモチャみたいなキワモノを扱うことになってビックリだ。
慣れない仕事でこれから大変なのかもしれないが、まだ実感ないのでとりあえずは目の前のものを色々楽しんでみることにする。

「安田さんはそういう星の元に生まれたんですね」と、後輩に指摘される。
はは、確かにそうかもね。よし予言しよう。これからも、僕の元には奇妙奇天烈な諸々がいろいろと集まってくるはずだ。

2008/1/8(火)


お土産の魚の練り物。能がきによると、あぶってショウガと醤油なんかがお薦めらしい。
しかし、今は冬の盛りだ。僕が食べたいのは、おでんだ。

となれば、そういう煮込み料理で必要なのは腕よりも時間である。保温鍋の特性を生かして、時間を味方につけるのだ。 というわけで前日の夕食の片付けと同時に料理をはじめる。 貰い物の高級な練り物には、上品な味つけが似合うだろう。何しろ、出汁をちゃんととろう。

ストックしてある、各地の乾物を動員。白馬で買った干し椎茸、五島で買った焼きあご、スーパーで買った日高産の昆布。 上品な味付けというと、醤油よりも塩を強めたほうが良い気がする。小笠原産の塩も投入。あとは酒とかみりんとかでテキトーに。

朝、火にかけ、夕、食べる。
味付けは思いどおり。ストレートにおいしい。 欲を言えば、大根とかもっと味しみこませたいかんじだ。 保温鍋だから、あまりぐちゃぐちゃに柔らかくならないからかな。

2008/1/9(水)


今回のおでんも、多分2日目以降がベストシーズン。なのだがやっぱり、昨日1日でだいぶ食べてしまう。
しかし、おでんには第2の人生がある。新たな仲間たちを新加入させ、より深い味へと進化し、新たな魅力を身につけてもらおう。 大根と練り物追加投入、じゃがいもなんかを加えた。

やっぱり昨日よりも美味しくなったな。これぞおでんの大根、というような芸術的な仕上がりだ。今日は昼から家に居たので、途中何度か火にかけてコトコトやっていたのも良かったのかもしれない。


写真展情報。

そういえば時間を記入するのを忘れていた。

たしか10時半から21時。最終日は片付けのため、もうちょい早く。僕は全日いる予定です。
金曜日は準備してますが、夕方は終わってるかもしれません。遊びに来てくれると嬉しいです。 その他、全日程とも労働力も募集します。販売とか雑用とか、我と思わん方は遊び半分で手伝ってください。

昼も夜もなく作業して、半日休暇まで動員して、ようやく最終形状が見えてきた気がする。立体写真もここにきてようやく表示方法を決めた。方法は色々迷ったが、やっぱりいざというときに頼りになるのは、自分にとって日頃から慣れ親しんだ道具だな。 とはいえ、完成までまだ距離はある。明日の残りの時間で、どこまで仕上げられるだろうか。

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