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2007/10/27(土)

というわけで写真展やります。
年明けの3日間。渋谷、モンベルの5階イベントスペースにて。

都心の一等地借りて、結構大きなスペースで、わりとだいそれたことな気がする。
ちゃんとだいそれたことにするべく、広く告知しなければならない。とりあえずは手持ちのHP、このアクセス数を伸ばす。この機会に、現在の倍くらいにしておきたいところだ。
あらゆる手段を使って、営業していかないとな。

本日は小料理やすだに来客アリ。
夕方買い物へ行こうと思ったが、大雨のために気勢をくじかれる。乏しい食材で対応してしまうことにする。

豚の角煮は作っておいたやつだが、白馬で買ってきた肉厚のしいたけが好評だった。
何ができるんだろう、と思いながら適当に作った蒸しものは、あとで考えればまっとうに茶碗蒸しだ。 茶碗蒸しって僕の苦手料理の一つで、いつも液体かブツブツカタカタのどちらかになってしまうが、今回はうまくいった。
あとはきゅうり切って味噌つけたり、サツマイモ切って焼いたりと、シンプルで手軽なもので皿を稼ぐ。こういう素朴なものが案外おいしかったりする。

ワイン一本開けて、異性と手をつなぐことの是非について論じ合った。
30歳目前だというのに、まぁ、イヤ、何というか、ウーン。

2007/10/28(日)

台風一過の日曜日。物干し台でブタのぬいぐるみが日光浴をしている。
こう空が青いと、せめて三浦半島あたりまで行って夕日でも見てこようと思ったが、買い物行ったくらいで一日が終わった。

2007/10/29(月)

ユダヤ人を、ユダヤ人という理由だけで皆殺しにしようとする。
イスラム教徒を、イスラム教徒というだけで敵だとみなす。

我々人類は、そのような悲しい歴史を持っている。思考を止めて、偏見と感情のみで行動し、どんな非道いことでもやってしまう。人間にはそんな悲しい性質があるらしい。

そろそろここいらで、そんな悲しい非文化的判断は止めようではないか。

ゴキブリを、ゴキブリだというだけで仇敵視する。あるいは、「気持ち悪いから」「あいつら飛ぶんだよ」その程度の理由で、憎み、たたき潰し、根だやしにしようとする。これは、思考を止めた感情的判断である。
気持ち悪いというだけで殺される身にもなってみろってんだ!僕はゴキブリではないが!!

とはいえ、ゴキブリを殺すのが悪いとも思わない。あらゆる生き物は、お互い競争し合うのが正常な姿だ。ゴキブリが我々の生活にとって邪魔であれば、それを排斥しようとする行動はフェアな競争だ。ゴキブリたちは彼ら自身で殺されないように努力すれば、まっとうな生存競争だと言える。(実際ゴキブリたちも、薬品に強い品種が出てきているらしいし)

僕はゴキブリは憎くはないし、見えないところで生活してもらうのはかまわない。しかしあまり家の中をウロウロされると、ちょっとどうかと思う。僕自身の生存競争に影響してくる気もする。

というわけで我が家もホウサンダンゴ導入。

2007/10/30(火)

今月の残業時間が制限一杯になってしまったので、さっさと退社。
何年ぶりかに映画を見ることにする。

映画「自虐の詩」

ご存知大河4コママンガの映画化。

幸江さん役がずいぶん艶っぽかった。
イサオさんは、映画でもずいぶんしゃべらない。目と行動で、男らしさと駄目っぷりがすごく良く分かって好印象。
ごはんがとてもおいしそうな映画だった。

っていうあたりが第一印象。4コマのギャグマンガを映画に翻訳するには、よく噛み砕き、再構成することが求められるのだろうが、その工程にまったく違和感がない。
登場人物も、あぁ実写化するとこうなるんだろうなという感じで、イメージどおり。
熊本さん、あさひ屋のマスター、幸江の両親、かなりそのまんまだ。 ストーリーもマンガをただ単純になぞってはいないが、キレイに重要なエピソードを抑えていると思った。まぁ僕の場合は多少足りないところがあっても自動的に補完してしまうので、マンガを読んでいない人にとっても分かりやすい流れなのかどうかは判断できないが、無理は少ないんじゃないか。

実写になると色んなディティールが表現されて、そこは面白い。
が、マンガの力ってやっぱりすごいと思う。このお話は、かなり悲惨な状況でもその不幸さを認めた上でギャグにしているところがある。マンガでは、4コマの絵柄にデフォルメしているので、悲惨なシーンでもどこかあっけらかんとしており、安心して笑うことができる。或いは、絵柄が単純なぶんだけ、色んな想像をする余地がある。
実写にすると、ちゃぶ台返しなんかもギャグにしてしまって良いのだろうかとか思ってくる。

プロデューサーのブログも面白い。全体的に、愛が感じられる作品だと思った。作品自体のテーマとか、製作者たちの作品に対する愛だとか。

2007/10/31(水)

家の売買契約をした。

契約条項を読んでいくと、こういう場合はこうしますっていうようなのが色々書いてあって、社会勉強になる。
家の購入で動く金額は、個人として支払う額では人生の中で最大規模となるだろう。たかだか数万円でも、人間関係のトラブルになったり、人を殺したりということの原因になり得る。その数千倍の金額なわけだから、ちゃんと決めごとしておいてトラブル無くしましょうというようなことを具現化している。

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