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2007/6/2(土)

3週前は釣りというほどの釣りはしなかったので、ちゃんとした釣りは今年初。
鶴見の富士丸、午後の半日キス釣りに乗船。

釣り場は東京湾の真ん中、中の瀬で、鶴見からは30分くらい。
ずいぶんとアタリが遠かった。軽く投げてサビいて釣ったが、しかけを投げた方向に船が流されていき、釣りずらく、魚がかかる雰囲気が無い。ときおりクラゲだか海草だか非生命体だか判別しにくい水泡がひっかかるくらい。 もしかすると僕は、ものすごく釣りが下手なのではなかろうか。上手でないとは思ってるが、努力した分のおかずくらいは確保したいものだ。
天気は良いが波があり、釣れるどころか船酔いまで始まってくる始末。

客は少なく、右舷側は僕一人。最近はなんとか気合で船酔いも回復できるようになり、左舷側へ移動してみる。マナー違反な気もするが、空いているので大丈夫だろ。
こちら側は家族連れが一組と、おじさんが一人釣っている。おじさんは結構ちょこちょこ釣り上げているので、釣れない状況では無いらしい。 おじさんのまねをして投げるのを止め、足もとを釣りだすとようやく最初の一匹。キス狙いでのまさかのボウズは避けられた。

その後のラスト1時間ではそのパターンでポツポツと拾い、結局はキス4、小さいカレイ1という不満の大きな釣果。キスの型が良いのが救い。なんとかおかず1回分かな。防波堤で釣るのと大して変わらないぞ。
多分、もうちょっと釣れたはずだ。釣り方もそうだが仕掛けやサオと錘のバランスなど、見直しが必要な箇所が多いのではないかと思う。

京浜地区から墨東方面へ車を移動し、友人の引っ越し祝いに参加。
長屋を古民家風にアレンジした、大変素敵なところだ。素晴らしい新生活を期待させる。
その前オーナーはデザイナー関連の仕事をしていて、近所に居を構えており、その家で宴会をやっていた。そちらのお宅も格好良く、隠れ家風の飲み屋、といった感じのカウンターバーになっている。


洗い場が二つあって使いやすい。普通の家には見えない。

お酒とつまみがたくさんあるが、今日は車で来た。飲んで泊まっていくか、飲まずに帰るか、疲れているので判断が下せない。結局飲まなかったが、結論を先伸ばしにしていた結果だと思う。
船酔いの疲れた頭には、インスタントラーメンがおいしかった。

2007/6/3(日)


昨日の貧果

昨日の貧果を天ぷらにした以外は、ほぼ何もしない一日。最近ちょっと疲労があったので、ある程度意識的に。
でもそんな何の行動もしない一日でも、僕の未来にも影響のある何かが、どこかで行なわれているのだろうな、と思った。

前回よりも感動的な味ではない気もするが、やっぱりおいしい江戸前キス。
東京湾の魚を馬鹿にするお前はモグリだ!と主張したい。


カレイの唐揚げ。骨まで食えてうまいが、こうするとどの魚も同じ味になってしまうのが残念ではある。

2007/6/4(月)


近所のスーパーで日曜夜になると良く半額になっているジンギスカンセット。やっぱり買ってしまう。

2007/6/5(火)


はるばる3時間半の道のりを、わざわざ歩いて、同居人の兄弟が訪ねてきた。
手持ちの金がなくなり、借りに来たらしい。

すげえな。
僕ももうちょっと若いうちに、電車賃がなくなるくらいくらいの貧乏をしておくべきだった。 これからでも遅くないかもしれないが。(いや、やっぱり辛いかな。これから電車賃なくなるほどの貧乏が来るとしたら、かなり人生に失敗している状態になってしまう気がする。)

2007/6/6(水)

祖母の家まで、今日は野川ぞいに行った。これが最短経路かもしれない。

…遠くへ行ってしまいたくなる。
寝袋もって。地図を持たず、何日も何日も、先を決めずに。明日を決めずに。
自転車でもカヤックでも歩きでも、自分の知らないところを、静かなところを、ひとりぼっちで、何も考えずに。

立ち読みしたり、くだらぬネットサーフィンしたり、株価みて一喜一憂したり、そうじゃないだろ男の人生は。そんなことに時間を使っている場合じゃない。
しかし現実的には、現在の僕の認識している地図の領域外には、かなり遠くまでいかないと出ることができない。衝動的な行動では届かない。ずいぶんと難しくなったもんだ。
でも何かしらこの衝動は利用しようとは思っている。

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