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2007/4/14(土)

天気予報悪かったので、安心してPCの前に座って引きこもるつもりだった土曜日は、朝からキレイな青空が広がっている。風邪は強いのでカヤックは危ないだろうが、星を見に行くことくらいできたのではと後ろ髪を引かれながら、やっぱりPC作業に時間をかけた。
しかし何だか来客の多い日で、近所に住む後輩がスキャナ借りにきたり、近所に住む友人がタケノコお裾分けに来てくれたり、わりかし社会的な休日となった。

半年前まで住んでいた寮が廃寮になるという。その最後の宴会に呼ばれたので、ぬか漬けと先程もらったタケノコを差し入れに持って、参加してきた。

社会人になって最初の4年間、親許を離れて一人暮らしを始めた場所がこの寮で、大変快適だった。
寮生活って言っても普通に想像するような濃い人間関係が面倒っていうようなことはなく、何人かの友達とたまに挨拶するくらい。実際この宴会の参加者も、半分くらいが初対面だったりする。だからといって完全な一人暮らしとも違い、ご飯のお裾分けしたり無線LAN引いてネットの共有したり、程よい距離間が良かった。

社会人になって同じ会社に勤め続けると、一つ一つの時代の境目を認識しにくくなると思う。それが我々の場合は、自分たちの寮生活の終わりが寮自体の終わりと重なって、オツカレ様でした、アリガトーございました、カンパーイという形で締めくくることになった。
このようにはっきりとした形で閉じられるのは、割と幸福なのではないかと思う。

土曜日は原則としてお風呂には入れない。しかしこの日は管理人のおじさんが特別に準備しておいてくれて、毎日入った大浴場も入り納め。

2007/4/15(日)

先日購入したカヤックを試してみることにした。進水式、ということになる。
友人、同居人連れて、4人で葉山の海岸へ向かった。風はなく、暖かい薄曇りの空。カヤックには申し分ない。

葉山沖の名島、裕次郎灯台というのに上陸できるらしいのでそこに行こうかと構想していたが、乗り組員を交代させながら行くにはちょっと遠いかもしれない。1kmくらい先に、陸続きのような離れ島のような場所に、小さな砂浜がある。とりあえず目指すには丁度良い。

やっぱりずいぶんと早い。岸辺で見送る友人が、みるみるうちに小さくなる。小さな突堤を回って、向こうにあった離れ島にも苦労もなくついてしまう。同乗した友人も、カヤック独特の低い視線から見る海面の広がりにびっくりしているようだ。

組み立てと分解、洗浄はやっぱり手間がかかる。週末ちょっと2、3時間ほどカヤックやるかとなっても、組み立てと洗浄に同じくらいの時間がかかってしまう。ま、しかしこういうのは慣れの問題でずいぶん手早くやれるはずだから、体で手順覚えて、いろいろ工夫して能力高めて行かなければ。そのために買ったのだから。

二人乗りカヤック。会話は風と波音に消され、後ろに座る僕の耳には入りづらいが、僕の声は向こうに届いているのだろう。ケタケタ笑うとその振動が船を通して伝わってくる。一人で自由に漕いでみたいという欲求もあるものの、二人でのんびり漕いでいくのも悪くはない。

久しぶりにおいしい魚が食べたい。マリーナ脇にあるところなら、相模湾のうまいもん出してくれるだろうと思って、佐島マリーナのところにある「はまゆう」へ行く。
何を頼もうか迷ったが、やっぱり差が付くのは刺身だろうと、刺身定食を注文。マグロ、鯛、太刀魚、スズキ?と、地場のおいしいやつが色々出てきて嬉しい。しかし朝食も昼食もまともに取らなかった僕にとっては、量がちょっと物足りなかった。友人が頼んでいたセットの定食を、ちょっとうらやましく感じた。

2007/4/16(月)

ここのところしばらく、結構つまらないところでひっかかっていてなかなか仕事が進まなかったが、今日は本当に久しぶりにまともなデータの測定ができた。
と思ったら途中で被測定物が壊れた。ああ、またデータが無駄になる。

この程度でへこたれるわけにもいかないが、やっぱり疲労感はずっしりと感じる。

2007/4/18(水)

鳥の胸肉、焼いてデミグラスソースかけた。市販のもの使ったので、ややファミレス風の味になる。
友人が持ってきてくれた筍、ぬか漬けにしてみた。これも正解の一つだ。自分の漬けたぬか漬けを肴に、焼酎をチビリちびりとやるのは中々よい時間だ。


茶漬けにする。すごく濃く漬かったきゅうりがグッド。

カヤックの運搬を宅急便で依頼。詐欺なんじゃないかというような驚きの安さ。
これでGWの準備は万端だ。YHも、交通機関も、カヤックも。あとは行くだけだ。

2007/4/19(木)

外出で幕張メッセ。「技術者5000人の集い」という何だかすごいコピーの付いた展示会に行ってきた。

色々なところで、中国人、韓国人らしき人の、訛りのある日本語が飛び交う。
あぁ、追われる立場だ。これまでの努力によって、今のところはメイドインジャパンに優位性がある。だから、向こうがこちらの言葉を学び、我々のノウハウを得ようとしている。 この先はどうなるか分からない。人の来た道を追いつくのは、新しく創っていくことよりも簡単だろうから、彼らもあっという間に追いついてくるだろう。

2007/4/20(金)

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