■Back ■Next ■Home

2006/12/9(土)

式根島旅行の反省会ということで、人を招いた。
近所のスーパーをはしごして魚調達。いなだの大きいのでもあればと思ったが、青物系の大きいのはみつからず。型のいいイトヨリがあったので購入。はじめて食べたが、柔らかい白身の魚。

だらっだらと楽しく飲んで食った。
家でやると、やっぱりのんびりできる。のんびりしすぎて、写真の上映会をやるのを「面倒だから後でやる」とか言っているうちに終電の時間になってしまった、というのが反省会の反省点。

Time flies.
Especially for Drinkers.

2006/12/10(日)

母親の納骨。彼女の実家と、我が家の分に分骨したので2回目になる。とはいえ、我が家は明治あたりにどっかの農村から東京に上ってきた分家のさらに分家の末っ子家族、埋める墓がある訳ではない。すぐに墓を見つけられないので、まずは多摩墓地にある共同の埋葬所(みたま堂というところ)に預かってもらうことになった。
ここがずいぶんと興味深い空間だった。都営(多分)で政教分離が原則だろうから、どこかの宗教に偏るわけにはいかない。しかし荘厳さや厳粛性、清浄感は欲しい。そんな要求を見事に体言した建築物。 ドーム状の建物の内部には、びっくりするほど広い空間がある。薄暗い、その空間の中央には噴水。見上げるとパルテノンのような半球状の天井。イスラム教のようでもあるし、仏教のようでもあるし、キリスト教のようでもあり、都営の博物館のようでもある。
お骨はあちらに収めてありますので、あちらに手を合わせてください、と言われた。そんなものなのか。

実家でごはん。父親が海鮮丼を造り、姉がサラダ作って僕は炒め物作った。

受験を控えたいとこが訪ねてきたので、大学のときにやっておくと良さそうなことなんかをぽつぽつと話した。
自分が受験生のときには、どんな大学受けて何勉強すれば良いかなんて全然分からなかった。受験が終わって、自分の後輩に合格体験談みたいなものを話す機会があったが、そのときも全然分からなかった。
今でも大して分かるわけではないが、大学行くとどういう勉強して、どんな人生につながっていくか、当時よりは情報がある。高校生のころの自分が漠然と求めていた情報を持っている気がする。

深夜、自宅に帰って出発の支度。

2006/12/11-12

僕の会社には年に一度、5連休をとる制度がある。とることを奨励されるが、目的がないと休暇取得を先延ばしにして、年末に慌てて取る。そんなケースは多い。それは格好悪い、避けようと思っていたのだがそうなってしまった。

ま、それは良い。やりたいことならたくさんあるし行きたい所もたくさんある。天気さえ良ければ。
最初は2週前にとるつもりだったのだが、天気予報が悪かったので延期した。季節の変わり目のため、悪いというより、あてにならなかった。
今週も天候は悪そうだ。が、今日の夜は貴重な晴間が期待できる。

この休暇の第一候補は、伊豆諸島をはしごして星と海を題材にした写真を撮ることだ。が、今夜は南の海上の前線が近づいてくるらしい。ならば伊豆諸島行くと曇ってしまいそうで、明日からもあまり期待できない。
ではもっと晴れそうな他のところへ行こう。南海上が悪いのだから、北へ行けば良い。東北道方面だ。 このあたりの知識は少ないので、急遽地図を買ってきて一夜漬けで目的地を探す。素晴らしい景色で、冬でもアクセス可能、日が昇ってから家を出ても日暮れまでに到着できるところ。

そんな観点で見つけたのは、奥日光、中禅寺湖の湖畔にある半月山。頂上直下まで車道が走っているが、この季節は通行禁止。湖畔から歩いていけば2時間程度。
釣り人にとっての心得、あるいはこの前雪山を登るものにとっての心得にも載っていたが、出発前の計画というのは非常に重要だ。 それで8割がた決まると書いてあるが、その通りだと思う。一夜漬けで作った計画だが、ま、想像できる。大丈夫だろう。

朝決定して支度、出発。首都高の軽い渋滞を抜けたら、東北道は早い。14時ごろ奥日光、車をとめてうっすらとざらめのように固まった雪の上を2時間、予定どおり日暮れ前に目的地の展望台到着。
このあたりは積雪は少ないが、冷え込む。対岸の男体山が大きい。もうちょっと雪が多いほうが、写真としては見栄えがしそうだ。 日付が変わるころまでは星も良く見えたが、次第に曇った。北へ向かったのは多分正しい選択だったと思う。


誰もいない日光。多分2ヶ月も前は人で埋め尽くされていたのだろうけど。
このままどこかへ流れて連泊という手もあるが、やっぱり冬の野営は消耗する。電池も体も。天気もパッとしないし、ひとまず退却。帰りは、ほんのちょっと前に一雨降った形跡のある関越道を使った。

2006/12/3

あ、晴れてる。今朝伊豆諸島にいれば、きれいな空を拝めそうだった。なんか悔しいぞ。
とはいえ一昨日の時点では伊豆諸島まで行くのはリスキーな予報だったのでしかたがない。 空気も天気図も、何だか春のようだ。暖かくて安定しない。

横浜方面へ所用を果たしに行った。引っ越し前にやっておけばもっと楽だったろうが、まぁ良い。大倉山、中華街、山手とサイクリング。ノンストップにダイレクトに移動できる自転車のほうが、電車と徒歩に比べて効率的に移動できる、と僕は思っている。わりかし長距離こいだと思う。

チャーハン作るのは久しぶりだ。10年振りくらいだ。10年前は毎日作っていた。 当時はバイトで作っていたので、味付けを自分でやる経験は少ない。が、鍋を振るのはずいぶんと経験がある。 炒め物をやるのは楽しいな。

2006/12/14(水)

あと4日、何ができるか。
遠くまで行くか。山行くか海行くか島行くか引きこもるか。自転車で行くか18切符で行くか車で行くか歩いていくか。
釣りするか写真撮るかHPと写真の整理するかプログラミングに没頭するか。

やっぱり重要なのは天気だ。予報はやっぱりすっきりせず、今晩は確実に雨。だが波と風はないので釣りはできる。明日の夜は、もしかしたら晴れそう。乾燥した空気が、日本列島に来そうな気配。
それならば。明日の夜に賭ける。甲信地方の内陸部へ行ったほうが晴天は確実だが、当初の希望どおり伊豆諸島を目指す。今夜の船で利島へ行こう。

今日は買い物。先日買ったスキャナが調子悪いので、新宿のサービスセンターへ持っていって見てもらった。基盤不良ということで、その場で丸ごと新品と交換という、某S社のような見事な対応。
不良率なんて1%以下のはずだが、それが僕のところに来たのは幸なのか不幸なのか。
中古カメラ屋を物色。買おうかどうか迷っている。

ひとり宴会。
雨の東京湾と村上春樹「ノルウェイの森」がつまみ。

2006/12/15-16

利島。伊豆諸島の大島と新島の間に位置する。人口は300人ほど、野営禁止。
僕のいでたちは明らかにこれから野営する者にしか見えないだろう。同じく野営禁止の御蔵島では、朝便できても宿取っていないと昼便で帰されてしまうという話をきいたことがある。今回も民宿泊まったってかまわないが、僕は一晩中星見ているつもりだ。民宿にとまる必要が無い。 徹夜で星を見ているのは野営に入るや否や、などとガキくさい議論をふっかけようにも、誰に言ったら良いのかはよくわからない。 テントも立てないし、ごみ出さなければかまわないだろうと勝手に大目に見てもらうことにする。

日暮れまでは釣りでもしてようと思っていたが、桟橋にはだれもいない。まぁ冬だし、平日だし、人口300人の島だし、無理も無い。が、初めて来た場所で一人で釣りしても勝手が分からないし、ここは波に弱くて有名な島、安全面でもちょっと嫌だ。釣りは明日にしよう。


島中すべて椿林。椿油の生産量は全国一とのこと。まだ盛期ではないが、ごくまれに咲いているのもあった。
伊予のミカン畑のように、椿運搬用の索道が走っている。

集落の反対、島の南側にある公園に移動。
誰もこない芝生の上で小説を読む。


島の最高峰、宮塚山。魚眼レンズで見なくても、地球が丸く見える。

「女心と秋の空」というように、天気と女心はうつり変わりやすいものの代表としてあげられる。
女心のほうは詳しく知らないが、天気は確実に、どんどん変わっていく。だいたいは僕にとって都合の良いほうに変わる。 30分も前は星空はだめかもしれないなと思っていたが、夕暮れとともに雲が消えていく。 期待している。


夜半に向かって空はきれいに晴れていった。ふたご座流星群に属するであろう流れ星もけっこう見えた。が、晴は一晩中続かず。薄い雲が出始め、写真が撮りにくくなっていく。 竹芝桟橋に飾ってもらえるような写真を撮りたかったが、やや納得のいかない結果となった。


富士山でけえ。毎回毎回見るたびに思うが、富士山でけえ。

集落へ戻り、買い物をして、(雑貨屋が1,2軒あり。土産は売っていなかった)桟橋で釣り。 釣りに関しては、風が強くて寒かったということしか書くことが無い。


さすがに土曜の船はガラガラ。しかし横浜から東京へ向かって、非常にたくさんの人が乗ってきたのにはびっくりした。確かに夜景きれいだし、クルーズとしては破格の値段だが、この区間で乗る人いたのか。

家に帰ると、友達が遊びに来ていて夕食の準備をしていたので手伝った。
今日も豪華な夕食。

■Back ■Next ■Home